2025年12月20日

Gファンタジー・1月号感想

本日はGファンタジーの感想を書きました。

12月上旬に抽選で当たったSwitch2が届き、娘のテスト期間が終わるのを待って開封しました。
データ移行したりいろいろ初期設定を終えて娘は「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」の続きをプレイし始めたのですが、同時にスマホでニンテンドーアプリを入れてゼルダと連携したら、コログの場所を教えてくれるとか、特定の場所でゼルダ姫が思い出を話してくれるとか、その他諸々いろいろな機能がついていて、その機能を私がプレイしていたときに欲しかったな、と心から思いました。
スマホで攻略ページのコログ位置を確認しながらコログを捜したものでしたが、今は公式アプリがやってくれる、という。
自力でやりたい人はアプリ連携しなければいいので、その辺りのさじ加減も上手いな、と感じました。

では、Gファンタジーの総評です。
面白かったのは、黒執事、メイデーア転生物語、四百四鬼、など。
今月も雑誌薄めでしたが、新連載が順次投入されているので何とかなりそう感はありました。

今月からの新連載1作目「イケメンすぎます棗さん」。
読み切りからの連載昇格作品で、格好いい系女子と幼馴染の男子の恋愛ものでした。
割とストレートな少女漫画系恋愛ものではありますが、高校が舞台の作品が多い中での舞台が大学ですし、内容的にも他の作品との被りもないので、どうにかすれば化ける可能性もあるのかな、という気はしました。
しばらくは様子見です。

新連載2作目「魔法科高校の劣等生 急転編」。
現在連載されているインベージョン編直後の話ということで、インベージョン編のネタバレがあったりもしましたが、作画は安定のきたうみつなさんですし、連載していく分には問題ないかと思います。
コミックス全3巻くらいになるかと思います。

では、ここから全作品感想です。
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2025年12月15日

ガンガン・1月号感想

本日はガンガンの感想を書きました。

では、さっそく総評です。
面白かったのは、黄泉のツガイ、裏世界ピクニック、恋と呼ぶにはささやかですが、など。
ちょっと雑誌が薄い感じがしたのが残念でした。

今月からの新連載「魔女の終活帳」。
読み切りからの連載昇格作品で、未練を残したまま死ぬと厄災になってしまう魔女が、未練を残さないために魔力のない少年と終活の旅に出る、という話でした。
内容的に、魔物が聖剣を体内に取り込んでその力を利用できるってちょっとおかしくない?、とか、主人公の父親が旅の許可をあっさり出しすぎるとか、【そういうもの】として脳内処理するには引っかかりがあるというか納得できない、という設定がいくつかありました。
さすがに、勇者の妹が偽物だと指摘しなかったことについては説明がありましたが、連載初回からこういう引っかかりが出る作品って後々設定破綻する場合もあったりするので、今後がちょっと心配になりました。

では、ここから全作品感想です。
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2025年12月08日

ゲームレビュー追加

気がつけば2年くらい簡易版レビューを書いていなかったので、まとめて書いていきます。
「MINERVAのお部屋・アーカイブ」の方にも追加しておきました。
なお、「大神 絶景版」など、元はPS3のソフトだけどプレイしたのはPS4のDL版、みたいなソフトはあくまでプレイしたハードでレビューすることにしているので、レビューはPS4の場所に掲載してあります。

「ASTRAL CHAIN(アストラルチェイン)」
プラチナゲームス・A・RPG
★ ★ ★
キメラと呼ばれる異界からの侵略者によって滅亡の危機に瀕している人類を守るため、キメラと戦う組織に属する人々の話。
アクションの肝となるのは主人公が従えるレギオンと呼ばれる魔獣との連携。主人公とレギオンは鎖によって繋がれていて、その鎖で敵を拘束したり、お互いの場所に飛べたりするので、今までに体験したことのない戦いが楽しめる。
グラフィックもきれいで、キャラデザからの再現性など、素晴らしかった。
ストーリーは所々でエヴァを感じさせる部分が出てきたり、最後がきれいに終わっていなかったりするので、ちょっと微妙だった。
やり込み要素は数多く用意されているが、かなりわかりにくい場所にアイテムが置いてあったりするので、コンプするとなるときつい。
ただクリアするだけなら難易度変更もできるので、そこまで難しくはない。

「アナザーコード リコレクション」
任天堂・ADV
★ ★
DS「アナザーコード 2つの記憶」Wii「アナザーコード:R 記憶の扉」の2作品をSwitchでプレイできるように謎解きを変更してセットにした作品。
「2つの記憶」は1つの屋敷が舞台で、進むために謎解きをしている感じがしてよかったのだが、「記憶の扉」はキャンプ場が舞台で、単純にミニゲームをさせられている感じが強くなっていて残念だった。
ストーリーに関しては、話として整合性は取れているものの、「2つの記憶」は黒幕が誰なのかがわかりやすすぎるのがマイナス、「記憶の扉」は都合のいいことが多すぎたのがマイナスだった。
特に驚くような展開もなく、全体的に普通だった印象。

「UNTIL DAWN -惨劇の山荘-」
スーパーマッシブゲームズ・ADV
★ ★ ★
とある雪山の別荘で一晩過ごすことになった男女8人が、謎の殺人鬼に追われつつ、朝まで生き残ることを目指す。
8人の生死によってエンディングパターンが変わり、全部で256種類あるとのことだが、それぞれのキャラが生きているか死んでいるか、生きていた場合は対象キャラの好感度によってセリフが変わるくらいの違いなので、そこまでパターンが多いとは感じなかった。
ゲーム中はいろんなキャラを操作していくことになるが、おおよそ1~2人で行動することが多く、後半になるに連れ集団でいた方がいいのに分かれて行動する場面が多いことが気になった。
また、ゲーム中はとにかくプレイヤーを驚かしてくる演出が多いので、苦手な人は避けた方がいい。
およそ10時間くらいで1周クリアできるので、試しに1周だけプレイしてみるくらいがいいかも。

「岩倉アリア」
MAGES.・ADV
★ ★
1966年の東京を舞台にしたサスペンスアドベンチャー。
とあるお屋敷に住み込みで働くことになった少女・壱子とお屋敷に住む少女・岩倉アリアの交流から岩倉家に隠された謎が次第に明らかになっていく。
基本的には選択肢で分岐するオーソドックスなADV。
バッドエンドもあるが、ノーマルエンド的なものもそれなりに用意されていたのはよかった。
ストーリーを一通り読んだだけではわかりにくい部分もあるので、クリア後はネットの考察サイトを見ること推奨。個人的には、悪くはないけれど……という感じ。
全体的にストーリーは百合感強めなので、苦手な人は注意が必要。
絵は全体的に油絵調で非常にきれいだった。

「大神 絶景版」
カプコン・A・RPG
★ ★ ★ ★ ★
太陽の神・アマテラスとなって世界を救う話なのだが、最初に示される目標「ヤマタノオロチを倒す」というのを成し遂げた後も続いていくストーリーには感心しきりだった。日本の神話だけでなく、数々のおとぎ話の設定が盛り込まれていて、これぞ和風RPGだな、と感じた。
クリアするだけならそこまできついアクションは求められないが、このゲームの固有アクション・筆しらべに慣れるまでは結構きつかった。しかし、筆しらべを使ったこのゲームだけの独自アクションは本当に素晴らしかった。
マップの中に大量に宝箱が隠されていたりするので、寄り道も楽しかった。

「ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団」
日本一ソフトウェア・RPG
★ ★ ★ ★
「ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団」の続編。
キャラメイク、オートマッピング式のダンジョンの探索、戦闘システムなどは前作を踏襲しつつ正当進化させた内容となっているが、覚えなければならないことが膨大にあるのは相変わらずで、最初の10時間くらいはチュートリアルだと思った方がいい。
戦闘バランスは改善されているが、表ボスを倒すために数時間はレベル上げをしなければならなかったり、裏ボスが地下ダンジョン3651階にいるなど、極端に時間がかかる部分もあった。
ストーリーは前作よりもわかりにくく、胸糞な展開もあったが、最後の最後で心に染みる展開が用意されているのはさすがといったところ。

