ゼノブレイドシリーズを一通りプレイしたいと思っていた中で唯一プレイできていなかった作品だったので、迷うことなく発売日に買ってプレイし始めました。
総プレイ時間は約150時間で、やれる限りのことをやったな、と思ったところで終わることにしました。
やったことは以下の通り。
・レベル92以下のオーバードを全て撃破。
・上記オーバード関連以外のクエストとセグメントをクリア。
・絶景を全て見つける。
・コレペディアを全て埋める。
という感じで、これ以上進めるとなるとドロップアイテムの厳選とかデバイス強化がかなりきつくなってくるので、もうここまででいいかな、となりました。
プレイしていて感じたのは、とにかくやることが多くてすごく楽しかったな、ということ。
クエスト数はおそらくシリーズ中で1番多くて、1章クリアする毎にシンプルクエストが30以上、通常クエストが10以上追加され、キズナクエストも基本的に仲間1人に対して3種類(加入クエスト×1、掘り下げ×2)あったので、コツコツクエストをクリアしていくのが楽しかったです。
他にも、未開拓の惑星を探索して少しずつ領土を拡大していくところとか、クエスト以外にも数百に区切られているセグメント毎に達成目標が設定されていてそれを1つ1つ埋めていくところとか、フロンティアネットの組み合わせとか、やるべきことを理解してくると、あれもこれもやらないといけなくて大変だけどすごく楽しい!、となっていました。
その代わり、本編の長さとしてはそこまでではなく、中盤は本編のストーリーを1章クリアする時間が30分くらいだったりしましたから、本編だけで見たら30時間くらいではないかな、と思います。
この辺りの感覚はゼルダシリーズにちょっと似ているかもしれません。
本編以外のところでいろいろやることがあるけど、本編自体は短い、という。
戦闘に関しては、ゼノブレイド1を少し変化させた感じでしたが、序盤は敵が結構硬い上に敵のレベルを5くらい上回っていても苦戦することが多かったり、敵から逃げるときはただひたすら敵から離れることを考えてダッシュするのですが、かなり長距離を走っても敵のターゲットが外れなかったりして、これ調整間違っているんじゃないかな?、とすら思っていました。
でも、中盤でドールを手に入れからはもうガラッと戦闘スタイルが変化することになって、まぁインナー装備と比べて与えるダメージが桁違いで、レベルが10くらい上の敵でも2~3発殴れば倒せるくらいの仕様で、このドールの戦闘力を加味したレベル設定なのだな、と感じました。
なお、ドールだけで全てが解決するわけではなく、ドールが入れない場所に強敵がいてインナー装備で戦わないといけないという場面はそれなりにあり、その辺りは調整されているんだな、と感じました。
そんな感じで、ドールを手に入れてからは戦闘で苦戦することがグッと減ったのですが、これはちょっと物足りないと思う部分でもあり、インナー装備での戦闘ともうちょっと差をなくしてもよかったのではないかな、と感じました。
マップはオープンワールドでそれなりにスキップトラベルのポイントが設置されていましたし、ロード時間もあまり感じなかったので、プレイしている間は快適でした。
グラフィックに関しては、マップ上のフィールドに関しては文句なしにきれいだと思ったのですが、人に関してはリマスターだから仕方ないとはいえ、一昔前の人形っぽい感じになっていて、そこは少し残念でした。
音楽は、いつものゼノブレイドシリーズだったら確実に刺さる音楽があったり、フィールドボーカル曲最高だよね、みたいになるのですが、今作に関してはいまひとつで、調べてみたら光田康典さんが参加していないとのことで、その辺りのギャップもあったのかな、と感じました。
光田康典さんの音楽だと思い込んでプレイし始めてしまったので。
悪くはないのだけど、日常的に口ずさみたくなるような曲はなかったかなぁ、と。
ストーリーに関しては、事前にネタバレは見ていないものの、オリジナル版はストーリーがちょっとねぇ……みたいなのは聞いたことがありました。なので、そこはちょっと身構えてはいたのですが、本作ではきれいに終わっていました。
詳細はネタバレありのところで語りますが、オリジナル版でモヤモヤしていた人は確実にプレイしてストーリーを補完した方がいいと思います。それに納得できるかできないかは別ですが、中途半端な形で置いておかれるよりかは100倍マシだとは思います。
では、ここからネタバレありの感想です。
なお、ゼノブレイドシリーズの他の作品のネタバレも一部含みます。
ゼノブレイドシリーズの本編は、地球にいたクラウスという1人の科学者の暴走がきっかけとなった話でしたが、こちらは地球に異星人がやって来て近くで戦争を始めてそれに地球が巻き込まれて移民船で地球を脱出、2年後に異星人に見つかって近くの惑星・ミラに不時着し、その惑星を開拓する、という話となっていて、そもそも地球が起点の話ではあるけど地球の立ち位置が全く違うということで、だからナンバリングではないのだな、と最初に感じました。
主人公は移民船の乗員ではあったけれど、記憶喪失になっていて、ミラを探索をしていたエルマに発見され、そのままミラの開拓任務を担うブレイドの一員として働くことになるわけですが、ゼノブレイド3のおまけで他のシリーズのキャラを仲間に出来るとなったときにゼノブレイドクロスの主人公として出てきたのはエルマで、どうしてエルマが主人公ではないのだろう?、というのもまた最初に感じました。
それで、ミラの開拓を少しずつ進めるうちに、ミラには原生生物だけではなく先住民もいる、他の異星人もいる、友好的な異星人もいれば敵対する異星人もいる、というのが少しずつ分かってきて、実は主人公たちは生身の体ではなくB.B.という機械の体で、ミラのどこかに不時着したセントラルライフでコールドスリープをしていて、そこから操っている、などなど少しずつ明らかになっていきました。
この主人公たちが機械の体なのだというのがわかったとき、街中の一般人に老人と子供がいないという理由がわかって、あぁだからか、と納得できました。
最初にNLAの街を探索したとき、老人と子供がいないというのはそれなりの違和感だったので。
そうやって話を進めていくうちに、グロウスという敵対異星人がやたらと地球人を忌み嫌っていて殲滅しようとしているというのがわかり、グロウスもまたセントラルライフを見つけようとしていて、グロウスとの最終決戦の場所はやっとのことで発見されたセントラルライフの中で、ここでグロウスの総帥・ルクザールを倒したらそれなりの謎解きがありました。
まず、エルマは異星人だということがわかり、地球にドールや宇宙船の技術を持ち込んだ人だったということで、だからエルマが主人公にならなかったんだ、とこのときやっと理解できました。
ストーリーが進行するときにほぼ一緒にいるエルマが主人公でいいじゃない、とずっと思っていたわけですが、これだけ大きな秘密を持っているのであれば、まぁ主人公としてプレイヤーに操作させるわけにはいかないかな、と。
それで、ルクザールを倒したし、セントラルライフを確保したし、これからもミラで暮らして行こうENDだったら十分な終わり方じゃないかな、と感じたわけですが、その直後にセントラルライフを探索していたら、セントラルライフは既にミラ不時着のときに破壊されていたということがわかり、だったら主人公以下NLAの人たちはどうして人格を持って動いているのかがわからない……となって、ここでスタッフロールが流れ、
え、これで終わり!?
となりました。
あぁ、これならストーリーが……と言われてしまうのもわかるな、とここで理解できました。
でも、ディフィニティブエディションはこの後の物語が追加されたわけで、じゃあ続きを見てみようか、となったわけですが、そこからはもう全く別の展開が待っていました。
これからもミラで生きていこうと決めたはずなのに、謎の消失現象が発生し、地球を襲ったゴーストという異星人も現れ、更にはグロウスの上位存在・ヴォイドが現れ、ミラ不時着のときに死んだとされた英雄・アルが現れ、と最終章なのに新キャラ満載の展開で、かなり面喰いました。
それに加え、ミラはもう消失現象に呑まれて消えてしまうから、別の次元に脱出しよう、ということになり、
え、ミラで生きていくんじゃなかったの!?
となりました。
もう、これまでの展開とは全く別方向に話が行き始めていて、これは本当に予定されていた結末に向かっているのかどうなのか、わからなくなってきました。
しかしながら、オープニングの地球脱出からミラ不時着までの映像の中にこの展開につながるヒントがあって、ディフィニティブエディションが出る数年前からこの展開を考察している人が何人もいて、しかもそれが当たっていたので、ってことはこれはこういう話として受け止めた方がいいのかも、と思い始めました。
オープニングの中にアルが搭乗する機体・アレスがいるのですが、他のドールにはないコアが見えるので、ルクザールがいう「あの方」が地球を襲った異星人で、それがヴォイドで、地球の近くで戦争を始めたのはそもそもアレスを狙っていたからではないか、ナギが言う英雄がアレスに搭乗していたアルなのではないか、エンディングでラオが目覚めたときに近くにいるフードの男がアルなのではないか、という考察が出ていて、それがそのまま当たっていました。
よくここまで推測できたものだな、とかなりビックリしました。
最終的にはヴォイドを倒して人類は別次元の宇宙に脱出するわけですが、その前に語られたヴォイドの過去については、ヴォイドもまたゲートの研究をしていた天才科学者だということで、最終的にゼノブレイドの話はゲートがきっかけなんだな、というのがわかったり、謎解きの中でチラッとシュルクやホムラが見えたりもして、ゼノブレイドの他の世界の話も並行世界の1つだというのがわかったりもして、話を進めていくうちに、これはこれでこういう話なんだな、と納得できました。
ゼノブレイド2でクラウスは「ゲートはあるとき突然現れた」と言っていたので、クラウスが出合う前にゲートと出合ったのがヴォイドなのかな、と。もしくはその逆もあり得て、ゲート自体が並行世界を移動しているし、ゲートの力を引き出すことのできる天才が現れると並行世界がどんどんできていくことになっているのかな、と。
また、ミラにいる異星人同士はなぜか言葉が通じる、という謎もあったのですが、当初はミラという惑星に何らかの機能があって言葉が通じていると思っていたら、世界の深淵に意思の集まる場所があって、全ての人はそこにつながっているから言葉が通じる、ということになっていました。
セントラルライフが壊れていてもB.B.に意識が宿ったままなのは、人の意識はセントラルライフではなく深淵につながっているから、とのことで、この辺りは納得できるような出来ないような……という感じでした。
その他、地球から脱出する際に全ての人の情報をデータベースに収めるとか、消失現象とか、その辺りはゼノブレイド3にも出てきた設定で、何かしらの繋がりがあるのかもな……とも感じました。
ディフィニティブエディションで追加されたストーリーは最初こそ面喰いましたが、いろんな考察記事を読んだり自分で考えたりしていると、話として間違ってはいない、と思えるようにはなりました。
でも、ミラを捨てることになる展開は……結構残念でした。
ただ、なんやかんやで時間を忘れてプレイできるほど楽しかったので、プレイしてよかったです。
2025年07月02日
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