本日はガンガンの感想を書きました。
では、さっそく総評です。
面白かったのは、無能なナナ、黄泉のツガイ、など。
今月は読み切り多めで読み応えがありました。
今月で最終回だった「あだしの奇象官」。
アビが奇象官になったきっかけが描かれたところで終わっていて、ムゲンとの決着はつかないまま、という中途半端な最終回でした。
話もループ世界というよりアビが奇象官になったきっかけを描くために時間軸を過去に戻した感じでしたし、ムゲンの存在自体もよくわからない感じになっていたので、俺たちの戦いはこれからだENDよりももっとわからない打ち切り仕様だったように感じました。
もともとガンガンONLINEの作家さんなので、本誌でまた連載を持つことはないだろうな、と思います。
今月は読み切りが4本掲載されていたのですが、その中の「すみっこラジオ」がほぼ「高橋さんが聞いている。」のフォーマットを使っていて、これって結構微妙なラインなんじゃないかな、と感じました。
主人公が芸能活動をしていて孤立気味で、たまたま盗み聞きした2人組の話の内容にハマって盗み聞きを続けてしまう、というところが同じで。高橋さんの方は、男子2人組の盗み聞きをしながら心の中で強めのツッコミをするのに対して、こちらは女子2人組の盗み聞きをしながら内容に共感する感じだったので、違うと言えば違うのですが。
私が知らないだけでこういうフォーマットの話は他にもたくさんあるのかもしれないですし、そもそもこの設定がそこまで個性的かって言ったらそうでもないような気もして、パクリと言うわけではない、でもちょっと設定が近すぎかなぁ、と。
そんな感じで、素直に話を楽しめませんでした。
では、ここから全作品感想です。
新連載
恋と呼ぶにはささやかですが
親の都合で年の離れた異性の幼馴染の住む家に同居することになった女の子の話。
よくある憧れの異性との同居ものではあるのだが、幼馴染の職業がエロ漫画家ということで、そこは他の作品と差別化できているかな、とは思った。
内容的には少女漫画っぽいのだが、そこもまた「リモート授業になったらクラス1の美少女と同居することになった」と差別化できいる部分でもあるので、これはこれでいいのかな、とも思った。
絵は安定していて読みやすいし、読んでいてキュンキュンする感じもあったので、悪くはない感じになりそう。しばらくは様子見ではあるが。
レギュラー連載
ながされて藍蘭島
今月からしのぶの話がスタート。
しのぶが行人の奥義を見るために行人の尾行をする、という話で、最終的に奥義を見られるのかどうか、という内容になると思うのだが、結局見られないで終わる気がする。
果たしてどうなるか。
とある魔術の禁書目録
今月も日本での話。
浜面メインの展開で、この辺りはアニメでもあまり面白いと思えなかった部分ということもあり、読んでいてちょっと微妙。
話自体は盛り上がっているのだが。
無能なナナ
今月はエンディング分岐するゲームのバッドエンドを見せられた感じだった。
サブタイトルで最終的にループできるというのはわかっていたが、ここからどうやってバッドエンドを回避できるのかがいい意味で分からないので、次回の展開がものすごく気になる。
次回にも期待したい。
英雄教室
今月はカシムが女子の履いているパンツを手元に回収できる「ぱんつテレポート」を使えるようになったことで巻き起こるドタバタの話。
パンツが盗まれるのであれば履かなければいい、というものすごくストレートな展開とオチだったので、そこはちょっと捻ってほしかったな、と思ってしまった。
不徳のギルド
今月はレスミスがクビになる、という話。
クビになったら冒険者になる、というのは展開として王道過ぎてちょっと残念。
レスミスの前向きすぎる感性はいいと思った。
また、今月は結構ギリギリのエロ展開で、割と攻めているな、と感じた。
FINAL FANTASY LOST STRANGER
今月はダストンの過去がメイン。
ヘイアンではレイの掘り下げだけがメインだと思っていたのだが、ダストンもやるのか、とちょっとビックリした。
どちらの話も大きい話になりそうなので、ヘイアン編は長引きそう。
裏世界ピクニック
今月から新展開。
裏世界で豪華な屋敷を見つける話で、「マヨイガ」がベースの話とのこと。
今までとはまたちょっと違う展開だったので、次回にも期待が持てそう。
金装のヴェルメイユ~崖っぷち魔術師は最強の厄災と魔法世界を突き進む~
今月は巻頭カラーでアルトとヴェルメイが最後までヤッちゃう展開で、結構ビックリした。途中で何かしら邪魔が入るかと思ったら、そんなこともなかったというのもあり。
結構ギリギリな感じだったので、どこからか注意されないかとかちょっと心配。
おじさまと猫
神田一家が家族旅行する展開になっていて、旅行先で茶子の子供の手がかりが見つかるとかの展開にはならないでほしいな、と思う。そうなるとちょっと都合が良すぎるので。
単純に家族旅行の話は面白そうだな、とは思う。
社畜さんは幼女幽霊に癒されたい。
霊界での展開は結構サクサク進んでいて、どうもゆうれいちゃんの母親と伏原の顔がそっくり、ということらしい。幻覚的なものでそう見えているのかもしれないが。
このまま最終回に向かいそうだが……果たしてどうなるか。
戦隊レッド異世界で冒険者になる
今月は小休止みたいな感じで、お風呂に入りつつ今後について考える、みたいな話だった。
その中で1000年前の勇者の話が始まったので、これは風呂敷が広がったな……と感じた。
魔王と再び戦うまでかなりかかりそうな気がした。
オウルナイト
今月は中がメインの話。
本編的な進展は特になかったので、定期的な顔見せみたいな感じに見えた。
僕の呪いの吸血鬼
今月は番外編。
緒坂と無生物をテレポートさせることができる術具の話となっていたので、これはいずれ本編で出てくることになるから今のうちに説明しておこうということなのだろうな、と思った。
黄泉のツガイ
ユルとイワンたちの戦いが続いていて、どちらが有利でも不利でもないような、割と拮抗した状態になっているのはいいと思った。
ツガイを爆発させる能力者も割と早めに出てきて、テンポがいいと思えたのもよかった。
ひねくれ騎士とふわふわ姫様
今月は燃えてしまったお祭りの衣装をどうにかしようとする話。
最後に都合よく布が届いてしまうのはちょっとどうかと思ってしまって、そこはどうにか工夫する展開が欲しかったな、と思った。
龍神の姫
今月は休載。
VTuberのエンディング、買い取ります
今月の展開を見て、これはもう終わる展開なのでは?、と感じた。
最後にカルゴの目的らしきものが出てきていたので、それが明らかになったら終わるのかな、と。
掲載位置も常に後ろの方というのもあり。
リモート授業になったらクラス1の美少女と同居することになった
同居人が増える展開の場合、2人の仲を邪魔する展開になることが多いと思うのだが、今作はその逆で、2人をくっつける方向のキャラらしい、というのがわかった。
展開自体は結構強引で、ちょっと無理矢理だなぁ、と感じられるのが残念。
あだしの奇象官
今月で最終回。
過去に戻ってアビが奇象官になるきっかけを描いたところで終わっていたのだが、ムゲンの立ち位置がよくわからなかったり、結局何の決着もついていないというのがあって、とてもハッピーエンドと言える終わり方ではなかった。
もともと他誌から引っ張ってきた作家さんなので、再登場はない気がする。
読むたびに幸せを!
今月は船で暮らす人たちの場所でお祭りに参加する話。
ランタン祭りは元々台湾の祭りだよなぁ……と思ったものの、現在の日本で似たような祭りをやっているらしいので、これはこれでいいのかな、と思った。
そろそろ違う展開が欲しいところ。
アンダーアイドル
連載2回目。
まずは学校にアイドル活動を許可させるところからのスタートということで、その流れはいいと思った。
ただ、放送室のやり取りで隠れてスイッチを切ったり入れたりって位置関係からしてバレないっていうのは無理では?、と思ったし、むしろ隠れる必要なんてなくて、2人で先生と話を付ければよかったのに、と思ってしまった。
読み切り作品
すみっこラジオ
クラスで孤立している女子が、とある2人組の同級生女子の話を盗み聞きすることにハマっていく話。
話のフォーマットがほぼ「高橋さんが聞いている。」と同じで、パクリと言うわけではないけれど、これはちょっと設定が近すぎるかな、と思ってしまった。
あちらは男子の話の盗み聞きで強めのツッコミがあるが、こちらは女子の盗み聞きでそれに共感していくものなので、違うと言えば違うのだが……
絵は安定していて読みやすかった。
古鳥さんはそんなこと言わない
ネタツイのSNSでのみつながりのあった人が、実はテストで唯一勝てない学校の女子だった、という話。
ネットの中の人が実は身近な人だった系の話としてはありがちなのだが、ネタツイの内容が意外と面白くて、これはこれでアリだな、と思えた。
連載すると、すぐにネタ切れになりそうではあるが……
絵は読みやすかった。
本間刃物店へようこそ
謎の人外生物が人を襲い、体が錆びるという奇病が蔓延する世界で、体の錆を取り除く能力を持った砥師の少年の物語。
設定自体は割と珍しくていいと思うのだが、最後に話をタイトルの内容に無理矢理持って行っている感じで、そこはちょっと不自然に見えた。
戦闘シーンなど結構ちゃんと描けていると感じたので、もっと話を練れば連載に持って行ける気はする。
ハナアラシの怪物
とある木から発生する黒い花粉のせいで、防護服なしで暮らせなくなった人類と、花粉に耐え得るよう改造されて逃げ出した実験体の交流を描いた話。
設定自体は悪くないのだが、割と昔からよくあるSFの亜流という感じで、ちょっと個性に乏しいと感じた。
都合の良いだけの展開にしていなかったり、絵が結構細かく描き込まれていたり、工夫しているだろうところは伝わってきたので、ストーリーにもっと捻りを入れられれば伸びるかも。
次号の期待
新連載に期待したい。
2025年10月13日
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