「キャサリン・フルボディ」
アトラス・ADV+PZL
★ ★ ★
長年付き合っている彼女に結婚を迫られている男が、ある夜たまたま知り合った女と浮気をしてしまい、その日から悪夢にうなされるようになり、その悪夢の中でプレイヤーはひたすら上を目指すブロックパズルを解いていくことになる。
長年付き合っている彼女、浮気相手、記憶喪失の子の3人のキャサリンと交流の中でパラメータが変化し、エンディングが分岐する。
1周目は非常に楽しくプレイできるが、周回してもゲーム展開はあまり変化せず、選択肢毎に振り分けられているポイントによってエンディングが分岐するので、全エンディングを見るのは結構大変。
パズルの難易度は結構高めだが、難易度によってストーリーに影響が出ることはなく、難易度変更すればオートを利用することも出来るので、パズルが苦手でもストーリーを楽しむためにプレイできる。

「祇(くにつがみ)」
カプコン・ACT+SLG
★ ★ ★
人のせいで穢れてしまった山を浄化するため、巫女を守りつつ各ステージに設置された鳥居を目指していく。
様々な能力を持った村人をステージに配置して戦いの準備をする昼パート、少しずつ進んでいく巫女を戦いながら守る夜パートに分かれている。
難易度としては、難易度変更できない割にアクションが苦手な人にはちょっと難しめになっている。ただ、陰陽師が使えるようになれば真エンドまでどうにか辿り着ける。
作中ではほぼセリフがなく、雰囲気で話を察していく必要があるため、真エンドを見た後は考察ページなどでストーリーを補完すること推奨。

「グノーシア」
プチデポット・ADV
★ ★ ★ ★ ★
宇宙船内で発生した人殺しウイルスに感染した人を船員の中で多数決で選び、コールドスリープさせていく人狼ゲーム。
1回のゲームを1ループとして、何十回もループを繰り返すことによって話の真相が見えてくる、という作りになっている。
下手にキャラボイスがついていないので、ゲーム自体は非常にサクサク進められる上、人狼ゲームとしてかなり自由な立ち回りが出来るので、純粋に1人用の人狼ゲームとしても楽しめる。
ストーリーも非常によくできているので、少しでも気になったらプレイすることをお勧めする。

「殺人探偵ジャック・ザ・リッパー」
日本一ソフトウェア・ADV
★ ★
選択肢によって主人公が探偵か殺人鬼のどちらかになり、事件を解決していく。
なお、タイトルに「探偵」と入っているものの推理する部分はなく、探偵らしい選択をするのか、殺人鬼らしい選択をするのか、で全てが決まるようになっている。
また、バッドエンドがいくつか用意されていて、そこに辿り着くとバッドエンド回避のためのおまけストーリーが出てくる。
探偵ルートと殺人鬼ルートは8割程度共通しているので、話のボリュームは控えめ。
システムは最低限備えていなければならないものはついているが、細かいところが気になってイライラすることもあった。
声に関しては正直言ってほぼ全員棒読み。何人か聞けないことはないレベルの人はいるが、結構酷い。
立ち絵を安易に反転させているせいでストーリー的に矛盾が出てきたりもするし、設定もちょっと納得できない部分多めで、いろいろ微妙だった。

「シルバー2425」
日本一ソフトウェア・ADV
★ ★ ★
PS「シルバー事件」「シルバー事件25区」がセットになった作品。
「シルバー事件」に関しては操作がかなり独特で、慣れるまでにちょっと時間がかかった。
ただ、ストーリーに関しては、ハードボイルドな世界観、特有なセリフ回し、濃いキャラなど、引き付けられる要素が多くて楽しめた。
「シルバー事件25区」は本編クリアまでならいいのだが、最後の最後で真エンドを見るために8時間くらい単純作業を繰り返さなければいけないので、それは本当にきつかった。
話は割と難解で、脳をフル回転させないといけない感じはあったが、面白かった。

「ゼノブレイドクロス ディフィニティブエディション」
モノリスソフト・RPG
★ ★ ★ ★
「ゼノブレイド」シリーズの外伝で、Wii版の内容に最終章が追加され、キッチリ話が完結するところまで持って行っている。
謎の異星人の侵略によって地球を追われた人類が、2年の放浪の末に辿り着いた惑星を開拓していく。
オープンワールドの広大な惑星を少しずつ開拓していくのは純粋に楽しく、用意されているクエストも膨大にあるので、150時間くらいずっと遊べる。
メインストーリーがそこまで長くないこと、追加された最終章が結構突飛もない展開になっていることを踏まえると、そこが合わない人はいるかもしれない。
戦闘はドールを手に入れる前と後とで難易度がかなり変わる。ドールがないと敵が硬すぎるし、ドールがあると戦闘が数秒で終わることもよくある。この差がもっと少なければ、とは思った。

「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」
任天堂・A・RPG
★ ★ ★ ★ ★
上記作品の続編。
オープンワールドで自由に探索できる世界観をそのままに、今作では空と地下世界が追加されており、より長く遊べるようになっている。
基本的に地上マップは前作と同じだが、細かいところがいろいろ変わっているので、使い回し感はない。
ストーリーは1000年前に存在した古代文明の話となっていて、前作の設定と混在しないようになっているのは素晴らしいと感じた。
300時間くらいは軽く遊べる。

「黄昏に潜む梟と、明け方の昴」
エンターグラム・NOV
★ ★
とある学園のクリスマスパーティの直前、担任教師と親友が殺され、犯人が別の親友だと知らされる。
その事件を追うビジュアルノベル。
選択肢が一切なく、本編と番外編の2本の話が収録されているだけで、総プレイ時間は5時間もかからない。
話としてほんのプロローグ部分が描かれているだけなので、1つの事件は解決するものの大きな謎は残ったままになる。
ただ、シナリオそのものの出来は割と良く、主人公とヒロインの演技もいいので、最低評価とはしなかった。

「伊達鍵は眠らない From:AIソムニウムファイル」
スパイク・チュンソフト・ADV
★ ★
「AIソムニウムファイル」シリーズの外伝。
外伝ということでソフトの値段が安めでプレイ時間も20時間程度と短め。
前作までの説明はそれなりにあるが、キャラとストーリーを知っている前提で話が進むので、いきなりこのソフトをプレイするのには向いていない。また、脱出ゲームが盛り込まれている関係でソムニウム世界の攻略部分が少なくなっている。
前作をプレイしている人ならそれなりに楽しめるが、キャラや背景がほぼ流用されているなど、全体的にはやや物足りない印象だった。

「超探偵事件簿 レインコード」
スパイク・チュンソフト・ADV
★ ★ ★
超探偵と呼ばれる特殊能力を持った探偵たちが事件を解決していく。
「ダンガンロンパ」シリーズの制作陣によるミステリ作品ということで、個性強めのキャラ、ストーリーの最後の謎解きやどんでん返しは素晴らしかった。
反面、犯人を捜していく過程はどこかしら「ダンガンロンパ」の二番煎じ的な雰囲気があった。
また、全編通じてとにかくロードが長く、画面が切り替わる度に常に20~30秒、ラスボスとの最終対決時は1分以上待たされたりした。これが常にストレスとして付きまとってきた。
ロードがもっと短ければ、もう少し評価が高かった。

「DYSCRONIA:CHRONOS ALTERNATE Definitive Edition(ディスクロニア:クロノスオルタネイト ディフィニティブエディション)」
イザナギゲームス・ADV
★ ★
過去を改変できる能力を持った主人公が、能力を駆使して殺人事件を解決したり、都市の謎を解明したりしていく。
元々PSVR専用ソフトとして発売された3部作に追加ストーリーを加えてをSwitchでもプレイできるようにした作品ということで、基本的に一人称視点でダッシュなども出来ないため、ゲームテンポは悪い。画面切り替えの度に長めのロードが入るので、そこもテンポを悪くしている。
序盤の殺人事件を解決する部分は難易度低めで、やり応えがなかった。
終盤は謎解きが主体になるものの、過去を改変してもそこまで都合よく現在が変わるものなのかな?、と思うことが度々あり、いろいろと都合の良さを感じてしまった。
ストーリーは悪くはないのだが、登場人物がかなり限られているため、話の幅が狭いと感じた。

「東京サイコデミック」
GRAVITY・ADV
★ ★ ★
正式タイトルは「東京サイコデミック 公安調査庁特別事象科学情報分析室 特殊捜査事件簿」。
公安から持ち込まれる怪奇現象が関連しているかもしれない事件を、民間組織の立場で様々な科学分析によって調べていく。
科学捜査として、防犯カメラで特定の人物を追いかけたり、音声解析で加工を見抜いたりする部分は本当に捜査しているようで、非常に面白かった。ただ、使用される写真などは2Dイラストなのに防犯カメラは実写なので、この写真とこの人が同一人物なの?、と感じることはよくあった。
ストーリーに関しては、本作が「貞子3D」の続編という位置づけのためか、キャラの掘り下げがほとんどなく、話もきれいに完結していない。長大な話の一部分を切り取った場所を見せられた感じがした。
クリアまで10時間ちょっととボリュームも少なく、残念だった。

「ドキドキ文芸部プラス!」
チーム・サルバト・ADV
★ ★ ★ ★
文芸部に入部した主人公が部員の好みに合わせた詩を作って交流していく話……に見せかけておいて、1周目の最後にとんでもない展開が待ち構えている。
それ以降もかなりショッキングな展開があり、見た目と内容のギャップがいい意味でものすごくあった。
惜しむらくは、絵がそこまで上手くないことと、PCでプレイすることを前提とした作りなので、ゲーム専用ハードでプレイすると、最終展開の謎解きが用意されたもののように見えてしまうこと。
驚きを求めるなら、間違いなくプレイした方がいい作品。

「HARVESTELLA(ハーヴェステラ)」
スクウェア・エニックス・RPG
★ ★ ★ ★
農業で自給自足の生活を送りつつ、ダンジョンを攻略していく。
ゲーム内では常に時間が経過しており、活動時間は6~22時くらいまでで、それ以降はステータスが落ちて最後は寝落ちしてしまうため、少しずつ少しずつダンジョンを攻略していくことになる。しかし、ダンジョンにはショートカットルートが用意されており、攻略期限がないので、自分のペースで進められる。
季節毎に変わる農作物の収穫も楽しく、釣り・料理・採集・工作なども楽しめる。
ストーリーもしっかり作り込まれており、想像の上を行く謎解きには素直に感心した。
唯一気になった点は戦闘で、一見アクションRPGに見えるが、実際はコマンド式RPGに近く、基本的に避けられるのは敵の大技くらいで、回避不能の攻撃もたくさんあるし、パリィなどもない。また、一部の敵が主人公を執拗に追いかけ回すため、味方に攻撃を任せて逃げ回ることも出来ない。その代わり、キッチリレベルを上げればクリアできるようにはなっている。

「白昼夢の青写真」
Laplactian・ADV
★ ★ ★ ★ ★
謎の施設で3つの夢を並行して見る青年と少女。なぜそうなっているのか、ということが次第に明かされていく。
ヒロインは全部で4人いるが、4人の関連性は今までに見たことのないもので、そういう作り方があるのか、と感心した。
冒頭のプロローグで、ある少女の人生を読み聞かせる青年が出てくるが、なせ青年がそんなことをしているのか、がわかったときの感動はここ数年感じた中で最高だった。
グラフィックもきれいで、声優さんたちの演技も素晴らしかった。

「バディミッションBOND」
任天堂・ADV
★ ★ ★ ★ ★
会話と選択肢でストーリーが進むことを基本としつつ、捜査マップで手掛かりを集め、潜入ミッションをこなして事件を解決していく。
本編のみであればそこまで長いストーリーではないが、サブストーリーが豊富に用意されていたり、各話2周分楽しめるような作りになっているのに加え、1話分クリアすればすぐにやり直しが出来るようになっているなど、かゆい所に手が届く作りになっていた。
QTEにちょっと癖がある、3Dの出来があまりよくないというのはあるが、2Dはキャラデザの村田雄介さんのテイストが存分に発揮されているし、真エンドまでのストーリーもかなりよかった。

「VEYONETTA(ベヨネッタ)」
セガ・ACT
★ ★ ★
自らが魔女であること以外のほとんどの記憶を失くした女性・ベヨネッタが天使と戦いつつ自らの出生や魔女についての謎を追っていく。
様々なアクションコマンドが用意されていて、基本的にはそれを駆使して敵を倒していくが、難易度を下げればボタン連打で様々なアクションを楽しみつつ進められる。
クリア時間は1周10時間程度で、難易度を上げつつ何周もするようなゲーム性ということもあり、トロコン難易度は高め。
ストーリーは世界観に関する部分がやや難解ではあったが、主人公周りの部分は王道で楽しめた。

「ペルソナ3 リロード」
アトラス・RPG
★ ★ ★ ★
PS2「ペルソナ3」のリメイク作品。あくまでPS2版のリメイクなので、PSP「P3P」のように主人公の性別を選ぶことは出来ない。
「ペルソナ2」とはガラッとシステムを変えてきていて、主人公以外は扱えるペルソナが1体だけになっていたり、カレンダーの導入で行動回数に制限がついていたりするが、学生生活とダンジョン攻略を同時並行で行っていく楽しさがあった。
戦闘はスタイリッシュで、メニュー表示から何から何まで格好いいな、と感じた。
唯一、街などで話しかけられない人がマネキンのように一切動かないオブジェと化していたのは気になった。
ストーリーは最終盤までオーソドックスだけど割と面白いな、と思っていたが、結末自体はちょっと受け入れられなかった。

「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」
アトラス・RPG
★ ★ ★ ★
上記作品の続編で、時間軸としては前作から2年後の世界になっている。
システムは前作を踏襲したもので、それに様々な付加要素が加わった感じになっていた。
ダンジョンでネットワークを通じて他の人からサポートしてもらうことができるせいか、全体的な難易度はノーマルでもちょっときつめで、終盤になるまでSP不足と金欠に悩まされた。
ストーリーは田舎の町で発生した殺人事件を追っていくというもので、常に緊迫感があってよかった。
キャラ同士の掛け合いも楽しく、結末にも納得できた。

「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」
アトラス・RPG
★ ★ ★ ★
上記作品の続編だが、今作は年代が曖昧にされていて、ストーリー上前作との繋がりはなくなっている。
舞台が都会になったことで、移動できる場所が多くなり、自由行動に割ける時間も多めになっていたことで、そこまで苦労しなくても数多くのイベントをこなすことができたのはありがたかった。
様々なDLCを駆使することで難易度は低めになり、今作では非常にお金が貯まりやすくなってくれていたおかげで、ペルソナの作成もスムーズだった。
反面、前作との差別化のためか、敵は憎たらしいキャラ多め、味方はウジウジ悩むキャラ多めになっていて、全体的なキャラに対する好感度は低かった。
ストーリーも全てが円満に終わるハッピーエンドではないのは一長一短あった。

「void tRrLM();//(ボイド・テラリウム)」
日本一ソフトウェア・A・RPG
★ ★ ★
ローグライクゲームで、機械の暴走によって滅んだ世界で、唯一生き残った女の子の世話をしつつダンジョンを探索していく。
ダンジョンで死んだ場合、レベルは1に戻るものの、女の子を世話する過程で能力値に下駄を履かせられるようになるので、コツコツプレイしていればクリアすることは可能。ただ、中盤の難易度がやや高めなので、そこで足止めを喰らうこともある。
全体を通してややボリューム不足な感じはあるが、ストーリーはかなりしっかりしていて、ダンジョンを探索する理由や死んだときにレベルが1に戻る理由など、世界観に沿った説明があってよかった。

「魔女と百騎兵Revival」
日本一ソフトウェア・A・RPG
★ ★ ★
沼の魔女の兵としてダンジョンを探索していく。
序盤は力押しで進んでいけるが、中盤くらいから難易度がかなり高めになっていく。
覚えなければいけないシステムが山ほどあり、的確に攻撃・回避していかないといけなくなる。特にエンディングが分岐する辺りから敵の強さが劇的に上がるので、進めるのに苦労する。
また、最終盤になるまで話がどこに向かっているのかがぼんやりとしているので、難易度と相まって投げ出してしまう人もいるのではないか?、とすら感じる。
しかしながら、最終盤でそれまでのことが様々な伏線になっていたことがわかってくると、一気に話に引き込まれる。
プレイするなら真エンディングまでやる覚悟で。

「METAPHOR:REFANTAZIO(メタファーリファンタジオ)」
アトラス・RPG
★ ★ ★ ★
ペルソナ3~5を制作したスタッフによる新規RPG。
システムはペルソナシリーズに酷似しているので、ペルソナのシステムを使った異世界の物語だと思った方がいい。ただ、戦闘は先制・回避・弱点による優位性が非常に高く作られているので、戦略性が高くなっていてよかった。
ストーリーは王道で、中盤くらいまでの盛り上がり方はよかったが、後半がやや尻すぼみだった印象。
最終盤まで自由行動の回数がさほど多くなく、より一本道が強調された作りだったのは残念。

「ユニコーンオーバーロード」
アトラス・SLG
★ ★ ★ ★
部下の反乱によって国を追われた王子が仲間を集めて国を取り戻していく。
システムに関しては全てにおいて完璧で、こうだったらよかったのに、と思うことは全くなかった。
戦闘は最大5人の小隊を8組編成して行うことになるが、全て飛行ユニットにするなど極端なことも出来るし、万能型のユニットがいないのでそれぞれの部隊に長所と短所が出来るのがよかった。
戦闘もユニット毎にいろんなモーションが用意されていてヌルヌル動くし、戦闘が長いと感じたらスキップも出来るので、ストレスを感じることがなかった。
キャラ毎のサブストーリーも大量に用意されているし、主人公の相手を選ぶのも自由で、とにかくやり込みの多さと自由度の高さは素晴らしかった。
反面、ストーリーは非常にオーソドックスで、「ファイアーエムブレム 紋章の謎」と似ている部分が結構あると感じた。ストーリーにもっと捻りがあれば、と思えて、そこだけが残念。

「LOOP8」
マーベラス・ADV+RPG

主人公が引越し先の田舎の町で1983年の8月の1ヶ月をループしつつ、町に潜む人外生物と戦う話。
日常パートで町の人たちと会話をして好感度を上げつつ、非日常パートで敵と戦う、というのを繰り返していくことになるのだが、非日常パートで戦闘に連れて行けるキャラが限られていたり、戦闘が異様にもっさりした作りになっていたり、雑魚戦がほぼ意味をなしていなかったりして、RPG部分は褒められる部分がなかった。
ストーリーは日本神話を一通り知っていることを前提に作られているようで、日本神話の中での人間関係を知らないと話について行けない。
また、ループすることを前提にしているにもかかわらず、セリフの既読スキップがなく、同じ会話を何度も見ることになったり、重要な会話をスキップさせてしまうこともあった。
設定自体はちゃんと作られていると思うのだが、ストーリーとシステムの親和性が最悪で、ストーリーに入り込めなかった。


差し替え

「ゼノブレイド3」
モノリスソフト・RPG
★ ★ ★ ★
上記作品の続編。
人の寿命が10年しかなく、2つの大国が終わらぬ戦いをしている世界が舞台。
物語の終盤で前2作との関係が明らかになるので、前2作をプレイしていることが前提の話になっている。
ただ、集大成という割には話の規模が前2作よりも小さめで残念。
また、全編通してムービーが非常に多く、2時間程度イベントが止まらないこともあるので、プレイするならしっかり時間を確保しないといけない。
システムは1と2のいいとこ取りをしていて、より扱いやすいものになっている。
DLC「新たなる未来」は1と2を知っている人に向けた作りになっていて、1と2でおなじみのキャラが出てきたり、思い出を語ったりするので、全作品プレイしている人ならプレイしておくべき内容になっている。

「テイルズ オブ アライズ」
バンダイナムコ・RPG
★ ★ ★ ★
テイルズシリーズ25周年記念作品。
プラットフォームがPS4以上になったことで、フィールド上から戦闘までデフォルメキャラではなくキャラデザ通りの7頭身3Dキャラが動き回り、エフェクトもかなり派手になっているのに処理落ちしない、というシステム周りは素晴らしい出来具合だった。
反面ストーリーは王道の範囲内のもので、細かく設定されているようで雑なところもあったのは残念だった。
全体的に恋愛要素が前面に押し出されているので、今までのシリーズとはまた違った雰囲気があった。
やり込み要素はそこまで多くないので、少し頑張ればトロコンも十分可能。
定価分くらいは十分遊べる。
DLC「ビヨンドザドーン」は本編終了時から1年後の話で、本編終了時からエンディングの間の出来事を補完する内容になっている。
新規ダンジョンは少なく、基本的には戦闘も本編の使い回しなので、純粋にストーリーを楽しみたい人向け。
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2025年12月04日

伊達鍵は眠らない From:AIソムニウムファイル・クリア

「AIソムニウムファイル」シリーズが割と好きなので、今作も発売日に買って早々にプレイしました。
ただ、販売価格が定価で約5000円だったので、これはあまり長いゲームではないのだろうな、とは思っていました。
また、タイトルからして外伝的な話なのだろうな、と。
ついでに、ゲームクリアは発売日から1ヶ月後くらいだったのですが、発売から1ヶ月半でDL版が60%OFFセールになっていたのは結構ショックでした。

それで実際プレイしてみると、クリア後のやり込み含めてプレイ時間はおおよそ20時間だったのですが、思っていたよりも長かったな、と感じました。
おまけ要素のアナザーエンドとかノベルのボリュームがそれなりにありました。
その代わり、本作は脱出ゲームが組み込まれていたので、ソムニウム世界の攻略が3ヶ所とかなり少なめでした。

また、本作は新規描き下ろしの背景、キャラが極端に少なく、おそらくそれが低価格につながっているのだろうな、と感じました。
メインどころの味方キャラは一通り出てきていたので、これまでのシリーズをプレイしていた身としては割と楽しくプレイできました。しかしながら、全ての既存キャラのことを知っている前提で話が進むので、いきなりこのソフトをプレイするのはちょっときついかな、とも思いました。
割と丁寧にキャラ紹介をしてくれるデータファイルがありますし、作中で補足説明も出ては来るのですが、詳細はシリーズ作をプレイしないとわからない部分だったり核心に触れる部分だったりするので説明できない感じでしたし。

ただ、内容的には外伝的な話として結構楽しめましたし、脱出ゲームやソムニウム世界の攻略も難易度が変更出来て攻略ページなしでもクリアできるようになっていて、理不尽な攻略方法もなかったので、その辺りのバランス調整はやっぱり上手いな、と感じました。

なお、どこの攻略サイトを見ても「普通にプレイしていれば埋まる」と記されている「豆知識」について、どうしても2ヶ所見つからなくて困っていたのですが、エピローグでちゃんと話しかけていない人だったりセリフだったりがあったせいで埋まっていませんでした。
下から数えて3~4番目の「豆知識」が埋まっていなかったら、エピローグをくまなく探せば埋まります。

また、ボスの部屋の全項目調べについては、調べられる場所が前々作をそのまま流用しているので、前々作の攻略ページを見てどうにかなりました。

攻略の参考になれば。

では、ここからネタバレありの感想です。
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2025年12月01日

ゼロサム・1月号感想

本日はゼロサムの感想を書きました。

では、さっそく総評です。
面白かったのは、ボクラノキセキ、神作家・紫式部のありえない日々、復讐は合法的に、など。
今月はも雑誌が厚くて読み応えがありました。

「祝福のチェスカ」の2巻が発売されて、ジュンク堂本店にまた特設コーナー出来ているんだろうなぁ……と思って行ってみたら、案の定コーナーがありました。
作者の色紙も飾られていたので、作者公認みたいな感じなのかな、と。
また、2巻の帯を萩尾望都さんが書いていて、これは結構すごいことなのでは?、と思ったりもしました。
なお、2巻の作者コメントで、人気が出なかったら2巻で終わる予定だったと書いてあったので、やはり大量に投入された新連載陣は基本的に2巻終了だと思っておいた方がいいのかな、と感じました。アンケートでも売り上げでも、何かしら引っかかれば続投もあり得るけど、基本は全2巻なのだと。
最初から全2巻想定で描いている作品もありそうです。

今月号の新刊紹介ページを見ていたとき、よねやませつこさんの名前が出てきてちょっとビックリしました。
大分絵の印象が変わっていて、絵を見ただけではよねやませつこさんだとはわかりませんでした。
私が知っているのは16年くらい前の「収拾体質」の辺りなので、それだけ見ていなかったらそりゃ変わるか……とも思うわけですが、同時に宮本福助さんの絵は変わらないなぁ、というのも見たりもして、いろいろだよなぁ、と思ったりも。

では、ここから全作品感想です。
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