2006年08月24日

風の大陸・完結

※本日の日記はどす黒い部分があるので、嫌いな方は見ない方がよいかと思います。
「風の大陸」のファンだという方は特に。

 

足掛け10年読んでいた「風の大陸」がこのほど完結して、最終巻を先ほど読み終わりました。
ここまで来るのが本っっっっっっっっっ当に長くて、読み終わってまず思ったのが、
「もうこの本の続きを買わなくていい&読まなくていいんだ。」
でした。

ゲームはよっぽどのことがない限りエンディングを見てから評価する、漫画は少なくともお金を出して買ったものに対して評価する、というのと同列にある自分の中の定義に、続きものの小説・漫画を買い始めたら何があっても最終巻まで買う、というのがあります。
で、風の大陸に関してはそれが裏目に出た作品の代表格でした。

以前ブログ形式にする前の日記で書きましたが、この作品は少なくとも太陽帝国編に入るまではすごく面白いと思っていました。文庫にすると9巻くらいまでです。
でも、ここからが長かった。
太陽帝国編は実に文庫で15巻。その2/3はなくてもいいだろう、というエピソード。
「一定の人気を確立してしまうといくらでも話を長く出来る特権」がこれでもか、というほど発動していました。
作者はキャラが勝手に動いているからそれを追っていくだけ、と書いていましたが、ある程度作者でキャラの尻をたたかないといつまでたっても終わらないのでは、と常々思っていました。

その後、さすがに人気の低迷と長すぎる話に待ったがかかったのか、ローダビア編は文庫にして3冊(最終巻が厚いので4冊分くらい)で完結まで持っていっていて、これはかなりの駆け足展開でした。
太陽帝国編が5巻、ローダビア編も5巻くらいだったら、まだこの作品を好きでいられたかも、と思っています。

でもまあ、終わり方は悪くなかったです。
置き去りのままの伏線もありましたが、一応ある程度の伏線は回収していましたし、それなりに納得できる終わり方でした。
本当、これをせめて5年前に読めていたら……と思えて仕方ありません。

以下、ネタバレありの感想です。
この下は更にどす黒いので、この時点で我慢ならないと思った方は読まないことをお勧めします。

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posted by minerva at 23:51| Comment(21) | TrackBack(0) | 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする