2024年09月04日

東京サイコデミック・クリア

「殺人探偵ジャック・ザ・リッパー」が推理ゲームとしてもADVとしてもいまひとつだったので、満足感を得るために推理ゲームを続けてプレイしてみよう、と思ってプレイしてみることにしました。

正式なタイトルは「東京サイコデミック 公安調査庁特別事象科学情報分析室 特殊捜査事件簿」で、主人公は公安から謎な事件の調査を依頼される探偵なのですが、最序盤では登場人物の設定等々がほぼ語られることなく、いきなり資料渡されて、この事件調べてね、となって、よくわからないけどとりあえず指示通りやるか……みたいな感じになっていました。

それで、渡された資料を基に事件を調べることになるのですが、この捜査自体はかなり楽しかったです。
実写と絵が融合した作りになっているのですが、防犯カメラの中から該当人物を探すときは本当に実写の防犯カメラを10分程度見ることになっていますし(倍速とかスキップは出来る)、3本用意された映像で当たりは1本だけで残り2本は該当人物が写っていないというのを確認するだけの囮映像だったりとか、あぁこれ本当に捜査してるっぽくていいな、となりました。
ただ、ビデオ自体は実写だけど該当人物の写真は絵なので、実写と絵で随分人相違いませんか?、みたいなのもあって、そこは全実写でもよかったのではないかなぁ、と思う部分もありました。

他にも、音声解析とか画像解析とか、やることは結構たくさんあって、ただポチポチしていればゲームが進んでいくわけではなかったのはよかったです。
難易度的にはちょっと難しいかな、くらいでしたが、それなりにヒントも出るので、詰まることはありませんでした。最後の最後の問題だけわからなくて調べた、というのはありましたが、それ以外は適度な難易度でよかったです。

しかしながら、ゲーム自体10時間程度でクリアできてしまえるくらい短くて、Case1はチュートリアルも兼ねつつ3時間程度と結構長めの尺だったのに、他が短くて、何か物足りないなぁ……と思ってしまいました。周回要素もないですし。
定価が6000円くらいで発売日の実売価格が5000円くらいだったので、そこまで長いゲームではないだろうとは思っていましたが、それにしてもこれはちょっと短すぎるなぁ、と。

ストーリーに関しても、最終章のどんでん返しはよかったのですが、それ以外の部分が中途半端な感じで、全体的に薄い感じがしました。
詳細はネタバレで語りますが、登場人物の説明がほとんどなく、主人公たちは7人のチームで動いているのに、7人がどうやって知り合ったのかとかの背景説明もなければ、主人公がなぜ探偵をしているのかも中盤でチラッと言われるだけで終わってしまって、きっと壮大なストーリーがあるのだろうけど、その一部を切り取って見せられただけで終わってしまった感じでした。
相棒の紅葉についても、かなり重めの過去を背負っているはずなのにほぼ触れられませんし。
ADVによくあるような、クリア後にキャラ表が見られるとか画像一覧が見られるとかの機能もなく、本当に全体的に説明不足でした。

そんな感じで登場人物の背景がほとんどわからないのに、捜査中にどこそこの防犯カメラ映像が欲しいなぁ、とか、とあるリストが欲しいなぁ、みたいなことになるとハッカー役のキャラがものの数秒で該当データを引っ張ってくるというのも、ゲームだから仕方ないけどどうなのかなぁ、と思ったりしました。
キャラ背景がわからないので、ご都合主義キャラを出しただけ、に見えてしまいました。
一応フォローとして、日本のセキュリティって官公庁でもザルだよね、みたいなことは言われるのですが。
他にも、そのデータってハッキングできるようなクラウド環境に保存されてるの?、というのがあるのに、某所の防犯カメラ映像が未だテープ保存とか、世界観がよくわからない、みたいなのもありました。

ゲームとしては結構よくできているのに、ストーリー部分が甘くてちょっと微妙でした。

ちなみに、声に関しては有名な声優さんが多めで、特に問題なく聞けました。
一部モブキャラに棒読みがいましたが、そこまで気にならなかったです。

では、ここからネタバレありの感想です。続きを読む
posted by minerva at 20:39| Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年08月01日

殺人探偵ジャック・ザ・リッパー・クリア

定期的に訪れる”推理物のゲームがプレイしたくなる現象”が発生したので、半額セールをしていた本作をプレイしてみることにしました。

選択肢によって探偵と殺人鬼のどちらかにストーリー分岐する、という部分が面白そうと思って買ってみたわけですが、タイトルに「探偵」と付くのに推理することが一切なかったので、強烈な肩透かしを食らった感じになってしまいました。
主人公の職業が探偵というだけで、内容はオーソドックスなADVでした。
誰が犯人なのかな……とか考えるまでもなく、各章に登場する怪しそうな人がそのまま犯人、というパターンが多かったです。
ボリュームも控えめで、トロコンするまで15時間弱くらいでした。
各章のシナリオはもっと厚くできたと思うのですが……

ストーリー分岐するADVにはもう確実に実装されているフローチャート、オートスキップ機能はそれなりに使えたのですが、フローチャートを開くと必ずスタート地点からになるとか(現在地で開いてほしい)、既読スキップがないとか、その機能は付けておこうよ、という、もうちょっと手を加えてほしかったな、と思うところが多かったです。

バッドエンドに到達すると原因と対策を提示してくれるボーナスシアターのシステムは、「Fate/stay night」「レイジングループ」と同様でしたが、単純に選択ミスで1発アウトのことが多かったので、そこまで必要なのかなぁ、と思う場面が多かったです。
ただ、ボーナスシアターとして1つの話が成立していたので、最終的にはこれはこれでアリかな、とは思えました。

また、立ち絵パターンが少なく、左手のタトゥーとか左胸のバッジが物語のキーとなるのに、安易に絵を反転させているせいで左右逆になる場面が多々あり、内容にそぐわなくなってしまっていたのは残念でした。

その他、声優さんがほぼ全員無名に等しく、演技が棒読みに近い人が何人もいて、せめて主人公とヒロインくらいは有名どころを使ってほしいな、と感じました。
まともに聞けたのがソフィ―、ジャックくらいで、スカーレットはかなり酷かったです。

イベントCGがきれい、最終局面の音楽で1曲だけいい曲があった、というほんの少しの救いはあったのですが、ボリューム、声優、立ち絵、それぞれそこまでお金がかかっていないのではないかと感じる中で、元々の価格がフルプライスで8000円弱というのはちょっと高すぎる印象でした。
このボリュームだったら2000~3000円で適正価格くらいかな、と。

なんだか、「Root Film」をプレイしたときとすごく似通った感覚になりました。

では、ここからストーリーに関するネタバレありの感想です。続きを読む
posted by minerva at 16:56| Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月04日

大神 絶景版・クリア

オリジナル版が2006年、HDリマスター版が2012年発売ということで、かなり昔のソフトを今更プレイしてみた感じではあるのですが、いつかプレイしてみたかったソフトでもありました。
なぜプレイしなかったのかというと、ジャンルがアクションRPGだからで、アクションが苦手だとどこかで詰まってどうにもならなくなるのでは?、という不安が心の隅にあったからです。
ただ、「大神」が難しい、という話は聞いたことがなかったので、今なら攻略サイトもあるし、クリアするだけならどうにかなるだろう、と思ってプレイしてみることにしました。
また、定期的にDL版が1000円弱になるセールが行われていたので、単純に名作と言われているソフトが安くプレイできるならお得だよね、という気持ちもありました。

それでプレイし始めてみて、最初は筆しらべのシステムに結構苦労しました。
R1ボタンを押しつつ右スティックで線を引いたり円を描いたりするわけですが、これがもう本当に思ったように出来ない、という。
まともに円が描けるようになったのは10時間くらいプレイした後でしたし、真っ直ぐに線を引くのがこれだけ難しいのか、と最初は絶望しました。
こんなのでクリアまで行けるのかな、と。

しかしながら、それ以外に求められるアクションがそこまで難しくなかったというのがあり、全編通して詰まることなく進めることが出来ました。
1番苦労したのが鬼ヶ島の中での競走でしたが、失敗しても最低限のやり直しで進めるようになっていたので、どうにかなりました。
ボス戦も倒し方がわかってしまえばほぼノーダメで行けましたし。

システム的に不満だったところはなく、ロードがちょっと長めというのはありましたが、ロード中にミニゲームが出来るというので帳消しになっていました。ファストトラベルが使えるようになるまでのフィールド移動はちょっと面倒でしたが、移動速度が早めなのでそこまで気にならなかったです。
地図上にはかなりの数の宝箱が配置されていて、夜になるとそれが光って見えるようになるというのがあり、夜に宝箱を探してフィールドを駆け回るのがかなり好きでした。
細かいクエスト的な要素もかなり多く、楽しかったです。

やり込みについては、はぐれ珠は92個、アマテラス強化MAX辺りまで進めて、これ以上はもう無理かな、と思って諦めました。
時間をかければもう少しできそうではあったのですが、カイポクにレースで勝つ、というのはどうあがいても無理だろう、と。ただでさえアクションが苦手なのに、障害物レースで勝つっていうのは……
プレイ時間は50時間くらいでしたが、全てのやり込み要素を制覇しようと思ったら60時間くらいになるかな、と感じました。

昔のゲームということで(絶景版とはいえ)全体的にグラフィックが粗かったり、ボイスなしだったり、ほぼセーブポイントでしかセーブできなかったり、というのはありましたが、それでも十分に楽しめました。
テレビゲーム総選挙で29位に入り、このゲームが生涯のベストゲームだという人がいるのも納得でした。
名作はいつプレイしても名作なのだと感じました。

それもこれもストーリーが素晴らしかったからで、全体的に本当によく練られているな、と感じました。

この辺りからネタバレになるので隠します。続きを読む
posted by minerva at 11:54| Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年06月03日

ユニコーンオーバーロード・クリア

「十三騎兵防衛圏」を制作したヴァニラウェアの新作SLGということで、これはプレイして損はないだろうな、と思って発売日に買ってプレイしました。

まずシステムについて。
ファイアーエムブレム・トライアングルストラテジー・ディオフィールドクロニクルのシステムのいいところをより集めた感じで、ほぼ完璧だったのではないかな、と感じました。ここがこうだったらなぁ、みたいなのは一切思いませんでした。

戦闘はRTSでありつつ、いつでも時間を止められるのでじっくり考えることも出来るシステムで、最大5人×8部隊を編成して敵の拠点を落とせたら勝利、自分の拠点を落とされたら敗北、というのが基本。
敵も味方も小隊を組んでいて、飛行系は弓に弱いとか鎧系は魔法に弱いとか、各ユニットそれぞれの特徴を把握しつつ戦っていくのは結構楽しかったです。
ユニット同士の相性はファイアーエムブレムをもっと細かくした感じでしたし、RTSなのでディオフィールドクロニクルの唯一褒められた部分である”小隊を組んで戦う戦争っぽさ”が上手く表現されていたように思いました。

一長一短あったのは、各キャラのモーションがものすごく豊富に用意されているために1戦闘の時間がどうしても長引いてしまうこと。5対5ともなると、攻撃や回復以外にもバフ・デバフなどなど全て見ていると1戦闘に1分以上かかるなんてザラでした。ただ、戦闘自体はオートなので、敵と相対したときに戦闘結果が既にわかっているため、戦闘自体スキップ可能で、ゲーム自体サクサク進められるようにはなっていました。
大きめのマップで全ての戦闘を見るとクリアまで1時間半くらいかかることもあったので、レベル15くらいからはずっと戦闘をスキップしていました。
出来ることなら戦闘は全て見たい、でもあまりに時間がかかるからセリフのあるボス戦のみ見ることになってしまう、みたいなジレンマがずっとありました。
戦闘をスキップしてしまうと新キャラのモーションとか強さを確認しないままだったりしましたし。
スキップを用意してくれていたこと自体は凄くありがたかったです。
最終的にプレイ時間は70時間くらいでしたが、戦闘をスキップしていなかったら100時間は越えていたのではないかな、と思います。

また、SLGにありがちな使うユニット・使わないユニットが分かれてしまって、終盤は飼い殺しユニットが増えてしまう、という問題は本作にもありました。
これは名前付きのキャラが60人以上仲間になるのに加え、各ユニットをカスタムして雇用することも可能なのに最大出撃数が40人ということで、これでも十分多いけどやっぱり後半の仲間キャラは飼い殺しになってしまいました。
ただ、SLGだと仲間になるユニットのバランス関係から全員飛行ユニットにするとか極端な部隊は組めないゲームが多い中、この作品はそういうことも可能にしていたのは素晴らしいな、と感じました。
この辺りも一長一短ありましたが、それでも中盤までは仲間になった全ユニットが出撃可能だったりもしましたから、極力色々使えるような作りにしている努力の跡は見えました。
機動力の関係で各部隊のリーダーは騎馬兵になりがちで、クリアしやすさの観点からそういう部隊編成になってしまうというのはありましたが。

