ふざけている感じがなく、ものすごく真剣な演技している佐藤二朗さんをCMで見て、この映画が観てみたいな、と思って観に行きました。
福田雄一監督作品以外での佐藤二朗さんをあまり見たことがなかった、というのもあり。
行ったときはもう公開3週目だったので、劇場は3~4割埋まっているくらいでしたが、3週目でこれだけ人が入っているなら十分ヒットしているのだろうな、と感じました。
上映時間はトータル150分あってかなりの長丁場でしたが、そこまで長いとは感じませんでした。
映画の大半は取調室の会話劇だったのですが、会話のテンポがいいのと、セリフにいい感じの緩急がついていて、ずっと引きつけられていました。
目当てだった佐藤二朗さんの演技については想像以上で、スズキタゴサクのいい意味で人をイラっとさせるしゃべり方だとか、人の心を飲み込んでいく感じとか、これは多分日本アカデミー賞の助演男優賞を取るだろうな、と思えるくらい素晴らしいものでした。
反面、主演の山田裕貴さんは、決して演技として間違っているわけではないし十分上手いのですが、取調室でスズキタゴサクと同レベルだったかなと考えると、ちょっと劣っていたのかな、と感じてしまいました。
むしろ、要所要所で重大ヒントを出してくれる染谷将太さんが演じる等々力の方が存在感があったように感じたくらいで。
この感覚は「凶悪」のときと少し似ていて、あのときも主演の山田孝之さんは十分上手いのだけど、助演のピエール瀧さんが圧倒的で少し見劣りしてしまうな、と感じていました。
それでも、すごく面白い作品だったので、映画館で見る価値はあると思います。
では、ここからネタバレありの感想です。
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2025年11月19日
2025年02月07日
劇場版「遺書、公開。」・観てきました
原作が好きで、映画化が発表されたときに原作者の陽さんが割と好意的なコメントを出していたので、これはファンなら観に行くべきだな、と思って観に行くことにしました。
また、高校が舞台の作品である種デスゲーム的なシチュエーションの作品の場合、若い俳優さんが多い分、たまにとんでもない才能の人が出てきたりすることがあるので、個人的には青田買い的な意味合いもありました。
古くは「バトルロワイアル」の柴咲コウさんとか、「人狼ゲーム ビーストサイド」の土屋太鳳さんとか、ドラマ版ですが「賭ケグルイ」の矢本悠馬さんとか、その作品を見るまで名前を知らなかったけど、今後出てくるだろうなぁ、みたいな。
それで観に行くことにしたわけですが、実際に予約を取る前まで、公開館数はせいぜい100館くらいだろうから近くの映画館で上映あるのかな、くらいに考えていたのが、ふたを開けたら344館というのを見て結構ビックリしました。
「アンダーニンジャ」の山崎賢人さんみたいな超有名俳優さんが出ているわけでもなく、原作の知名度もそこまであるわけでもないのに344館とは思い切ったな、と感じました。
それで実際映画館に行ってみて、平日の午前中というまず人が集まらない時間帯ではあったのですが、30人くらいは入っていて、この映画館にしては入っている方だな、という印象でした。
男女比は7:3くらいで男性多め、年代は若めで私が最年長なのではないかな、くらいの感じでした。
まずネタバレなしの感想になりますが、1番凄いと思ったのは脚本でした。
鈴木おさむさんが引退直前に手掛けたとのことですが、原作9巻分をギュッとまとめて破綻なく仕上げていて、よくここまできれいに出来たものだな、と感心しました。
クラスの人数は担任含めて24人に減らされていたのですが、映画を観る前までは遺書を公開するのはせいぜい10人くらいで他はダイジェストにするんじゃないかな、と思っていたのが、全員キッチリ公開していて、それぞれ見せ場がありつつダイジェストにならずやり切っていて、こんなことが出来るんだ、と。
エピソードは原作通りではなくいくつか前後していましたが、それもそれでいい流れになっていて、エピソードのピックアップの仕方とかグループ分けが上手いなぁ、と思いました。
それで俳優さんたちの演技なのですが、全体的に演技が大きいな、と感じる部分が多かったです。
爪痕を残そうとかそういうのではなく、そういう演技指導だったと思いますし、それによって相対的に大人しい系キャラの存在が際立つというのはありましたが、序盤はちょっと演技がうるさいかなぁ、と感じました。
その中で演技が上手かったな、と感じた俳優さんたちは以下の通りの感じでした。
敬称略で書きます。
吉野北人(池永)……主演なので普通に上手かったです。
志田彩良(廿日市)…主演相当なので普通に上手かったです。
宮世琉弥(千蔭)……作中で1番上手いと感じました。抑えた演技と激しい部分の落差がよかったです。
堀未央奈(姫山)……原作再現という意味合いでは1番だったと感じました。まんま姫山だな、と。
楽駆(山根)…………屋上でタバコを吸うシーンで、煙がちゃんと姫山にかからないようにしているところとか細かくていいな、と感じました。
兼光ほのか(谷地)…演技が大きい人たちの中で、ある種限界突破していて、ここまでやってくれるなら文句はないレベルで突き抜けていてよかったです。
中でも宮世琉弥さんは他の作品でもここ最近結構見かけるので、多分これからも頻繁に見るようになる気がします。
では、ここからネタバレありの感想です。
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また、高校が舞台の作品である種デスゲーム的なシチュエーションの作品の場合、若い俳優さんが多い分、たまにとんでもない才能の人が出てきたりすることがあるので、個人的には青田買い的な意味合いもありました。
古くは「バトルロワイアル」の柴咲コウさんとか、「人狼ゲーム ビーストサイド」の土屋太鳳さんとか、ドラマ版ですが「賭ケグルイ」の矢本悠馬さんとか、その作品を見るまで名前を知らなかったけど、今後出てくるだろうなぁ、みたいな。
それで観に行くことにしたわけですが、実際に予約を取る前まで、公開館数はせいぜい100館くらいだろうから近くの映画館で上映あるのかな、くらいに考えていたのが、ふたを開けたら344館というのを見て結構ビックリしました。
「アンダーニンジャ」の山崎賢人さんみたいな超有名俳優さんが出ているわけでもなく、原作の知名度もそこまであるわけでもないのに344館とは思い切ったな、と感じました。
それで実際映画館に行ってみて、平日の午前中というまず人が集まらない時間帯ではあったのですが、30人くらいは入っていて、この映画館にしては入っている方だな、という印象でした。
男女比は7:3くらいで男性多め、年代は若めで私が最年長なのではないかな、くらいの感じでした。
まずネタバレなしの感想になりますが、1番凄いと思ったのは脚本でした。
鈴木おさむさんが引退直前に手掛けたとのことですが、原作9巻分をギュッとまとめて破綻なく仕上げていて、よくここまできれいに出来たものだな、と感心しました。
クラスの人数は担任含めて24人に減らされていたのですが、映画を観る前までは遺書を公開するのはせいぜい10人くらいで他はダイジェストにするんじゃないかな、と思っていたのが、全員キッチリ公開していて、それぞれ見せ場がありつつダイジェストにならずやり切っていて、こんなことが出来るんだ、と。
エピソードは原作通りではなくいくつか前後していましたが、それもそれでいい流れになっていて、エピソードのピックアップの仕方とかグループ分けが上手いなぁ、と思いました。
それで俳優さんたちの演技なのですが、全体的に演技が大きいな、と感じる部分が多かったです。
爪痕を残そうとかそういうのではなく、そういう演技指導だったと思いますし、それによって相対的に大人しい系キャラの存在が際立つというのはありましたが、序盤はちょっと演技がうるさいかなぁ、と感じました。
その中で演技が上手かったな、と感じた俳優さんたちは以下の通りの感じでした。
敬称略で書きます。
吉野北人(池永)……主演なので普通に上手かったです。
