2025年09月09日

半年かかった虫歯治療の話

高校時代に虫歯の治療をしてからずっと歯医者に行かずにいたら、虫歯治療した場所の詰め物が取れてしまい、歯医者に3ヶ月ほど通って治せるところを全て治したのがおよそ8年前。
再び同じ場所の詰め物が取れたので同じ歯医者に行ってみたら、別の場所の虫歯が結構大きくなっているのでちゃんと治した方がいい、となって歯医者通いがスタートしました。

この大きくなってしまった虫歯というのが割と厄介なもので、横向きに生えてしまっている親知らずの隣の歯だったのですが、治療するにはこの「横向きに生えてしまっている親知らず」を抜かないといけない、とのことでした。
8年前にも虫歯があるというのはわかっていたのですが、まだそれほど大きくないから痛くなったらまたおいで、と言われていたものでした。
8年経過してみたら、もういつ痛みが出てもおかしくないレベルになっているということで、まずは親知らずを何とかする、というところから治療はスタートしました。

なお、私の親知らずは、

左下→生えていない
左上→生えているけど噛み合わせの歯がいないから意味がない
右下→半埋没で横向きに生えている
右上→生えているけど噛み合わせの歯がいないから意味がない

ということで、全部が全部意味がないいらない子、ということで、最終的には全て抜きました。
上の歯を抜くのはかなり簡単で、麻酔が効いてから抜くのに数秒しかかからなくて、こんなに抜くのが簡単なんだ、と結構ビックリしました。
ちなみに、上の親知らずは歯ブラシが届かない場所だったせいか、抜いてみたら結構虫歯に侵食されていました。これで痛みがないのか、と驚くレベルで黒かったです。

問題なのは右下の半埋没の歯で、歯の先端が神経に触れている可能性がそれなりにあるので歯科医院で抜くのが難しい、とのことで、大学病院の口腔外科に行くことになりました。
大学病院の口腔外科は完全紹介予約制で、紹介状がないと診てもくれない、というのがあって、初診のときはかなりビクビクしていました。
行ってみたら行ってみたで、今度は歯を抜くまでにこれから起こるかもしれないリスクを大量に説明され、それでも抜きますか?、と聞かれた上で同意書も書く、ということで、これもこれで結構怖かったです。

なお、説明されたリスクは以下の通り。カッコ内は結果です。

・歯を抜いたら確実に顔が腫れます。(3日くらい腫れた)
・歯の先端が神経に触れているので、痺れが1年くらい続くかもしれません。(1日で痺れがなくなった)
・何かしらの判断で抜けないとなったら入院してもらって全身麻酔で抜きます。(普通に抜けた)
・隣の歯が虫歯なので欠けるかもしれません。(欠けなかった)
・これまで横から押していた歯がなくなることで、隣の歯がぐらつくかもしれません。(ぐらつかなかった)
・歯がきれいに抜けきらずに皮膚の中に残るかもしれません。(残らなかった)
・歯が皮膚の中に残ってしまい、それが大きかったら別の手術になります。(そもそも残らなかった)

それでいざ抜きます、となったら診察台でそのまま抜く体制になって、大学病院でも別室で抜くとかじゃないんだ、と思ったりもしました。
半埋没の歯を抜くには、歯の上にかかっている皮膚を切る→歯の頭1/3を電動カッターで切断→そこで生まれたスペースを利用して残りの歯を抜く、という手順になると説明されていて、おそらく30分くらいの手術時間だったのですが、これは恐ろしく長く感じました。

まず、電動カッターで歯を切断しているときに、歯を切断しているカッターと歯の摩擦の匂いを感じて、痛みはないけど確実に削られている恐怖みたいなものがありました。
それで歯の切断が終わった後で残りの歯を抜くとなったとき、歯は痛くないけどグイグイ押される顎の骨が痛いとか、口を開け続けて疲れるとか、1つ1つはそこまで辛くはないけど積み重なってそれなりに辛い、みたいなのはありました。

そんな感じで無事親知らずを抜くことができて、ようやく本命の歯の治療に入ることになったのですが、どういう治療になるかは削ってみたいとわからない、ということで、虫歯が表面だけなら樹脂みたいなもので固めるだけで終わるし、神経まで届いていたら神経を抜くことになる、ということで、とりあえず削ってみたら思いの外炎症が進んでいて神経を抜かないといけない、となりました。

それで2ヶ月くらいかけて神経を抜く治療をしたのですが、今回の治療で1番痛かったのがこの神経を抜くと決まった歯を削ったとき、でした。
削ったときは麻酔が効いていたので痛みはなかったのですが、麻酔が切れてから1週間くらいは痛み止めが切れる度に断続的にずっと痛みがあって、半埋没の親知らずを抜いた時だってこんなに痛みは続かなかったのに、むしろ痛み止め処方されなかったから親知らずを抜いた時の余った痛み止めを使う、という状態になって、痛いと思っていなかったのに痛い、となったギャップもあって、結構辛かったです。

その後は、歯の神経を抜く→薬で菌を殺す、というのを繰り返し、詰め物をして無事歯の治療は終わりました。
歯の詰め物をするとき、保険適用外だけど硬くて長持ちするジルコニアを使うというのもあるけど、神経を抜いた歯は脆くなりやすくて硬い詰め物をすると土台の歯が割れる可能性もあるから、保険の使えるセラミックがいいのでは、という提案をされてそれにしたのですが、この辺り、信用できる歯医者さんだな、と感じました。上の歯の詰め物を作り替えるとなったときも、上の奥歯ならあまり見える位置ではないから保険の効く銀歯でも十分だよ、と言われていたりしましたし。

地元で長くやっている歯医者さんはやっぱりそういう信頼でやっているんだな、と感じました。

また、治療のときに歯が全体的にしみます、という話をしたら、どうも寝ているときにかなり強く歯を噛みしめていて歯がすり減っているのでは?、という話をされました。
それならマウスピースを作るといいですよ、という話を聞いた数日後、たまたまテレビで、歯を強く噛みしめすぎている人は顎の骨が成長して口の中に骨の一部が出てきます、というのを見かけて、まさに私の口内にその症状があったので、これ絶対にマウスピース作った方がいい、となりました。
それで、全ての歯の治療が終わった後でマウスピースを作ったわけですが、これもこれで保険が利く治療で、かなり多く治療したもののそこまで医療費はかかりませんでした。

一通り治療が終わってみると、歯磨きの度に虫歯があるのが見えて歯医者に行かないといけないかなぁ、嫌だなぁ、と考えなくてもよくなったというのがあって、そのストレスがなくなったというのが1番の収穫だったように感じました。
posted by minerva at 16:38| Comment(0) | 日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください