ゼノブレイドシリーズを一通りプレイしたいと思っていた中で唯一プレイできていなかった作品だったので、迷うことなく発売日に買ってプレイし始めました。
総プレイ時間は約150時間で、やれる限りのことをやったな、と思ったところで終わることにしました。
やったことは以下の通り。
・レベル92以下のオーバードを全て撃破。
・上記オーバード関連以外のクエストとセグメントをクリア。
・絶景を全て見つける。
・コレペディアを全て埋める。
という感じで、これ以上進めるとなるとドロップアイテムの厳選とかデバイス強化がかなりきつくなってくるので、もうここまででいいかな、となりました。
プレイしていて感じたのは、とにかくやることが多くてすごく楽しかったな、ということ。
クエスト数はおそらくシリーズ中で1番多くて、1章クリアする毎にシンプルクエストが30以上、通常クエストが10以上追加され、キズナクエストも基本的に仲間1人に対して3種類(加入クエスト×1、掘り下げ×2)あったので、コツコツクエストをクリアしていくのが楽しかったです。
他にも、未開拓の惑星を探索して少しずつ領土を拡大していくところとか、クエスト以外にも数百に区切られているセグメント毎に達成目標が設定されていてそれを1つ1つ埋めていくところとか、フロンティアネットの組み合わせとか、やるべきことを理解してくると、あれもこれもやらないといけなくて大変だけどすごく楽しい!、となっていました。
その代わり、本編の長さとしてはそこまでではなく、中盤は本編のストーリーを1章クリアする時間が30分くらいだったりしましたから、本編だけで見たら30時間くらいではないかな、と思います。
この辺りの感覚はゼルダシリーズにちょっと似ているかもしれません。
本編以外のところでいろいろやることがあるけど、本編自体は短い、という。
戦闘に関しては、ゼノブレイド1を少し変化させた感じでしたが、序盤は敵が結構硬い上に敵のレベルを5くらい上回っていても苦戦することが多かったり、敵から逃げるときはただひたすら敵から離れることを考えてダッシュするのですが、かなり長距離を走っても敵のターゲットが外れなかったりして、これ調整間違っているんじゃないかな?、とすら思っていました。
でも、中盤でドールを手に入れからはもうガラッと戦闘スタイルが変化することになって、まぁインナー装備と比べて与えるダメージが桁違いで、レベルが10くらい上の敵でも2~3発殴れば倒せるくらいの仕様で、このドールの戦闘力を加味したレベル設定なのだな、と感じました。
なお、ドールだけで全てが解決するわけではなく、ドールが入れない場所に強敵がいてインナー装備で戦わないといけないという場面はそれなりにあり、その辺りは調整されているんだな、と感じました。
そんな感じで、ドールを手に入れてからは戦闘で苦戦することがグッと減ったのですが、これはちょっと物足りないと思う部分でもあり、インナー装備での戦闘ともうちょっと差をなくしてもよかったのではないかな、と感じました。
マップはオープンワールドでそれなりにスキップトラベルのポイントが設置されていましたし、ロード時間もあまり感じなかったので、プレイしている間は快適でした。
グラフィックに関しては、マップ上のフィールドに関しては文句なしにきれいだと思ったのですが、人に関してはリマスターだから仕方ないとはいえ、一昔前の人形っぽい感じになっていて、そこは少し残念でした。
音楽は、いつものゼノブレイドシリーズだったら確実に刺さる音楽があったり、フィールドボーカル曲最高だよね、みたいになるのですが、今作に関してはいまひとつで、調べてみたら光田康典さんが参加していないとのことで、その辺りのギャップもあったのかな、と感じました。
光田康典さんの音楽だと思い込んでプレイし始めてしまったので。
悪くはないのだけど、日常的に口ずさみたくなるような曲はなかったかなぁ、と。
ストーリーに関しては、事前にネタバレは見ていないものの、オリジナル版はストーリーがちょっとねぇ……みたいなのは聞いたことがありました。なので、そこはちょっと身構えてはいたのですが、本作ではきれいに終わっていました。
詳細はネタバレありのところで語りますが、オリジナル版でモヤモヤしていた人は確実にプレイしてストーリーを補完した方がいいと思います。それに納得できるかできないかは別ですが、中途半端な形で置いておかれるよりかは100倍マシだとは思います。
では、ここからネタバレありの感想です。
なお、ゼノブレイドシリーズの他の作品のネタバレも一部含みます。
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2025年07月02日
2025年06月03日
祇(くにつがみ)・クリア
割と最近「大神」をクリアして、「大神」の続編が発表された中で、この作品も「大神」系列の作品っぽいようだったので(「大神」と「祇」のダブルパックが発売された)、これは「大神」の続編の前にプレイした方がいいのかな、と思ってプレイしてみることにしました。
ただ、ジャンルがアクション+シミュレーションだということで、難しいゲームだったらクリアできないかもしれない、と思って事前に難易度を調べてみたら、難易度設定は出来ないけどそこまで難しくもないしむしろヌルゲーと言えなくもない、くらいの意見がちらほら見えたので、これなら大丈夫だろう、と思って購入に踏み切りました。
結果。
無茶苦茶難しかったです。
アクションが苦手過ぎて「The Last of Us」の最低難易度で107回死んだ私には激ムズゲームでした。
何度もゲームオーバーになって何度もやり直して、本当にギリギリで2周目をクリアしました。
ただ、かなり頻繁にオートセーブが入るのでやり直しがしやすいこと、1周目の終盤から使える陰陽師がチート級に強いということがあって、その力で何とか無理矢理押し切ることは出来ました。
陰陽師なしだったら、1周目もクリアできていないと思います。
多分、この機能があるからヌルゲー判定をする人が出てくるのだと思いますが、個人的にはものすごくありがたい救済措置でした。
プレイ時間は40時間くらいで、全ミッションクリア以外のトロフィーは取りました。
パリィができないので、「後の先でしょうけらにトドメをさせ」「しょうけらの攻撃に対して弾きを3回成功させろ」が無理でした。
攻略サイトにも、タイミングがかなりシビアだと書いてありましたし。
そんな感じで、まずはシステム周りの感想ですが、覚えないといけないことが割と多いのと、夜の襲撃に備えて昼に準備するときは時間制限があるというのがあって、序盤は何をすればいいかよくわからない→なんか夜になって敵が襲ってきた→主人公・宗の力だけで乗り切る、みたいなこともあったりしました。
3ステージ目くらいから、村人の転職・移動、産霊での強化、結晶の使い方などなどがわかってくるのですが、それに伴って敵の出現位置が増えたり、戦い方を考えないといけない敵が出てきたりして、プレイヤーの理解度と共にステージが難しくなっていくようになっていました。その辺りのバランスは割といい感じでした。
ただ、ステージのギミック的なもので初見殺しの場合がわりとあったり、攻略サイトなしだとボスの勝ち方がわからないとかはそれになりあって、何も見ないでクリアするのは結構難しいのではないかな、と感じました。
私は女郎百足辺りから攻略サイトを頼るようになりました。
各ステージに設定してあるミッションをクリアする度にパワーアップアイテムが手に入るとか、解放した村を復興すると少しずつ宗が成長するとか、やり込み甲斐がある部分は好きでした。
ストーリーに関しては、SFC以降のゲームとしては1番説明がなかった作品ではなかったかな、と感じました。このゲームに比べたら「ICO」とか「人喰い大鷲のトリコ」は100倍説明してくれてます。
ゲーム中でセリフはほぼほぼないですし(世代が「いってらっしゃい」「おかえりなさい」を言うくらい)、他のゲームではステージ―ギミックとか敵のこととか戦い方とかをキャラに説明させることも多いですが、このゲームではチュートリアルとしての説明文が出るだけでしたし。
しかしながら、映像だけでいろいろ察しろ、という感じではあったのですが、それなりに理解できる感じにはなっていて、これはこれでこういう描き方はいいのかもしれないな、とも思いました。
では、ここからネタバレありの感想です。
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ただ、ジャンルがアクション+シミュレーションだということで、難しいゲームだったらクリアできないかもしれない、と思って事前に難易度を調べてみたら、難易度設定は出来ないけどそこまで難しくもないしむしろヌルゲーと言えなくもない、くらいの意見がちらほら見えたので、これなら大丈夫だろう、と思って購入に踏み切りました。
結果。
無茶苦茶難しかったです。
アクションが苦手過ぎて「The Last of Us」の最低難易度で107回死んだ私には激ムズゲームでした。
何度もゲームオーバーになって何度もやり直して、本当にギリギリで2周目をクリアしました。
ただ、かなり頻繁にオートセーブが入るのでやり直しがしやすいこと、1周目の終盤から使える陰陽師がチート級に強いということがあって、その力で何とか無理矢理押し切ることは出来ました。
陰陽師なしだったら、1周目もクリアできていないと思います。
多分、この機能があるからヌルゲー判定をする人が出てくるのだと思いますが、個人的にはものすごくありがたい救済措置でした。
プレイ時間は40時間くらいで、全ミッションクリア以外のトロフィーは取りました。
パリィができないので、「後の先でしょうけらにトドメをさせ」「しょうけらの攻撃に対して弾きを3回成功させろ」が無理でした。