志田彩良(廿日市)…主演相当なので普通に上手かったです。
宮世琉弥(千蔭)……作中で1番上手いと感じました。抑えた演技と激しい部分の落差がよかったです。
堀未央奈(姫山)……原作再現という意味合いでは1番だったと感じました。まんま姫山だな、と。
楽駆(山根)…………屋上でタバコを吸うシーンで、煙がちゃんと姫山にかからないようにしているところとか細かくていいな、と感じました。
兼光ほのか(谷地)…演技が大きい人たちの中で、ある種限界突破していて、ここまでやってくれるなら文句はないレベルで突き抜けていてよかったです。
中でも宮世琉弥さんは他の作品でもここ最近結構見かけるので、多分これからも頻繁に見るようになる気がします。
では、ここからネタバレありの感想です。
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2025年01月23日
劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク・観てきました
事の発端は約1年前、受験が終わったらやりたいアプリゲームがあるという娘の要望に応えたこと、でした。
そのゲームが「プロジェクトセカイ」で、そこから娘が結構ハマって、私にも一緒にプレイしてほしいと散々言ってきていたので、まぁ音ゲーのアプリはプレイしたことなかったし、面白そうだからプイしてみるかな、と思って昨年の5月くらいからプレイし始めました。
そのゲームの劇場版が公開されるということで、来場特典もあるから絶対に観に行きたいと娘にせがまれ、時期的にも定期テストに被っていないし、タイミングとしては悪くない、ということで一緒に観に行きました。
とにかくゲームをプレイしている年齢層として小中高生の未成年女子が圧倒的に多いというのは知っていたので、日曜日の昼に行ったらグッズ売り場が大変なことになると思ったので、日曜の早朝に観に行きました。
……という風に考える人が多かったのか、劇場としては半分くらい埋まっている中で母と娘で観に来ている、という人が圧倒的に多かったです。男女割合は2:8で女子が圧倒的に多かったですが、若い男性も結構いました。
まずネタバレのないところからの感想ですが、完全に一見さんお断りの内容でした。
初音ミクは知っているから観てみよう、くらいの感覚で行くと、全体の1割も話が理解できない上に楽しくないと思われます。
ゲームとして「プロジェクトセカイ」を少なくとも2ヶ月くらいやり込み、進級前のストーリーを読破し、6人のバーチャルシンガーと20人のキャラの顔と名前と関係性を全て把握した上で観ないといけないです。
というのも、作中で人間関係の説明は一切ないですし、各キャラが何を目的に音楽活動をしているのかなども含めて、全て知っている前提で話が進むからです。
でも、わかった上で観てみると、細部まで非常に作り込まれていて(具体的にはネタバレありのところで)、よくぞここまでゲームと映画それぞれの制作チームで摺り合わせしたものだな、と感心しきりでした。
原作がある作品の劇場版となると、どこかしらで原作との相違点で違和感を持ってしまうことがよくありますし、劇場版だけの主役級オリキャラがいたりするものなのですが、この作品で登場するオリキャラは違うセカイのミクのみで、他のキャラはモブに近い扱いだったりして、その辺りのさじ加減が上手かったです。
また、ゲームのコンセプトでもある、全てのユニット・キャラの間に格差をつけないというのもしっかり踏襲されていて、若干レオニが出番多めかなというのはありましたが、全てのユニット、キャラがほぼ平等に出てきていました。
劇場版ともなるとどれかのユニットにスポットが当たりがちになりそうなところを、本当にうまく調整したと感じました。
そして、終盤のライブシーンのクオリティがものすごく高かったのもよかったです。
エンディングロールでライブシーンのみ別注で作っていたとわかったのですが、もうヌルヌル動きまくっていて、これを見るだけでも劇場に来た価値あったな、と感じました。
3DCGを使っていないので、通常シーンはどうしても角度的にちょっと顔がおかしく見えるとかはあったのですが、ライブシーンはもう別格でした。
ゲームをプレイしている人なら是非に、と勧められる作品でした。
では、ここからネタバレありの感想です。
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そのゲームが「プロジェクトセカイ」で、そこから娘が結構ハマって、私にも一緒にプレイしてほしいと散々言ってきていたので、まぁ音ゲーのアプリはプレイしたことなかったし、面白そうだからプイしてみるかな、と思って昨年の5月くらいからプレイし始めました。
そのゲームの劇場版が公開されるということで、来場特典もあるから絶対に観に行きたいと娘にせがまれ、時期的にも定期テストに被っていないし、タイミングとしては悪くない、ということで一緒に観に行きました。
とにかくゲームをプレイしている年齢層として小中高生の未成年女子が圧倒的に多いというのは知っていたので、日曜日の昼に行ったらグッズ売り場が大変なことになると思ったので、日曜の早朝に観に行きました。
……という風に考える人が多かったのか、劇場としては半分くらい埋まっている中で母と娘で観に来ている、という人が圧倒的に多かったです。男女割合は2:8で女子が圧倒的に多かったですが、若い男性も結構いました。
まずネタバレのないところからの感想ですが、完全に一見さんお断りの内容でした。
初音ミクは知っているから観てみよう、くらいの感覚で行くと、全体の1割も話が理解できない上に楽しくないと思われます。
ゲームとして「プロジェクトセカイ」を少なくとも2ヶ月くらいやり込み、進級前のストーリーを読破し、6人のバーチャルシンガーと20人のキャラの顔と名前と関係性を全て把握した上で観ないといけないです。
というのも、作中で人間関係の説明は一切ないですし、各キャラが何を目的に音楽活動をしているのかなども含めて、全て知っている前提で話が進むからです。
でも、わかった上で観てみると、細部まで非常に作り込まれていて(具体的にはネタバレありのところで)、よくぞここまでゲームと映画それぞれの制作チームで摺り合わせしたものだな、と感心しきりでした。
原作がある作品の劇場版となると、どこかしらで原作との相違点で違和感を持ってしまうことがよくありますし、劇場版だけの主役級オリキャラがいたりするものなのですが、この作品で登場するオリキャラは違うセカイのミクのみで、他のキャラはモブに近い扱いだったりして、その辺りのさじ加減が上手かったです。
また、ゲームのコンセプトでもある、全てのユニット・キャラの間に格差をつけないというのもしっかり踏襲されていて、若干レオニが出番多めかなというのはありましたが、全てのユニット、キャラがほぼ平等に出てきていました。
劇場版ともなるとどれかのユニットにスポットが当たりがちになりそうなところを、本当にうまく調整したと感じました。
そして、終盤のライブシーンのクオリティがものすごく高かったのもよかったです。
エンディングロールでライブシーンのみ別注で作っていたとわかったのですが、もうヌルヌル動きまくっていて、これを見るだけでも劇場に来た価値あったな、と感じました。
3DCGを使っていないので、通常シーンはどうしても角度的にちょっと顔がおかしく見えるとかはあったのですが、ライブシーンはもう別格でした。
ゲームをプレイしている人なら是非に、と勧められる作品でした。
では、ここからネタバレありの感想です。
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2024年12月18日
劇場版「はたらく細胞」観てきました
原作は読んでいないけどアニメは全話視聴済み、という状態で観に行きました。
公開初日の午前中、という人が集まりにくい時間帯に行ったのですが、劇場の1/3くらいは埋まっていて、結構観に来る人がいるのだな、と感じました。
アニメ版は体に起こる様々な事象(アレルギー反応、擦過傷など)に細胞がどう対応しているのか、というのを単発で見せていくものが多かったですが、映画になるとそこを上手く組み合わせていて一つの大きな流れにしていて、この構成機すごいな、と素直に感じました。
1人の健康的な女子高生の体内と、健康診断で要再検査項目が山のようにある不摂生の塊みたいな中年男性の差を見せてくれるところとか、アニメ版になかった演出もかなりよかったです。
また、全体的にアクションシーンがかなり多めで、ここまでワイヤーアクションとか肉弾戦を見せてくれる作品ってあまりないのではないかな、と感じました。
あくまで体内の状況を擬人化しているだけなので人間らしく動く必要はない、とのことで、かなり派手めな演出になっていたことにも納得できました。
笑えるところはそこまで多くなかったものの、話はかなりしっかりした作りで、「はたらく細胞」という作品を2時間の映画にきれいに落とし込んでいました。
事前知識がなくても気軽に見られる内容でもありますし、何も考えずに楽しむことが出来ました。
ここからは、ネタバレありの感想です。続きを読む
公開初日の午前中、という人が集まりにくい時間帯に行ったのですが、劇場の1/3くらいは埋まっていて、結構観に来る人がいるのだな、と感じました。
アニメ版は体に起こる様々な事象(アレルギー反応、擦過傷など)に細胞がどう対応しているのか、というのを単発で見せていくものが多かったですが、映画になるとそこを上手く組み合わせていて一つの大きな流れにしていて、この構成機すごいな、と素直に感じました。
1人の健康的な女子高生の体内と、健康診断で要再検査項目が山のようにある不摂生の塊みたいな中年男性の差を見せてくれるところとか、アニメ版になかった演出もかなりよかったです。
また、全体的にアクションシーンがかなり多めで、ここまでワイヤーアクションとか肉弾戦を見せてくれる作品ってあまりないのではないかな、と感じました。
あくまで体内の状況を擬人化しているだけなので人間らしく動く必要はない、とのことで、かなり派手めな演出になっていたことにも納得できました。
笑えるところはそこまで多くなかったものの、話はかなりしっかりした作りで、「はたらく細胞」という作品を2時間の映画にきれいに落とし込んでいました。
事前知識がなくても気軽に見られる内容でもありますし、何も考えずに楽しむことが出来ました。
ここからは、ネタバレありの感想です。続きを読む
2024年09月08日
ラストマイル・観てきました
ドラマの「アンナチュラル」と「MIU404」と同じ世界線の話で、両ドラマの登場人物も出るとなったら観ないわけにはいかない、と思って観に行きました。
本当は初日に行きたかったのですが、諸般の事情で断念し、公開後約10日で観に行くことになりました。
いつもなら映画は夫とか娘と観に行くのですが、今作についてはドラマが好きすぎて、何一つ批判されたくない、という理由で1人で観に行きました。
観に行ったのは平日の朝一の時間帯だったのですが、意外と50人くらいは人がいて、この時間帯でこれだけ集まるんだ、とちょっとビックリしました。
ストーリーは、東京某所にある巨大物流倉庫(おそらくモデルはア○ゾン)から出荷された荷物に爆弾が仕掛けられていることがわかる、というところからスタート。しかもその数は12個。警察は全出荷を止めようとするも、企業側としては出荷を止めたら大損害なので(ブラックフライデーのためにいつもより出荷量が増えている)、なんとか全荷物検査をできる環境を整えて出荷を続行しようと努力し、その間にどうにか犯人を捜し出す、という流れでした。
とにかく全編に渡ってずっと緊迫感があるので、話が中だるみすることもなく、飽きずに見ていられました。
「アンナチュラル」のメンバーは爆破事件の被害者の検死を行うところで活躍し、「MIU404」のメンバーは爆破事件の初動捜査を担当するところで話に絡んでくるので、思っていたよりもその存在が本編に組み込まれている感じになっていました。
伏線の張り方と回収の仕方も素晴らしく、何気ないセリフが伏線になっていたというものが多数あり、気付いた伏線よりも気付かなかった伏線の方が多くて楽しめました。
物流についても何となくは知っていたものの、知らなかったことも多々あって、何気なくポチっている通販商品はもっとまとめて注文しようとか不在にならないようにしようとか、そんな気持ちになりました。
作中に物流の世界の闇が上手く取り込まれていたように感じました。
パンフレットには、当初の脚本には人材派遣の問題も入れ込まれていたものの時間の問題で全面カットとなったとあったのですが、人材派遣の闇も確かにありそうな感じではありました。
唯一の欠点は、やはり「アンナチュラル」と「MIU404」を知らないと100%は楽しめないだろうな、ということ。2つのドラマを見ていて、この人物はこういう性格なんだっていうのを知っていないと、多分話の中でちょっと浮いて見えるのではないかな、と感じました。
ただ、2つのドラマを知っていると、チラッとその存在が作中で匂わされた部分で大興奮ですし、顔見せ程度ではなくわりとガッツリ本編に関わっていたところでも再び大興奮で、すごく楽しめました。
すべてひっくるめて、ここ15年くらいで見た実写映画の中で1番面白かったな、と感じました。
では、ここからネタバレありの感想です。続きを読む
本当は初日に行きたかったのですが、諸般の事情で断念し、公開後約10日で観に行くことになりました。
いつもなら映画は夫とか娘と観に行くのですが、今作についてはドラマが好きすぎて、何一つ批判されたくない、という理由で1人で観に行きました。
観に行ったのは平日の朝一の時間帯だったのですが、意外と50人くらいは人がいて、この時間帯でこれだけ集まるんだ、とちょっとビックリしました。
ストーリーは、東京某所にある巨大物流倉庫(おそらくモデルはア○ゾン)から出荷された荷物に爆弾が仕掛けられていることがわかる、というところからスタート。しかもその数は12個。警察は全出荷を止めようとするも、企業側としては出荷を止めたら大損害なので(ブラックフライデーのためにいつもより出荷量が増えている)、なんとか全荷物検査をできる環境を整えて出荷を続行しようと努力し、その間にどうにか犯人を捜し出す、という流れでした。
とにかく全編に渡ってずっと緊迫感があるので、話が中だるみすることもなく、飽きずに見ていられました。
「アンナチュラル」のメンバーは爆破事件の被害者の検死を行うところで活躍し、「MIU404」のメンバーは爆破事件の初動捜査を担当するところで話に絡んでくるので、思っていたよりもその存在が本編に組み込まれている感じになっていました。
伏線の張り方と回収の仕方も素晴らしく、何気ないセリフが伏線になっていたというものが多数あり、気付いた伏線よりも気付かなかった伏線の方が多くて楽しめました。
物流についても何となくは知っていたものの、知らなかったことも多々あって、何気なくポチっている通販商品はもっとまとめて注文しようとか不在にならないようにしようとか、そんな気持ちになりました。
作中に物流の世界の闇が上手く取り込まれていたように感じました。
パンフレットには、当初の脚本には人材派遣の問題も入れ込まれていたものの時間の問題で全面カットとなったとあったのですが、人材派遣の闇も確かにありそうな感じではありました。
唯一の欠点は、やはり「アンナチュラル」と「MIU404」を知らないと100%は楽しめないだろうな、ということ。2つのドラマを見ていて、この人物はこういう性格なんだっていうのを知っていないと、多分話の中でちょっと浮いて見えるのではないかな、と感じました。
ただ、2つのドラマを知っていると、チラッとその存在が作中で匂わされた部分で大興奮ですし、顔見せ程度ではなくわりとガッツリ本編に関わっていたところでも再び大興奮で、すごく楽しめました。
すべてひっくるめて、ここ15年くらいで見た実写映画の中で1番面白かったな、と感じました。
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