「岩倉アリア」をクリアしてから次にプレイしたい新作ゲームの発売日まで約1週間、という非常に中途半端な期間が開いてしまったので、手軽にサクッとクリアできるゲームで何か評判がいいものを……と考えたとき、そういえばパッケージと内容の落差がすごいインディーズゲームがあるという話を思い出し、SWITCHでプレイすることにしました。
これは単純に「岩倉アリア」がSWITCHのゲームで、同じハードでいいかな、と思ったからでした。
プレイし始めたときの雰囲気は、ちょっと絵が下手なADVで、ストーリーは文芸部に入部した主人公が攻略キャラの好みに合わせた詩を書く、という非常にオーソドックスなものでした。
単純な選択肢による分岐もあったりして、個別イベントでスチルが出るとか、本当に普通な感じで。
ただ、プレイし始める前に、非常にショッキングな内容を含みます、みたいな警告文が出たので、どこでそれが出るのだろう、と少しビクビクしつつ、でもそんな展開ないじゃん……と思っていたところに唐突にソレが出てきて、かなりドキッとなりました。
キャラに声がついていないので結構サクサク進められるというのもあり、ショッキングな1周目の最終展開に入るまでおおよそ2時間くらいで、最初の警告文の内容を適度に忘れてきたくらいのところ、というある意味非常にいいタイミングでした。
「ひぐらしのなく頃に」みたいに、前半は和気藹々で後半になったらホラーみたいな感じなのかと思っていたら、それともまた違っていました。
その後の展開はネタバレだらけになるので、ここから隠します。
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2025年02月05日
2025年01月04日
METAPHOR:REFANTAZIO(メタファーリファンタジオ)・クリア
ペルソナシリーズの3~5の制作スタッフが作る新規RPGならまず間違いなく面白いだろう、と思って発売日に買ってすぐにプレイし始めました。
クリア時間はおおよそ90時間、トロフィーはそこそこ意識してはいたものの取得率50%程度でした。全てを回収するつもりなら2周目は必須という作りだったのですが、2周目の追加要素が強ボスくらいだったので、2周目はプレイしなくてもいいかな、となりました。
前述の通り、ペルソナシリーズの制作スタッフが作っているというのがわかった上でプレイしたわけですが、思いの外ペルソナっぽくて、むしろそこにビックリしました。
異世界でペルソナをやろうっていう感じで、全体の95%はペルソナだったかな、と感じました。
どの辺りが共通しているのかというと、
・カレンダーがあってメインクエストに関して期限がある
・コミュ(支援者)がある
・人間力(王の資質)がある
・ペルソナ的な能力(アーキタイプ)があって、魔法などはアーキタイプ依存
・戦闘中に仲間だけど非戦闘員の支援キャラ(ガリカ)がアドバイスしてくれる
・魔法や攻撃の属性、弱点や耐性、状態異常がペルソナと同じ
・魔法名がペルソナと共通しているものが多い(タルカジャとか)
と、こんな感じ。
でも、似ているからと言ってそれが悪いわけではなく、アーキタイプを育てるのとか普通に楽しかったですし、各キャラ向きのアーキタイプがあるとはいえ育て方は結構自由だったりして、システム自体はいいと感じました。
仲間との合体技であるジンテーゼとか、4つまで他のアーキタイプの技を使えるとか、新しいシステムもあったりしましたし。
戦闘は基本的にはペルソナシリーズっぽい感じだったのですが、ターン制ではあるものの行動回数が変動する作りで、弱点を突けば攻撃回数が増え、回避・反射・無効化できれば相手の攻撃回数が減るということで、弱点を突くこと・回避などをすることの意味が格段に上がっていたのはよかったです。
難易度はノーマルで通したのですが、最初から最後までMPは枯渇しがちでした。(この辺りもペルソナと似ていました)
戦闘システムとして先制が取れるのと取れないのとで大きな差があり、先制が取れると敵全体のHPが1/3くらい減った状態で戦闘がスタートし、更にノーダメージキルが出来ると経験値やお金が多めに入るので、サクッと敵を倒すためにMPを使って全体攻撃やダメージ大きめの技を使うことが多かったです。