ストーリーはというと、主人公は亡国の王子で、大陸全土を支配したゼノイラ帝国から少しずつ勢力を取り戻していくことになるのですが、この辺りは結構ファイアーエムブレムの紋章の謎と被りました。
スタート地点が隠れて落ち延びた島国だとか、怪しい魔術師が裏で糸を引いているとか、結構王道な感じでした。

ただ、スタート時点で大陸中がゼノイラに支配されている中、少しずつ少しずつ味方を増やして勢力を取り戻していくのは素直に楽しめました。10分程度で終わる街の解放クエストをコツコツクリアしていくのが本作で1番楽しかったところかもしれません。
その他のクエストもかなり豊富に用意されていましたし、レベルアップ用のマップも別に用意されていたりとか、かゆい所に手が届く作りでした。
難易度はノーマルで通してプレイして、普通にクエストをこなしていけば大体推奨レベルくらいには上がって、それなりに楽に進める感じではありました。
レベル25~30くらいでちょっとレベルが足りなくなりましたが、レベルアップ用のマップを利用することでどうにかなりました。

戦闘以外の面では、マップ上のミニキャラだけでなく、通常頭身の2Dキャラが結構ヌルヌル動いていたので、話に臨場感が生まれていたように感じました。
また、親密度イベントが各キャラかなりの数用意されていて、よくここまで作り込んだものだな、と感心しきりでした。さすがにボイスなし&ミニキャラのみではありましたが、各キャラの生い立ちとか家庭環境とか踏み込んだ内容も多めで、トライアングルストラテジーで足りなかったものがここにあった!、と感じました。
親密度を上げるための食事とかプレゼントとかキッチリ用意されているのも素晴らしかったです。

マップ上にはいろいろなものが落ちていたりするのでそれを拾うのも楽しかったですし、武器・防具・アクセサリがかなりの種類用意されているので、キャラに合わせたカスタマイズも楽しかったです。

ストーリーの詳細についてはネタバレのため隠します。続きを読む
posted by minerva at 16:50| Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年05月03日

ペルソナ3 リロード・クリア

コロナ禍で何か面白そうなゲームは……と探している中で、やたらと「ペルソナ5」が面白いという話を見かけたので、これはプレイしてみたいなぁ、と思うようになっていました。
しかしながら、ペルソナシリーズは2までプレイして、以降はもういいかな、と思ってずっと離脱していたシリーズでした。シリーズものをプレイするならちゃんとナンバリング通りにプレイしていきたいので、「ペルソナ5」をプレイするなら3と4もプレイしないとどうも落ち着かないというのがあり、じゃあ3をプレイしたいところだけど、プレイできるプラットフォームがPS2とPSPということで、プレイできないことはないけどいろいろセッティングが面倒だしどうしよう……と思って、ずっと宙に浮いたままになっていました。

そんな思いを抱えたまま2~3年経過したとき、3のリメイクが出ると知り、これはもうリメイク版をプレイするしかない、と思って発売日に買ってプレイし始めました。

ペルソナシリーズはもう20年以上触れていなかったので、ペルソナが基本1人に1体になっているとか、戦闘システムとかいろいろ様変わりしていて、最初は結構面喰いました。薬局がサトミタダシではないというところにビックリしたりとかも。
ゲーム内でキッチリ月日が経過するシステムで1日の行動に制限があることには一長一短あり、正しい選択肢を確実に選びつつかなり効率よくプレイしないとステータスを全て最高値にすることができないので、全てMAXを目指すなら攻略サイト必須だったりするのはどうなのかなぁ、と思うところもありました。
ただ、ゲーム内ではペルソナを使って戦うのと並行して普通の学生生活も送ることになるので、中間・期末テストや夏休みなどなど、学生らしいイベントがふんだんに入っていたのは結構新鮮でした。
RPGになるとどうしてもダンジョン探索と戦闘がメインになって、学校の設定があっても毎日ちゃんと登校している感じとかは薄くなりがちだったりしますし。

そうしてプレイし始めて、一通りのチュートリアルが終わった頃、普段の会話シーンからペルソナ召喚や戦闘の終了画面などなど、とにかく全てがスタイリッシュというかオシャレというか、その辺りのセンスは凄いな、と感じました。
音楽も全般良かったですし、全体的にボーカル曲が多めで、やっぱり戦闘もフィールドもボーカル曲っていいよなぁ、と再認識したり。
全てがいい感じに組み合わさって、ここまでいい意味でオシャレ感があったゲームって今までプレイしたことがなかったな、と思いました。