攻略サイトにも、タイミングがかなりシビアだと書いてありましたし。
そんな感じで、まずはシステム周りの感想ですが、覚えないといけないことが割と多いのと、夜の襲撃に備えて昼に準備するときは時間制限があるというのがあって、序盤は何をすればいいかよくわからない→なんか夜になって敵が襲ってきた→主人公・宗の力だけで乗り切る、みたいなこともあったりしました。
3ステージ目くらいから、村人の転職・移動、産霊での強化、結晶の使い方などなどがわかってくるのですが、それに伴って敵の出現位置が増えたり、戦い方を考えないといけない敵が出てきたりして、プレイヤーの理解度と共にステージが難しくなっていくようになっていました。その辺りのバランスは割といい感じでした。
ただ、ステージのギミック的なもので初見殺しの場合がわりとあったり、攻略サイトなしだとボスの勝ち方がわからないとかはそれになりあって、何も見ないでクリアするのは結構難しいのではないかな、と感じました。
私は女郎百足辺りから攻略サイトを頼るようになりました。
各ステージに設定してあるミッションをクリアする度にパワーアップアイテムが手に入るとか、解放した村を復興すると少しずつ宗が成長するとか、やり込み甲斐がある部分は好きでした。
ストーリーに関しては、SFC以降のゲームとしては1番説明がなかった作品ではなかったかな、と感じました。このゲームに比べたら「ICO」とか「人喰い大鷲のトリコ」は100倍説明してくれてます。
ゲーム中でセリフはほぼほぼないですし(世代が「いってらっしゃい」「おかえりなさい」を言うくらい)、他のゲームではステージ―ギミックとか敵のこととか戦い方とかをキャラに説明させることも多いですが、このゲームではチュートリアルとしての説明文が出るだけでしたし。
しかしながら、映像だけでいろいろ察しろ、という感じではあったのですが、それなりに理解できる感じにはなっていて、これはこれでこういう描き方はいいのかもしれないな、とも思いました。
では、ここからネタバレありの感想です。
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2025年05月03日
白昼夢の青写真・クリア
なにかストーリーで評判のいいゲームはないものか、と探していたときに見つけたのがこのソフトでした。
SWITCH版が出ていて、通販サイトなどのレビューでかなりの高得点が付けられていたので、これはまず間違いなく面白いのだろう、という確信は最初から持てていました。
ただ、フルプライスで買うのはなぁ……とずっと思っていたところ、発売から約1年で半額セールがあったので買ってプレイすることにしました。
一般的なADVは選択肢でストーリー分岐するとか攻略キャラを選ぶのですが、このゲームはまず3本のシナリオが途中まで進行し、3本とも特定の場所まで進行すると、それぞれのシナリオがエンディングまで見ることが可能になり、更にその後でメインストーリーが進む、という構成になっていました。
これが今までに見たことのない構成で、最初結構ビックリしました。
元々18禁のPCゲームとして発売された作品なのですが、ADVのPCゲームというのは主人公がいて、その主人公が特定のヒロインを選んでシナリオが分岐し、最終的に個別のエンディングに到達する、というものがほとんど。そうでなくても、主人公は1人だし、全ての女性キャラは主人公以外と関係を持ってはいけないとかの縛りがあるものなのですが、最初に見ることになる3本のシナリオは全て主人公が違うので、そもそものADVの大前提が崩されていました。
ただ、ヒロインが全員白髪赤目の女の子で声優も同じ、3本のシナリオを読むと、主人公の年齢も時代設定もそれぞれ違うものの似たようなセリフであったり登場人物が出てきたり終盤に同じ展開があったり、何かしら横の繋がりがあるだろう、というのは示されていました。
最初に思ったのは、これは輪廻転生の話なのかな、ということだったのですが、最後のメインストーリーが始まったらその予想は全くの的外れだったとすぐにわかりました。
その後のメインストーリーの構成は素晴らしかったです。
綿密に伏線が張られていて、その出し方も非常に上手くて、プレイヤーの印象にちゃんと残るくらい何度となく印象付けるようにイベントを出し、伏線回収のときにちゃんと伏線が思い出せるようになっていて。
確かにこれは評判がいいはずだ、と納得しました。
また、余談として、作中の用語解説としてTIPSがあるのですが、普通に用語説明のときもあれば、ネタのような文章もあったりして、結構楽しく読めました。
この感じは「街」とか「タイムトラベラー」をプレイしていたときをちょっと思い出して、シナリオが上手い人はこういうところも上手いのだな、と感じました。
では、ここからネタバレありの感想です。
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SWITCH版が出ていて、通販サイトなどのレビューでかなりの高得点が付けられていたので、これはまず間違いなく面白いのだろう、という確信は最初から持てていました。
ただ、フルプライスで買うのはなぁ……とずっと思っていたところ、発売から約1年で半額セールがあったので買ってプレイすることにしました。
一般的なADVは選択肢でストーリー分岐するとか攻略キャラを選ぶのですが、このゲームはまず3本のシナリオが途中まで進行し、3本とも特定の場所まで進行すると、それぞれのシナリオがエンディングまで見ることが可能になり、更にその後でメインストーリーが進む、という構成になっていました。
これが今までに見たことのない構成で、最初結構ビックリしました。
元々18禁のPCゲームとして発売された作品なのですが、ADVのPCゲームというのは主人公がいて、その主人公が特定のヒロインを選んでシナリオが分岐し、最終的に個別のエンディングに到達する、というものがほとんど。そうでなくても、主人公は1人だし、全ての女性キャラは主人公以外と関係を持ってはいけないとかの縛りがあるものなのですが、最初に見ることになる3本のシナリオは全て主人公が違うので、そもそものADVの大前提が崩されていました。
ただ、ヒロインが全員白髪赤目の女の子で声優も同じ、3本のシナリオを読むと、主人公の年齢も時代設定もそれぞれ違うものの似たようなセリフであったり登場人物が出てきたり終盤に同じ展開があったり、何かしら横の繋がりがあるだろう、というのは示されていました。
最初に思ったのは、これは輪廻転生の話なのかな、ということだったのですが、最後のメインストーリーが始まったらその予想は全くの的外れだったとすぐにわかりました。
その後のメインストーリーの構成は素晴らしかったです。
綿密に伏線が張られていて、その出し方も非常に上手くて、プレイヤーの印象にちゃんと残るくらい何度となく印象付けるようにイベントを出し、伏線回収のときにちゃんと伏線が思い出せるようになっていて。
確かにこれは評判がいいはずだ、と納得しました。
また、余談として、作中の用語解説としてTIPSがあるのですが、普通に用語説明のときもあれば、ネタのような文章もあったりして、結構楽しく読めました。
この感じは「街」とか「タイムトラベラー」をプレイしていたときをちょっと思い出して、シナリオが上手い人はこういうところも上手いのだな、と感じました。
では、ここからネタバレありの感想です。
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2025年04月01日
DYSCRONIA:CHRONOS ALTERNATE Definitive Edition(ディスクロニア:クロノスオルタネイト ディフィニティブエディション)・クリア
元々はPSVR2用のソフトで、全3部作で発売された作品です。それを3作品まとめて後日談をつけてSWITCHでもプレイできるようにしたのが本作です。
過去を書き換える能力を使って事件を解決していく、という設定に惹かれてプレイしてみることにしました。
SWITCH版では元々なかった後日談が追加された、ということで、リメイクされたり他機種に移植されたときにストーリー追加がある作品は当たりが多い、という個人的なジンクスがあったので、プレイしてもいいかな、と思ったというのもありました。
それでプレイし始めたのですが……システムは悪くないけど、とにかくテンポが悪い、と感じました。
その最たる原因がロードの遅さと頻度で、建物や部屋に入るとか階を移動するときに必ずロードが入り、しかも5~6秒待たされるので、プレイしながらイライラすることが多かったです。
また、元々がVR用の作品なので、視点がFPSというのはいいのですが、ダッシュが出来なくて移動がかなりもっさりしていましたし、VR用だからなのか自身の体が手首の先しか表示されていなくて軽くホラーな感じもありました。表示されている手が半透明なのだから、腕も半透明で表示してくれてもいいのに、と思ったりもしました。
その他、ストーリーを進める上で極力迷わないようにしているというか、プレイヤーが次に何をしたらいいのかわからなくならないようになっていて、次に移動すべき場所にマーカーがついているとか、室内で調べ切れていない場合は「まだこの部屋を調べた方がいい」とかのヒントが出る上に、調べられる場所は室内をスキャンすると可視化されたりして、過剰なまでの親切設計になっていて、そこは一長一短ありました。
昔のADVなどは次に何をすればいいのかわからなくて、総当たりで移動できる場所全てに行ってみるとかありましたが、これはそれを極力排除した代わりにプレイヤーに自由がないような、そんな感じがしました。
ただ、がんじがらめの一本道にならないように、精神汚染が進んでいるモブキャラを元に戻すためのミニゲームが用意されていました。
このミニゲームが出来るキャラを探すというのはそれなりに楽しかったのですが、前述のように探索中画面切り替えの度にロードが走るのが苦痛だったり、そもそもミニゲームがリズムゲームと言っておきながら環境音みたいな音楽しか流れなくて、全然音楽に合わせてタイミングを取っている感覚がなかったのは残念でした。
それで、肝心の過去改変で事件を解決する、という部分なのですが……いろいろ微妙でした。
まず、主人公にはサイコメトリ的な能力があって、その能力が発動できるアイテムの持ち主の過去の行動を変えることができるので、結構都合よくいろいろ変えられるなぁ、という印象がありました。
極論すると、殺人犯が殺人をしなかったことにすることも出来るのですが、作中ではさすがにそこまではやっていなくて、でも、だったらむしろなんでそこ改変しないの?、みたいなのもありました。
また、EP1と2は最終的に殺人事件の犯人を特定するために裁判長みたいな人に説明するのが話の山場になるのですが、ものすっっごく簡単にした「逆転裁判」みたいな流れで、ほぼ結論を間違いようがなくて、しかも犯人の身柄を抑えていないので、犯人は特定したけど逃げられている、みたいなことになっていて、非常に中途半端でした。
EP3は既に殺人事件とは関係なくなった謎解きADVみたいになっていましたし、これなら最初から謎解きADVでもよかったのではないか、と。
ストーリーは悪くはないのですが、主要キャラ以外のモブキャラが全て半透明で表示されているので、主要キャラ以外がまるで存在しないみたいな感覚になる上に、登場人物が10人もいないせいで殺人事件が起こっても犯人が分かりやすすぎるとか、ちょっとなぁ……と思う場面が多々ありました。
詳細はネタバレありで語りますが、期待したほどのものではなかったな、と思ってしまいました。
では、ここからネタバレありの感想です。
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過去を書き換える能力を使って事件を解決していく、という設定に惹かれてプレイしてみることにしました。
SWITCH版では元々なかった後日談が追加された、ということで、リメイクされたり他機種に移植されたときにストーリー追加がある作品は当たりが多い、という個人的なジンクスがあったので、プレイしてもいいかな、と思ったというのもありました。
それでプレイし始めたのですが……システムは悪くないけど、とにかくテンポが悪い、と感じました。
その最たる原因がロードの遅さと頻度で、建物や部屋に入るとか階を移動するときに必ずロードが入り、しかも5~6秒待たされるので、プレイしながらイライラすることが多かったです。
また、元々がVR用の作品なので、視点がFPSというのはいいのですが、ダッシュが出来なくて移動がかなりもっさりしていましたし、VR用だからなのか自身の体が手首の先しか表示されていなくて軽くホラーな感じもありました。表示されている手が半透明なのだから、腕も半透明で表示してくれてもいいのに、と思ったりもしました。
その他、ストーリーを進める上で極力迷わないようにしているというか、プレイヤーが次に何をしたらいいのかわからなくならないようになっていて、次に移動すべき場所にマーカーがついているとか、室内で調べ切れていない場合は「まだこの部屋を調べた方がいい」とかのヒントが出る上に、調べられる場所は室内をスキャンすると可視化されたりして、過剰なまでの親切設計になっていて、そこは一長一短ありました。
昔のADVなどは次に何をすればいいのかわからなくて、総当たりで移動できる場所全てに行ってみるとかありましたが、これはそれを極力排除した代わりにプレイヤーに自由がないような、そんな感じがしました。
ただ、がんじがらめの一本道にならないように、精神汚染が進んでいるモブキャラを元に戻すためのミニゲームが用意されていました。
このミニゲームが出来るキャラを探すというのはそれなりに楽しかったのですが、前述のように探索中画面切り替えの度にロードが走るのが苦痛だったり、そもそもミニゲームがリズムゲームと言っておきながら環境音みたいな音楽しか流れなくて、全然音楽に合わせてタイミングを取っている感覚がなかったのは残念でした。
それで、肝心の過去改変で事件を解決する、という部分なのですが……いろいろ微妙でした。
まず、主人公にはサイコメトリ的な能力があって、その能力が発動できるアイテムの持ち主の過去の行動を変えることができるので、結構都合よくいろいろ変えられるなぁ、という印象がありました。
極論すると、殺人犯が殺人をしなかったことにすることも出来るのですが、作中ではさすがにそこまではやっていなくて、でも、だったらむしろなんでそこ改変しないの?、みたいなのもありました。
また、EP1と2は最終的に殺人事件の犯人を特定するために裁判長みたいな人に説明するのが話の山場になるのですが、ものすっっごく簡単にした「逆転裁判」みたいな流れで、ほぼ結論を間違いようがなくて、しかも犯人の身柄を抑えていないので、犯人は特定したけど逃げられている、みたいなことになっていて、非常に中途半端でした。
EP3は既に殺人事件とは関係なくなった謎解きADVみたいになっていましたし、これなら最初から謎解きADVでもよかったのではないか、と。
ストーリーは悪くはないのですが、主要キャラ以外のモブキャラが全て半透明で表示されているので、主要キャラ以外がまるで存在しないみたいな感覚になる上に、登場人物が10人もいないせいで殺人事件が起こっても犯人が分かりやすすぎるとか、ちょっとなぁ……と思う場面が多々ありました。
詳細はネタバレありで語りますが、期待したほどのものではなかったな、と思ってしまいました。
では、ここからネタバレありの感想です。
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2025年03月06日
HARVESTELLA(ハーヴェステラ)・クリア
今から1年前くらいに、このゲームが面白いという情報を見かけたのですが、SWITCHでしか発売されていない(PS4版がない)こと、発売から1年くらい経過しているのに全く値崩れしていないということがあって、しばらく購入をためらっていました。
それがずっと心のどこかに引っかかっていたのですが、昨年DL版が半額セールで出たことと娘がしばらくSWITCHを触らないというのがあってプレイしてみることにしました。
それで実際プレイし始めてみたら、確かに面白かったです。
プレイ時間は100時間くらいで、やり込みもそれなりにやりました。
やらなかったのは、武器全強化、それに伴う妖精オーダーとクラフトくらいで、レベルは95まで上げました。後はもう本当にお金を貯めるだけになったので、そこからはもう作業だな、と思って止めました。
でも、クリアまでの時間は80時間くらいだったので、やり込み部分も20時間はプレイしていて、それ含めて楽しかったです。
どの辺りが楽しかったかについては、まずシステム周りから。
この作品には日付と時間経過・季節の変化があり、1日は6時からスタートし、22時になると眠くなってきてステータスがダウンして深夜0時を過ぎると次第に視界がブラックアウトしてきて最後は気絶してしまうので、徹夜するという概念がありません。
ダンジョンを探索するにしても街を巡るにしても、22時くらいには切り上げて自宅に帰って寝なければならないのです。
RPGで日時の概念があると言えばペルソナシリーズですが、ペルソナだとダンジョンに入ったら脱出するまで時間経過はないですが、この作品はボス戦だろうが何だろうが一部イベント中を除いて否応なく時間経過します。
これが最初は行動の足かせになりそうだな……と思っていたのですが、そもそも人間がずっとぶっ通しで戦えるっていうことはないですし、ダンジョンも少し進めばショートカットルートが確保されたりするので、意外とサクサク進められるというのもあり、これはこれで理に適っているな、と思えてわりとすぐにこのシステムにはなじめました。
それに、時間経過があるものの、クエストやメインストーリーに関して特に期限はないので、ゲームをプレイする上で全く焦る必要がない、というのはよかったです。
昼夜だけではなく時間概念があるのに自分の好きなタイミングでストーリーが進められる、というゲームはなかなかないのでは、とも思いましたし。
クエストも結構多めに用意されていて、仲間との親密度を上げる専用クエストが10段階で用意されている辺りも結構手厚いと思いましたし、仲間同士のやり取りはブレイクタイムで見られたりして、その辺り手を抜いていない感じがよかったです。
また、お金に関しても、敵はお金を落とさないので、基本的には自給自足で賄う必要があります。
もちろん、敵からのドロップアイテムを売ることも出来るのですが、基本的ドロップアイテムは買取価格が安いので、種を買い、自宅の庭にある畑で作物を育てて出荷して資金を確保するのが基本です。
話が進んでくると、作物を加工してジュースやジャムにすると少し高く売れますが、料理は買取価格が安いとかあります。
作物以外にも、魚を釣るとかも可能で、プレイ時間の半分くらいは畑作業をしていたような感覚でした。でも、これはこれで楽しくて、季節ごとに取れる作物が変わってくるので、季節の始めはダンジョンほったらかしで
1日農作業をするのが定番だったりしました。
ただ、お金が必要になる場面はかなり多く、特に武器強化の後半はお金が足りなくて最後までやるのを断念しました。
コツコツ農作業をしていればいつかお金は溜まるのですが、果てしない感じで。
例えば、クリア後辺りは自動的に1日1万くらいお金が入るようになるのですが、仲間が9人いて、全員の武器レベルを最大にするのに主人公は20万、仲間たちはそれぞれ10万かかるので、気が遠くなりそうでした。ちなみに、武器レベルを上げるのにトータル213万必要だそうです。武器レベル最大手前までで100万くらいかかっているのに、更に倍必要なのかぁ、と。
戦闘に関しては一見アクションRPGなのですが、見た目よりもコマンド式RPGに近い感じでした。
仲間2人がオートで戦ってくれるので、パッと見は「ニーアオートマタ」の感じもあるのですが、敵の魔法は回避不可能だとか、一部の強敵が異様なまでに主人公を追い回してくるので結局攻撃が回避不能になるとかがあるので、最初はゼルダっぽいのを想像していたというのもあり、この辺りちょっとイラっとしました。
ただ、レベルと武器強化の概念があって、1レベル上げるだけで結構強さを実感できる感じですし、難易度設定もないので、キッチリレベルさえ上げればゲームクリアまで敵に負けることはまずない、という辺りがコマンド式RPGの感覚に近かったです。
特別な技術も必要なく(防御・パリィ・緊急回避なし)、適切な部分でスキルを使う以外は大技回避しつつボタン連打でいけるので、総合すると、少しアクション要素の加わったRPGという感じでした。
なお、仲間は戦闘中HPが0になっても10数秒でHP満タンになって復活するので、基本的には主人公のHPさえ気にしていればよかったりします。
トータルすると難易度は低めだと思います。
また、戦闘では12種類ある職業を自分の好みで3つ選んで切り替えながら戦うのですが、いろいろ使ってみた結果、遠距離攻撃のできる魔法職が強いな、と感じました。
前述のように敵の攻撃は基本的に当たるのですが、主人公が遠距離攻撃だと近接攻撃の仲間が壁になってくれて敵の近接攻撃が主人公まで届かない場面が割とあるので、遠距離攻撃の方が近接攻撃より敵の攻撃を受けにくい、というのがありました。
それでも、一部の強敵は仲間ガン無視で主人公を執拗に追いかけ回して攻撃モーションを取らせてくれないので、そうなったらもう攻撃が当たること前提で近接攻撃にするっていうのもありましたが。
その他、ゲームの最終盤になるまでダンジョンでの回復方法が料理とジュースしかないというのがあり、しかも料理は満腹になるとそれ以上食べられない(回復できない)というのもあって、キッチリレベルを上げて戦っていかないといけない、つまりは低レベルクリアはしにくい状況ではあるかな、と感じました。
音楽に関しては、サントラが欲しいと思うレベルでよかったです。
フィールドボーカル曲があるゲームのゲーム音楽は大体当たり、みたいな法則があるのかな、と思うくらいこの作品にもフィールドボーカル曲がわりとありました。
酒場のネモの歌もよかったです。
反面、最近のゲームとしては珍しくボイスがあるのは戦闘時のみで、本編中キャラが一切しゃべらないので、もしフルボイスだったらクリア時間があと20~30時間は延びたかもしれません。
でも、これはこれでサクサク進められてよかったです。
ボイスがあったらなぁ、とか一切思わなかったです。
ストーリーに関しては、ネタバレになるので隠します。
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それがずっと心のどこかに引っかかっていたのですが、昨年DL版が半額セールで出たことと娘がしばらくSWITCHを触らないというのがあってプレイしてみることにしました。
それで実際プレイし始めてみたら、確かに面白かったです。
プレイ時間は100時間くらいで、やり込みもそれなりにやりました。
やらなかったのは、武器全強化、それに伴う妖精オーダーとクラフトくらいで、レベルは95まで上げました。後はもう本当にお金を貯めるだけになったので、そこからはもう作業だな、と思って止めました。
でも、クリアまでの時間は80時間くらいだったので、やり込み部分も20時間はプレイしていて、それ含めて楽しかったです。
どの辺りが楽しかったかについては、まずシステム周りから。
この作品には日付と時間経過・季節の変化があり、1日は6時からスタートし、22時になると眠くなってきてステータスがダウンして深夜0時を過ぎると次第に視界がブラックアウトしてきて最後は気絶してしまうので、徹夜するという概念がありません。
ダンジョンを探索するにしても街を巡るにしても、22時くらいには切り上げて自宅に帰って寝なければならないのです。
RPGで日時の概念があると言えばペルソナシリーズですが、ペルソナだとダンジョンに入ったら脱出するまで時間経過はないですが、この作品はボス戦だろうが何だろうが一部イベント中を除いて否応なく時間経過します。
これが最初は行動の足かせになりそうだな……と思っていたのですが、そもそも人間がずっとぶっ通しで戦えるっていうことはないですし、ダンジョンも少し進めばショートカットルートが確保されたりするので、意外とサクサク進められるというのもあり、これはこれで理に適っているな、と思えてわりとすぐにこのシステムにはなじめました。
それに、時間経過があるものの、クエストやメインストーリーに関して特に期限はないので、ゲームをプレイする上で全く焦る必要がない、というのはよかったです。
昼夜だけではなく時間概念があるのに自分の好きなタイミングでストーリーが進められる、というゲームはなかなかないのでは、とも思いましたし。
クエストも結構多めに用意されていて、仲間との親密度を上げる専用クエストが10段階で用意されている辺りも結構手厚いと思いましたし、仲間同士のやり取りはブレイクタイムで見られたりして、その辺り手を抜いていない感じがよかったです。
また、お金に関しても、敵はお金を落とさないので、基本的には自給自足で賄う必要があります。
もちろん、敵からのドロップアイテムを売ることも出来るのですが、基本的ドロップアイテムは買取価格が安いので、種を買い、自宅の庭にある畑で作物を育てて出荷して資金を確保するのが基本です。
話が進んでくると、作物を加工してジュースやジャムにすると少し高く売れますが、料理は買取価格が安いとかあります。
作物以外にも、魚を釣るとかも可能で、プレイ時間の半分くらいは畑作業をしていたような感覚でした。でも、これはこれで楽しくて、季節ごとに取れる作物が変わってくるので、季節の始めはダンジョンほったらかしで
1日農作業をするのが定番だったりしました。
ただ、お金が必要になる場面はかなり多く、特に武器強化の後半はお金が足りなくて最後までやるのを断念しました。
コツコツ農作業をしていればいつかお金は溜まるのですが、果てしない感じで。
例えば、クリア後辺りは自動的に1日1万くらいお金が入るようになるのですが、仲間が9人いて、全員の武器レベルを最大にするのに主人公は20万、仲間たちはそれぞれ10万かかるので、気が遠くなりそうでした。ちなみに、武器レベルを上げるのにトータル213万必要だそうです。武器レベル最大手前までで100万くらいかかっているのに、更に倍必要なのかぁ、と。
戦闘に関しては一見アクションRPGなのですが、見た目よりもコマンド式RPGに近い感じでした。
仲間2人がオートで戦ってくれるので、パッと見は「ニーアオートマタ」の感じもあるのですが、敵の魔法は回避不可能だとか、一部の強敵が異様なまでに主人公を追い回してくるので結局攻撃が回避不能になるとかがあるので、最初はゼルダっぽいのを想像していたというのもあり、この辺りちょっとイラっとしました。
ただ、レベルと武器強化の概念があって、1レベル上げるだけで結構強さを実感できる感じですし、難易度設定もないので、キッチリレベルさえ上げればゲームクリアまで敵に負けることはまずない、という辺りがコマンド式RPGの感覚に近かったです。
特別な技術も必要なく(防御・パリィ・緊急回避なし)、適切な部分でスキルを使う以外は大技回避しつつボタン連打でいけるので、総合すると、少しアクション要素の加わったRPGという感じでした。
なお、仲間は戦闘中HPが0になっても10数秒でHP満タンになって復活するので、基本的には主人公のHPさえ気にしていればよかったりします。
トータルすると難易度は低めだと思います。
また、戦闘では12種類ある職業を自分の好みで3つ選んで切り替えながら戦うのですが、いろいろ使ってみた結果、遠距離攻撃のできる魔法職が強いな、と感じました。
前述のように敵の攻撃は基本的に当たるのですが、主人公が遠距離攻撃だと近接攻撃の仲間が壁になってくれて敵の近接攻撃が主人公まで届かない場面が割とあるので、遠距離攻撃の方が近接攻撃より敵の攻撃を受けにくい、というのがありました。
それでも、一部の強敵は仲間ガン無視で主人公を執拗に追いかけ回して攻撃モーションを取らせてくれないので、そうなったらもう攻撃が当たること前提で近接攻撃にするっていうのもありましたが。
その他、ゲームの最終盤になるまでダンジョンでの回復方法が料理とジュースしかないというのがあり、しかも料理は満腹になるとそれ以上食べられない(回復できない)というのもあって、キッチリレベルを上げて戦っていかないといけない、つまりは低レベルクリアはしにくい状況ではあるかな、と感じました。
音楽に関しては、サントラが欲しいと思うレベルでよかったです。
フィールドボーカル曲があるゲームのゲーム音楽は大体当たり、みたいな法則があるのかな、と思うくらいこの作品にもフィールドボーカル曲がわりとありました。
酒場のネモの歌もよかったです。
反面、最近のゲームとしては珍しくボイスがあるのは戦闘時のみで、本編中キャラが一切しゃべらないので、もしフルボイスだったらクリア時間があと20~30時間は延びたかもしれません。
でも、これはこれでサクサク進められてよかったです。
ボイスがあったらなぁ、とか一切思わなかったです。
ストーリーに関しては、ネタバレになるので隠します。
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