なお、敵に先制を取られてしまうと、雑魚敵でもいきなり全滅レベルのダメージを受けるとかもありました。先制を取ることの意味はものすごく大きかったです。
それで、MP回復アイテムが貴重であまり手に入らないこと(店売りもあるが個数制限あり)、MPを回復するには一旦ダンジョンから出て日数経過させる必要があるというのはペルソナシリーズのときと同様で、長いダンジョンだと攻略に4日かかるとかもありました。
クエストで訪れるダンジョンは1日でクリアできるくらいに調整されていたのですが、ストーリー上訪れるダンジョンは結構長かった印象でした。
ボス戦は初見だと戦い方がわからなくて負けるとかもあったのですが、考えてやり直せば割とどうにかなることも多かったですし、ボタン1つで戦闘をスタート時に戻せる機能もあったりして、その辺りを上手く使えばどうにかなった感じでした。
不満があるとすれば、1つだけ、自由行動できる期間が全体的に短いこと。
最終決戦前は結構長期間自由行動が出来るのですが、1番最初に自由行動できるようになるまでが結構長くて、そこまでの道のりはがんじがらめの一本道でしたし、自由行動ができるようになっても、前述のようにダンジョンで3日くらい消費し、クエストをこなすとそれ以外のことができる機会って結構少なかったです。
それでも、そこまで意識しなくても王の資質とか支援者をMAXまで上げられましたから、その辺りの調整はされていたのだと思います。
ペルソナだと人間力とコミュをMAXにすることって意外と難しかったりするのですが、この作品はMAXにした上でやるべきことがあるので(ロイヤルのアーキタイプを育てる)、それなりに簡単にできるようになっていたのだと。
ロードがちょっと長め&多めというのはありましたが、そこまで気にはならなかったです。
音楽は相変わらず素晴らしく、フィールドボーカル曲いいよね、と今作でも思いました。
ストーリーに関しては、悪くはないけどそこまで感動することもなかったかなぁ、という感じでした。
「テイルズオブアライズ」「ユニコーンオーバーロード」をクリアしたときの感覚に近くて、いろいろ捻られているところはあるし、謎解きも割と良かったけど、心に刺さるかと言われるとそうでもないかな、と。
詳細は、ネタバレありで書きます。
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クリア時間はおおよそ90時間、トロフィーはそこそこ意識してはいたものの取得率50%程度でした。全てを回収するつもりなら2周目は必須という作りだったのですが、2周目の追加要素が強ボスくらいだったので、2周目はプレイしなくてもいいかな、となりました。
前述の通り、ペルソナシリーズの制作スタッフが作っているというのがわかった上でプレイしたわけですが、思いの外ペルソナっぽくて、むしろそこにビックリしました。
異世界でペルソナをやろうっていう感じで、全体の95%はペルソナだったかな、と感じました。
どの辺りが共通しているのかというと、
・カレンダーがあってメインクエストに関して期限がある
・コミュ(支援者)がある
・人間力(王の資質)がある
・ペルソナ的な能力(アーキタイプ)があって、魔法などはアーキタイプ依存
・戦闘中に仲間だけど非戦闘員の支援キャラ(ガリカ)がアドバイスしてくれる
・魔法や攻撃の属性、弱点や耐性、状態異常がペルソナと同じ
・魔法名がペルソナと共通しているものが多い(タルカジャとか)
と、こんな感じ。
でも、似ているからと言ってそれが悪いわけではなく、アーキタイプを育てるのとか普通に楽しかったですし、各キャラ向きのアーキタイプがあるとはいえ育て方は結構自由だったりして、システム自体はいいと感じました。
仲間との合体技であるジンテーゼとか、4つまで他のアーキタイプの技を使えるとか、新しいシステムもあったりしましたし。
戦闘は基本的にはペルソナシリーズっぽい感じだったのですが、ターン制ではあるものの行動回数が変動する作りで、弱点を突けば攻撃回数が増え、回避・反射・無効化できれば相手の攻撃回数が減るということで、弱点を突くこと・回避などをすることの意味が格段に上がっていたのはよかったです。
難易度はノーマルで通したのですが、最初から最後までMPは枯渇しがちでした。(この辺りもペルソナと似ていました)
戦闘システムとして先制が取れるのと取れないのとで大きな差があり、先制が取れると敵全体のHPが1/3くらい減った状態で戦闘がスタートし、更にノーダメージキルが出来ると経験値やお金が多めに入るので、サクッと敵を倒すためにMPを使って全体攻撃やダメージ大きめの技を使うことが多かったです。
なお、敵に先制を取られてしまうと、雑魚敵でもいきなり全滅レベルのダメージを受けるとかもありました。先制を取ることの意味はものすごく大きかったです。
それで、MP回復アイテムが貴重であまり手に入らないこと(店売りもあるが個数制限あり)、MPを回復するには一旦ダンジョンから出て日数経過させる必要があるというのはペルソナシリーズのときと同様で、長いダンジョンだと攻略に4日かかるとかもありました。
クエストで訪れるダンジョンは1日でクリアできるくらいに調整されていたのですが、ストーリー上訪れるダンジョンは結構長かった印象でした。
ボス戦は初見だと戦い方がわからなくて負けるとかもあったのですが、考えてやり直せば割とどうにかなることも多かったですし、ボタン1つで戦闘をスタート時に戻せる機能もあったりして、その辺りを上手く使えばどうにかなった感じでした。
不満があるとすれば、1つだけ、自由行動できる期間が全体的に短いこと。
最終決戦前は結構長期間自由行動が出来るのですが、1番最初に自由行動できるようになるまでが結構長くて、そこまでの道のりはがんじがらめの一本道でしたし、自由行動ができるようになっても、前述のようにダンジョンで3日くらい消費し、クエストをこなすとそれ以外のことができる機会って結構少なかったです。
それでも、そこまで意識しなくても王の資質とか支援者をMAXまで上げられましたから、その辺りの調整はされていたのだと思います。
ペルソナだと人間力とコミュをMAXにすることって意外と難しかったりするのですが、この作品はMAXにした上でやるべきことがあるので(ロイヤルのアーキタイプを育てる)、それなりに簡単にできるようになっていたのだと。
ロードがちょっと長め&多めというのはありましたが、そこまで気にはならなかったです。
音楽は相変わらず素晴らしく、フィールドボーカル曲いいよね、と今作でも思いました。
ストーリーに関しては、悪くはないけどそこまで感動することもなかったかなぁ、という感じでした。
「テイルズオブアライズ」「ユニコーンオーバーロード」をクリアしたときの感覚に近くて、いろいろ捻られているところはあるし、謎解きも割と良かったけど、心に刺さるかと言われるとそうでもないかな、と。
詳細は、ネタバレありで書きます。
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2024年12月03日
岩倉アリア・クリア
あぁ、このADVのストーリーものすごくよかっなたなぁ、と思えるゲームがここ最近なかったので、なんとかして発掘しようとこの作品に手を伸ばしてみました。
1966年の東京を舞台にしたサスペンスアドベンチャー、という触れ込みで、謎の洋館で女中として働くことになった女性、謎の多い洋館に住む少女、洋館を探索しながら物語の真相に迫っていく……という感じのゲームということで、なかなか面白そうだな、と思って。
それでふたを開けてみたら……選択肢によってエンディングが分岐するオーソドックスなADVだったのですが、ストーリーが結構百合感満載で、そこはちょっと求めてなかったなぁ……となってしまいました。
そこまで百合に抵抗があるわけではないのですが、求めている要素でもなかったりするので。
プレイ時間は多分10時間くらいで、そこまで長くはありませんでした。
値段的に定価5000円くらいだったので、妥当なところだとは思うのですが、3000円くらいだともっと手が出しやすいかなぁ、と。
グラフィックはかなりきれいで、全体的に油絵っぽい雰囲気を出していてよかったです。
声優さんたちも軒並み上手かったですし、音楽も最後の盛り上がりのところとかよかったです。
ストーリーについてはネタバレ部分が多いので、以下に書きます。続きを読む
1966年の東京を舞台にしたサスペンスアドベンチャー、という触れ込みで、謎の洋館で女中として働くことになった女性、謎の多い洋館に住む少女、洋館を探索しながら物語の真相に迫っていく……という感じのゲームということで、なかなか面白そうだな、と思って。
それでふたを開けてみたら……選択肢によってエンディングが分岐するオーソドックスなADVだったのですが、ストーリーが結構百合感満載で、そこはちょっと求めてなかったなぁ……となってしまいました。
そこまで百合に抵抗があるわけではないのですが、求めている要素でもなかったりするので。
プレイ時間は多分10時間くらいで、そこまで長くはありませんでした。
値段的に定価5000円くらいだったので、妥当なところだとは思うのですが、3000円くらいだともっと手が出しやすいかなぁ、と。
グラフィックはかなりきれいで、全体的に油絵っぽい雰囲気を出していてよかったです。
声優さんたちも軒並み上手かったですし、音楽も最後の盛り上がりのところとかよかったです。
ストーリーについてはネタバレ部分が多いので、以下に書きます。続きを読む
2024年11月02日
ペルソナ4 ザ・ゴールデン・クリア
「ペルソナ3 リロード」をクリアしたので、順当に4をプレイすることにしました。
かなり昔のソフトでリマスター版が出ていて、更にセールを利用すると1000円強で買えてしまうという、非常にお得感あるソフトでした。
プレイ時間は75時間くらいで、結構トロフィーは取り逃してしまった感じになりました。
基本的に3のシステムを踏襲していたので、人間力は放っておいても上がるからとコミュに全振りしたら、最終的に根性パラメータがMAXまで行きませんでした。
コミュに関してだけは攻略ページを見て可能な限り上げるようにはしたのですが、なんやかんやで5人ほど取りこぼしましたから、全員MAXにするには2周目でないと厳しいかな、と感じました。女子キャラについては最大7股まで可能で、特にデメリットもないということで、がんばって6股までは達成したのですが、1人取りこぼしてしまいました。
攻略ページを見るのはコミュだけ、という風にしていたら、本を取りこぼしてしまったりとかもありました。
前述の通り、システムは3を踏襲するものだったのでとっつきやすくはあったのですが、3のリロード版が最高に格好よく調整されていたせいか、スタイリッシュさとかテンポの良さとか演出の派手さとか、その辺りは3リロード版の方が上だったな、と感じました。
もし、4のリロード版が出たらそちらの方が格好良くなるはずだとは思うのですが。
ゲーム難易度はノーマルで通しましたが、りせが仲間になって戦闘終了後にSPを回復してくれるスキルを手に入れるまでは、ノーマルでも結構厳しい感じがしました。
基本的にペルソナを使って戦うのでSPは不足しがちになりますし、お金もそこまで手に入らないので、最後までずっと金欠でした。
ゲーム設定でネットワークをONにしておくと、全世界に向けてヘルプを発信できて、誰かが助けてくれると戦闘開始前に少しだけHPとSPを回復してくれる、というのがあったので、その機能込みでの調整だったように感じました。
未だプレイしている人がそれなりにいるのか、NPCがいるのかはわかりませんが、現時点でも意外と助けてくれる人たちがいて、この機能には結構助けられました。
最後から3つ目くらいのダンジョンに入る頃にはりせのサポートでかなり楽になって、ラスダンは大技を連発しても常にSPが満タンになるくらいではありました。
音楽は相変わらずいい感じで、フィールドボーカル曲はやっぱり格好いいよね、と本作でも思いました。
ダンジョンは自動生成で、仕掛け的なものはあまりなく、サクサク進められる感じだったのはよかったです。
敵との距離感がなかなかつかめなくて先制されることが多々ありましたが、中盤くらいからは先制を取られることもだいぶ減りました。
ストーリーに関しては、田舎の町で起こる連続殺人事件の犯人を追う、という大きな流れの中できっちり青春を謳歌する雰囲気がかなりよかったです。
犯人候補と真犯人が二転三転していく流れはかなり吸引力がありました。
3のときは必ず満月の日に敵が現れる、という設定でしたが、今作では天気で雨が続くと霧が出て、霧が出た夜に人が死ぬので、その日が来る前にダンジョンをクリアしておかないといけない、ということで、ゲームオーバーになる明確な日付が曖昧になっていました。
これはこれで一長一短ある感じではありましたが、リアリティの面で言ったらこちらの方がいいのかな、と思いました。上手く作ったな、と思います。
では、ここからネタバレありの感想です。続きを読む
かなり昔のソフトでリマスター版が出ていて、更にセールを利用すると1000円強で買えてしまうという、非常にお得感あるソフトでした。
プレイ時間は75時間くらいで、結構トロフィーは取り逃してしまった感じになりました。
基本的に3のシステムを踏襲していたので、人間力は放っておいても上がるからとコミュに全振りしたら、最終的に根性パラメータがMAXまで行きませんでした。
コミュに関してだけは攻略ページを見て可能な限り上げるようにはしたのですが、なんやかんやで5人ほど取りこぼしましたから、全員MAXにするには2周目でないと厳しいかな、と感じました。女子キャラについては最大7股まで可能で、特にデメリットもないということで、がんばって6股までは達成したのですが、1人取りこぼしてしまいました。
攻略ページを見るのはコミュだけ、という風にしていたら、本を取りこぼしてしまったりとかもありました。
前述の通り、システムは3を踏襲するものだったのでとっつきやすくはあったのですが、3のリロード版が最高に格好よく調整されていたせいか、スタイリッシュさとかテンポの良さとか演出の派手さとか、その辺りは3リロード版の方が上だったな、と感じました。
もし、4のリロード版が出たらそちらの方が格好良くなるはずだとは思うのですが。
ゲーム難易度はノーマルで通しましたが、りせが仲間になって戦闘終了後にSPを回復してくれるスキルを手に入れるまでは、ノーマルでも結構厳しい感じがしました。
基本的にペルソナを使って戦うのでSPは不足しがちになりますし、お金もそこまで手に入らないので、最後までずっと金欠でした。
ゲーム設定でネットワークをONにしておくと、全世界に向けてヘルプを発信できて、誰かが助けてくれると戦闘開始前に少しだけHPとSPを回復してくれる、というのがあったので、その機能込みでの調整だったように感じました。
未だプレイしている人がそれなりにいるのか、NPCがいるのかはわかりませんが、現時点でも意外と助けてくれる人たちがいて、この機能には結構助けられました。
最後から3つ目くらいのダンジョンに入る頃にはりせのサポートでかなり楽になって、ラスダンは大技を連発しても常にSPが満タンになるくらいではありました。
音楽は相変わらずいい感じで、フィールドボーカル曲はやっぱり格好いいよね、と本作でも思いました。
ダンジョンは自動生成で、仕掛け的なものはあまりなく、サクサク進められる感じだったのはよかったです。
敵との距離感がなかなかつかめなくて先制されることが多々ありましたが、中盤くらいからは先制を取られることもだいぶ減りました。
ストーリーに関しては、田舎の町で起こる連続殺人事件の犯人を追う、という大きな流れの中できっちり青春を謳歌する雰囲気がかなりよかったです。
犯人候補と真犯人が二転三転していく流れはかなり吸引力がありました。
3のときは必ず満月の日に敵が現れる、という設定でしたが、今作では天気で雨が続くと霧が出て、霧が出た夜に人が死ぬので、その日が来る前にダンジョンをクリアしておかないといけない、ということで、ゲームオーバーになる明確な日付が曖昧になっていました。
これはこれで一長一短ある感じではありましたが、リアリティの面で言ったらこちらの方がいいのかな、と思いました。上手く作ったな、と思います。
では、ここからネタバレありの感想です。続きを読む
2024年10月04日
シルバー2425・クリア
推理系ADVで2連続当たりを引けなかったので、もう少しADVを続けてみよう、ということで半額セールのときに買った本作をプレイしてみることにしました。
1999年発売のPSソフト「シルバー事件」のHDリマスター版と続編の「シルバー事件25区」がセットになったもので、時を経てリマスター版が出るくらいなのだからきっと面白いのだろう、という推測で買ってみました。
結論から言うと、雰囲気はすごくいいのだけど話自体はすごくわかりにくかった、です。
事件の核となる謎解きはちゃんと行われていたのですが、いい意味でも悪い意味でもすべてを語っていなくて、これはクリアしたら考察サイト巡りだな……と思っていたら、ほぼ全ての感想・考察サイトで、この作品のシナリオライターはこういう話を書く人だから考察するのは無理、でも雰囲気は最高、みたいなことが書いてありました。
確かにまぁ……ザックリした感想は私もそんな感じでした。
同じ作家さんの小説を読むと、別作品でも、これは○○さんの文章だな、とすぐにわかるタイプで、文章の雰囲気はかなりよかったです。
ということで、まずは「シルバー事件」の話から。
ひとまずプレイし始めたのですが、チュートリアルがあってもコマンドの使い方が全く分からなくて、開始10分でもう止めようかな、とちょっと心が折れかけました。
何かを調べるときは画面上のコマンドCを選んだ上で△ボタンを押す、というのがわかりませんでした。他のコマンドは○ボタンで反応するのに、コマンドCは○ボタンで反応しなくて、どうやって進めるの?、と。
それが理解できた後は比較的サクサク進められたのですが、それにしてもこの画面上のコマンドとコントローラのボタンを組み合わせるやり方とか移動方法がかなり独特で、どうしてこういう作りにしたんだよ……とガックリ来ました。
ゲームの進め方自体はオーソドックスなADVで、指定された場所に行くとイベントが発生、会話を進めると話が進んでいく方式でした。
謎解きも所々にありますが、なんやかんやで第1章に1番謎解きが多く配置されていて、それ以降はほぼ文章を読んでいるだけ、移動もほぼオート、ということで、ゲーム的なやり応えは少なめでした。
ストーリーも1本道で、バッドエンドがいくつかあってもいいのではないかな、と思ったり。死んでもおかしくはない場面はいくつかありましたし。
ただ、システム的な部分では難ありだったものの、ストーリーは前述の通りなかなかよかったです。
20年前に発生した猟奇殺人事件「シルバー事件」の犯人が入院中の病院から脱走、再び殺人事件を起こす……というところから話がスタート。
警察官の主人公の視点で見るTransmitter編をクリアするとフリーライターのモリシマトキオの視点で見るPlacebo編が始まり、同じ事件を別視点で見ることで事件の全容がわかる、という作りになっていました。
それで、話を進めていくとTransmitter編では各事件の7~8割くらいまでしか全容がわからず、残りをPlacebo編で埋めていくような形になっていることがわかり、その辺りの解答の出し方はいいバランスでよかったです。
基本的に会話劇で話が進むのですが、セリフ自体かなり短めなものが多く、いい意味で全て説明してくれるわけでもないので、プレイヤー側に考える余地が生まれていました。
「東京サイコデミック」では背景の説明不足が不満でしたが、本作はむしろ説明しすぎなかったところがよかったという印象で、この辺りはゲームの雰囲気とかいろいろ関係しているのかな、と感じました。
また、登場人物の誰もがかなりキャラ濃いめで、ハードボイルドな世界観もよかったです。
24区という日本の中にある独立国家のような地域の話で、警察組織もちょっと特殊ではあるのですが、古き良き時代の刑事もの、という感じで、こういう世界観って久しぶりだなぁ、と。
クサビさんが結構好きでした。
話としては「シルバー事件」単体で一応完結はしているのですが、6年後設定の「シルバー事件25区」につながる話が一部プロローグのみ収録されているので、これは続編プレイ前提の話なのかな……と感じました。
プレイ時間はおおよそ10時間くらいで、そこまで長くはなかったのですが、最終盤の展開を理解するために脳をフル稼働した感じがしたので、体感時間はもう少し長い感じがしました。
そして始めた「シルバー事件25区」。
こちらはむしろ「シルバー事件」をプレイしていることが前提となっていて、だからこのソフトはセット販売だったのか、と納得した部分がありました。
今作は前作の使いにくかったコマンドが変更され、それなりに使いやすくはなっていたのですが、今度はパスワード入力などに使われる30面ダイスがものすごく使いにくくなっていて地獄でした。
数字入力で使う10面ダイスはまだよかったのですが……
このパスワード入力が作中でかなりの頻度で登場し、ちゃんと謎解きをした上で入力するものもあるのですが、単純に数分前に聞いたパスワードを直接入力するだけという場面も多々あり、この入力本当に必要なの?、と思うことが多かったです。
ゲームらしいと言えばゲームらしいのですが……
ストーリーに関しては、前作を知っていることがまず前提で、固有名詞やら何やらが序盤からわんさか出てきます。
前作と同じく警察組織側から話を見るcorrectness編、裏の組織側から見るmatchmaker編、そしてモリシマトキオの視点で見るPlacebo編、と今作では3方向視点で同じ話を見ることになります。
舞台は、前作の舞台だった24区を更に進化させた形の25区にあるとある巨大マンション。
このマンションでは短期間に10人もの自殺者が出ていて、各話の主人公たちはこの自殺の真相を追っていくことになります。
この自殺者が出ることについての真相を全編通して語る話なので、前作のように各話で話がそれなりに独立していて、最終的にそれがまとまるという展開ではなく、各話謎が謎のまま終わることが多々ありました。
なので、序盤は本当に話がどこに向かおうとしているのかまるで分りませんでした。
それが5章でそれなりのまとまりを見せて話は終わるのですが、謎解きが全部出たはずなのにまだ霧の中にいるような感じで、話として終わってはいるのだけど何かモヤモヤする感覚がありました。
このモヤモヤ感は前作以上でした。
では、ここからネタバレありの感想です。続きを読む
1999年発売のPSソフト「シルバー事件」のHDリマスター版と続編の「シルバー事件25区」がセットになったもので、時を経てリマスター版が出るくらいなのだからきっと面白いのだろう、という推測で買ってみました。
結論から言うと、雰囲気はすごくいいのだけど話自体はすごくわかりにくかった、です。
事件の核となる謎解きはちゃんと行われていたのですが、いい意味でも悪い意味でもすべてを語っていなくて、これはクリアしたら考察サイト巡りだな……と思っていたら、ほぼ全ての感想・考察サイトで、この作品のシナリオライターはこういう話を書く人だから考察するのは無理、でも雰囲気は最高、みたいなことが書いてありました。
確かにまぁ……ザックリした感想は私もそんな感じでした。
同じ作家さんの小説を読むと、別作品でも、これは○○さんの文章だな、とすぐにわかるタイプで、文章の雰囲気はかなりよかったです。
ということで、まずは「シルバー事件」の話から。
ひとまずプレイし始めたのですが、チュートリアルがあってもコマンドの使い方が全く分からなくて、開始10分でもう止めようかな、とちょっと心が折れかけました。
何かを調べるときは画面上のコマンドCを選んだ上で△ボタンを押す、というのがわかりませんでした。他のコマンドは○ボタンで反応するのに、コマンドCは○ボタンで反応しなくて、どうやって進めるの?、と。
それが理解できた後は比較的サクサク進められたのですが、それにしてもこの画面上のコマンドとコントローラのボタンを組み合わせるやり方とか移動方法がかなり独特で、どうしてこういう作りにしたんだよ……とガックリ来ました。
ゲームの進め方自体はオーソドックスなADVで、指定された場所に行くとイベントが発生、会話を進めると話が進んでいく方式でした。
謎解きも所々にありますが、なんやかんやで第1章に1番謎解きが多く配置されていて、それ以降はほぼ文章を読んでいるだけ、移動もほぼオート、ということで、ゲーム的なやり応えは少なめでした。
ストーリーも1本道で、バッドエンドがいくつかあってもいいのではないかな、と思ったり。死んでもおかしくはない場面はいくつかありましたし。
ただ、システム的な部分では難ありだったものの、ストーリーは前述の通りなかなかよかったです。
20年前に発生した猟奇殺人事件「シルバー事件」の犯人が入院中の病院から脱走、再び殺人事件を起こす……というところから話がスタート。
警察官の主人公の視点で見るTransmitter編をクリアするとフリーライターのモリシマトキオの視点で見るPlacebo編が始まり、同じ事件を別視点で見ることで事件の全容がわかる、という作りになっていました。
それで、話を進めていくとTransmitter編では各事件の7~8割くらいまでしか全容がわからず、残りをPlacebo編で埋めていくような形になっていることがわかり、その辺りの解答の出し方はいいバランスでよかったです。
基本的に会話劇で話が進むのですが、セリフ自体かなり短めなものが多く、いい意味で全て説明してくれるわけでもないので、プレイヤー側に考える余地が生まれていました。
「東京サイコデミック」では背景の説明不足が不満でしたが、本作はむしろ説明しすぎなかったところがよかったという印象で、この辺りはゲームの雰囲気とかいろいろ関係しているのかな、と感じました。
また、登場人物の誰もがかなりキャラ濃いめで、ハードボイルドな世界観もよかったです。
24区という日本の中にある独立国家のような地域の話で、警察組織もちょっと特殊ではあるのですが、古き良き時代の刑事もの、という感じで、こういう世界観って久しぶりだなぁ、と。
クサビさんが結構好きでした。
話としては「シルバー事件」単体で一応完結はしているのですが、6年後設定の「シルバー事件25区」につながる話が一部プロローグのみ収録されているので、これは続編プレイ前提の話なのかな……と感じました。
プレイ時間はおおよそ10時間くらいで、そこまで長くはなかったのですが、最終盤の展開を理解するために脳をフル稼働した感じがしたので、体感時間はもう少し長い感じがしました。
そして始めた「シルバー事件25区」。
こちらはむしろ「シルバー事件」をプレイしていることが前提となっていて、だからこのソフトはセット販売だったのか、と納得した部分がありました。
今作は前作の使いにくかったコマンドが変更され、それなりに使いやすくはなっていたのですが、今度はパスワード入力などに使われる30面ダイスがものすごく使いにくくなっていて地獄でした。
数字入力で使う10面ダイスはまだよかったのですが……
このパスワード入力が作中でかなりの頻度で登場し、ちゃんと謎解きをした上で入力するものもあるのですが、単純に数分前に聞いたパスワードを直接入力するだけという場面も多々あり、この入力本当に必要なの?、と思うことが多かったです。
ゲームらしいと言えばゲームらしいのですが……
ストーリーに関しては、前作を知っていることがまず前提で、固有名詞やら何やらが序盤からわんさか出てきます。
前作と同じく警察組織側から話を見るcorrectness編、裏の組織側から見るmatchmaker編、そしてモリシマトキオの視点で見るPlacebo編、と今作では3方向視点で同じ話を見ることになります。
舞台は、前作の舞台だった24区を更に進化させた形の25区にあるとある巨大マンション。
このマンションでは短期間に10人もの自殺者が出ていて、各話の主人公たちはこの自殺の真相を追っていくことになります。
この自殺者が出ることについての真相を全編通して語る話なので、前作のように各話で話がそれなりに独立していて、最終的にそれがまとまるという展開ではなく、各話謎が謎のまま終わることが多々ありました。
なので、序盤は本当に話がどこに向かおうとしているのかまるで分りませんでした。
それが5章でそれなりのまとまりを見せて話は終わるのですが、謎解きが全部出たはずなのにまだ霧の中にいるような感じで、話として終わってはいるのだけど何かモヤモヤする感覚がありました。
このモヤモヤ感は前作以上でした。
では、ここからネタバレありの感想です。続きを読む