反面、作り込まれている部分は素晴らしかったものの、開発時間が足りなかったのかな?、と感じる部分もそれなりにありました。
1つはゲーム発売当初からいろんなところで言及されている、モブキャラがマネキン状態であること。
最近のRPGは全てのモブキャラに話しかけられるわけではなく、特定のモブキャラのみと会話ができるというシステムになっている作品が多いです。その辺りに関しては、特に気になることもなく何の問題もないのですが、話しかけられないモブキャラがゲーム中に一切動かないというのはこの作品が悪い意味で初めてで、プレイしていて結構違和感がありました。
話しかけられるキャラは、後ろから近づくと気にして振り向くとか結構細かいモーションまで用意されているのに、話しかけられないキャラは本当に微動だにせず、しかも全体的に色味が薄くなっていて、まるで家具みたいな扱いになっている感じでした。そこはそれなりに動いてほしかったです。特にクラブ内で話しかけられるキャラはノリノリで踊っているのに、周りが全て動いていないとか、違和感ありまくりでした。

また、ゲーム中はかなりふんだんにアニメムービーシーンが入っていたのですが、中盤のムービーシーンが極端に少なく感じられたり、ムービーが作り終われなくてアニメではないムービーシーンになっているんじゃないか、という場面がそれなりにありました。
クリア後にムービーシーンを振り返れる機能がないのも残念でした。

しかしながら、ゲーム自体はかなりしっかり作られていて、読み込みも早かったですし、フリーズすることもなく、戦闘もサクサク進んで快適でした。
唯一気になったのは、主人公が戦闘で倒れてしまうと即ゲームオーバーになってしまうのに、敵のボスが即死魔法を使ってきてボス戦をやり直さなければいけなくなるところ。
初代ペルソナのムドオン地獄を思い出しましたが、敵が主に闇属性で攻撃してくるから主人公も闇属性にして即死魔法対策をとっていたら、最後の最後で光の即死魔法を使ってきて主人公が倒れたことが2回くらいありました。
シリーズのお約束みたいなものではあるのですが、これはちょっとストレスでした。

基本的に探索するダンジョンはランダム生成のダンジョン・タルタロスのみといって差し支えないレベルで(イベント用の狭いダンジョンはいくつかある)、最初から最後までダンジョン探索はタルタロスをひたすら上を目指して登っていくだけなので、ゲーム序盤は、このゲームつまらないかも、と少し不安になりました。
でも、少しずつダンジョンの様相が変わってきたり、モナドの扉・レアシャドウなどなどの要素が追加される頃には、結構タルタロス探索が楽しくなってきていました。
難易度ノーマルで最後まで通しましたが、程よい難易度な感じでよかったです。

それで、ダンジョン探索以外の日常パートについて、この辺りは一切攻略ページを見ない方が楽しめると思って自分の勘のみを信じ、たとえ選択肢を間違えたと思ってもそのまま続けてプレイしました。
結果、人間力は全てMAXになったものの、コミュは5人ほどMAXになりませんでした。
そもそも数値的に人間力のMAXが6でコミュが10というところが罠で、人間力が足りないと解放されない場所やコミュがあるので、序盤でかなり積極的に人間力を上げに行ったら10がMAXではなく6がMAXだということに気付き、ゲーム内日付で9月半ばには人間力が全てMAXになってしまっていました。でも、以降のリンクイベント等々で人間力が上がることが多々あり、もっとコミュ上げに振っておけばよかったな、と少し後悔しました。
ゲーム開始時の日付が4月だから3月末まで進められるのだろうな……と思っていたらもっと手前でラスダンに行くことになったりするのもまた罠で、ゲーム内日付の最終日がわかった時点で、これもうコミュMAX間に合わないじゃん、となって、全員平均的に上げていたのを止めて可能な限りMAXの人が多くなるように切り替えたりもしました。
この辺りの行動数に制限があるのもまたゲーム性なのですが、クリア後2周目に入る前に日常が繰り返し無限にプレイできるモードがあったらなぁ、と思ったりもしました。
この辺り、前述の通り一長一短あるなぁ、と感じました。

ストリーに関しては、思っていた以上に基本は王道ストーリーだったな、と感じました。
各キャラの関連性とか葛藤とかそこまで驚く要素はなく、多分そうなんだろうなぁ、と思っていたことがそのまま解答だったことが多かったです。
主人公がなぜ複数のペルソナを使えるのか、という謎解きだけはちょっとビックリしました。

では、ここからネタバレありの感想です。続きを読む
posted by minerva at 17:53| Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする