2025年04月10日

冬アニメ・ドラマ 総評

今期はアニメもドラマも結構な数を見たので、録画消化が大変でした。
その分、当たり作品も多めだったように思います。

アニメ

戦隊レッド異世界で冒険者になる
ガンガンでの連載作品で、特撮に力を入れているっぽい感じがしたので見てみることにしました。
それで実際に見てみると、特撮部分は文句のない出来でした。
でも、裏を返すと特撮部分以外の出来がいまひとつで、そこまで絵は動かないし(特撮のところだけは3Dモデルなので結構動く)、不安になるような顔の絵とかチラホラあったりしました。ストーリーは進み方がそこまで遅くもなく早くもなくで悪くはなかったのですが。
ただ、全方向に中途半端な作品になるより、特撮だけ特化してよかったのは、これはこれでよかったと思います。

アラフォー男の異世界通販生活
Gファンタジー連載作品で、コミカライズが終わった後でアニメ化が発表されるというのは何かあるのか?、というのが気になっていたというのもあり、見てみることにしました。
コミカライズ版しか知りませんが、割と話が淡々と進んでいく作品なので、序盤はそこまでストーリーが早く進んでいる、という感じもなく見ていられました。
でも、王からの召喚状が届いてからの展開が超速で、いくら何でもエピソード端折りすぎでは?、というレベルで首を傾げる展開でした。ネズミ退治のエピソードは10秒くらいで終わりましたし。
絵も結構不安になるものが多めであまり動かなかったですし、出来具合としてはかなり悪かったなぁ、と。
一応コミカライズされている部分は終わっていたので、これはもう2期はないだろうな、と感じました。

妖怪学校の先生はじめました!
連続2クールの2クール目で、1クール目と比べて連続エピソードと感動系の話が多めになっていました。
1クール目がほぼドタバタ系の話だったので、そことキッチリ見せ方を変えてきたのはよかったなと思いましたし、佐野くんとか入道くんの話はしっかり作られていてよかったです。
ただ、絵がそこまで動かないし、塗りが微妙な部分が結構気になったりして、やっていることは間違ってはいないけど……2期目はないかな、と感じました。

Ubel Blatt~ユーベルブラット~
原作が割と好きだったのと、原作の連載終了から約6年経過してからのアニメ化ということで、これは何かいい感じのアニメになるかも、と思って見てみることにしました。
ただ、原作は24巻あって、とても1クールで収められる長さではないだけにどうなるんだろう、とも思っていました。
結果としては、原作の1/3くらいが進んだところで終わっていて、完結まで描くにはあと2クールは必要、という感じになっていました。
下手に話を短くまとめていなかったのはよかったですが、アクションメインの作品でそこまで動きがないというのがあって、出来は悪くはないけれど……という感じでした。黒翼のところとかは、結構気合が入っている感じはありましたが。
あと、ゲランペンのキャラの良さはアニメで際立っていてよかったです。
出来ることなら完結まで描いてほしいのですが……続編告知もないので難しいのかも、という気がしています。続編コミックスもあまり刷られていないようですし。

地縛少年花子くん
1期から5年経過しての2期目でしたが、出来は1期同様素晴らしかったです。
シジマさんの話をメインに丁寧に描いていて、文句のない出来でした。
声優さんにしても、花子くんと司でちゃんと声色を変えているところとか、シジマさんは凄くキャラに合っているとも思いましたし、本当によかったです。
7月から2クール目があるということで、期待しています。

わたしの幸せな結婚
1期目が結構話題になって出来もよかったというのもあり、2期目もすごく丁寧に作られている印象でした。
少しずつ仲が深まっていく清霞と美世にキュンキュンしたりしましたし、それなりに試練がありつつ乗り越えていく感じとか、いろいろよかったです。
続編制作は既に決まっているとのことで、期待しています。

薬屋のひとりごと
1期目の前半はあまりいい印象がなかったものの、後半のエピソードが連鎖的につながっていく感じはよかったので、2期目も見てみることにしました。
それでわかったのは、多分この作品は私には合わないのだな、ということでした。
猫猫がものすごくいけ好かないキャラにしか見えなくて、知識をひけらかして人からすごいすごい言われている感じが鼻につくというか……別作品の似た感じの玲琳とかむしろ好きなのですが……
これはもう根本的に私には合わない作品なのだな、と思って、これ以上は視聴しないことにしました。

グリザイア:ファントムトリガー
ゲームは未プレイながら、グリザイアシリーズの続編ということで見てみることにしました。
それで観てみたら、非常に出来が良くてもっと話題になってもいいのに、と感じました。
キャラデザの人が総作画監督をやっているだけあって、とにかく原作に絵が近くてさらに安定しているのが素晴らしかったです。アクションシーンとかもすごくよく動いていましたし。
ストーリーはグリザイアシリーズの基礎知識を持っていないと話に入りにくいかな、とは思いましたが(タナトスシステムとかCIRSとSORDのこととか)、ゲームを知らなくても十分楽しめました。

SAKAMOTO DAYS
ジャンプで連載されている作品のアニメはたまにすごいのが来るから試しに見てみよう、ということで見てみました。
とりあえず見始めたら1クール分は見てみるのが信条の私ですが……申し訳なかったのですが、8話で脱落しました。
ストーリーはさほど面白くもなく、漫画の方が戦闘シーンに迫力があるので、これアニメで見る意味あるのかな?、となってしまって。

メダリスト
原作はタイトルを聞いたことがある、というレベルだったのですが、米津玄師さんが主題歌を歌わせてほしいと逆オファーした、という情報を見て、これは見る価値があるのかも、と思って見てみることにしました。
結果、もの凄く出来が良くて、この作品が今期一よかったです。
フィギュアスケートの話として、振付を鈴木明子さんが担当しているとか、ちゃんとモーションキャプチャーで演技を取り込んでいるという大前提がありますが、とにかく演技シーンが長くてしかも出来がいいのが素晴らしかったです。
こういうスケートアニメが見たかったんだよ、という理想そのまま見たいな作品でした。
2期が決定しているとのことで、期待しています。

Dr.STONE
最終シリーズの1クール目で、アメリカに到達した後の話がメインになっていました。
非常に丁寧に作られているのはいつも通りで、新キャラのゼノとかスタンリーとか、いろいろイメージ通りの声だったりもして、楽しく見られました。
2クール目は7月からとのことで、期待しています。

アオノハコ
部活の合宿終了まで描かれていて、わりと雛がメインの話になっていました。
振られて泣く雛がかなり丁寧に描かれていてよかったです。
1クール目のときよりも部活シーンに動きが出た感じもあって、割と好感度高めになりました。


ドラマ

ホットスポット
バカリズムさんが脚本で「ブラッシュアップライフ」のスタッフが制作ということで、これは見るしかないな、と思って見ました。
富士山のふもとにある小さな町で暮らす宇宙人の高橋さんと勤務先のホテルの従業員たちを中心に、高橋さんの能力を使って日常のちょっとしたことを解決してもらう、という話。
序盤から細かい伏線がいろいろ張ってあって、それが後半でキッチリ回収されていく流れは素晴らしかったです。
中盤でちょっとハルヒっぽい話になったときは微妙になるかも……と不安になったのですが、それはそれで話として必要だったりもしたので、結果としてはこれでよかったな、と思えました。
最後まで楽しく見られました。
ちなみに、高橋さんがガンプラ好きという設定で、最終回で女性陣からガンプラをプレゼントされてあまりうれしそうでなかった理由を同じくガンプラ好きの夫に聞いてみました。すると、プレゼントされていたのはEGシリーズという超初心者向けのガンプラで、自分で塗装とかまでする人にとっては簡単すぎて全く欲しくないものだから、らしいです。私は既に同じものを持っているから嬉しそうでないと思っていたのですが、たとえ同じものを持っていたとしてもRGだったら無茶苦茶嬉しいらしいです。

119エマージェンシーコール
119に電話をかけると対応してくれる消防署のコールセンターの話。
緊急でもなんでもない電話がかかってくるのが日常茶飯事で、それについてどう対応しているのかとか、絶対に詐病だけど要請されたら救急車を出さないといけないとか、現場に行けないもどかしさとか、いろいろと知ることができて、その辺り面白かったです。
主人公が異様に耳がいい、という設定もキッチリ活かされていてよかったです。
また、作中の中盤で喉の手術をした堂島(演:佐藤浩市さん)が手術後にずっとしゃがれた声で話している辺り、演技が上手いなぁ、と感心しきりでした。
続編があったら見てみたいです。

秘密~THE TOP SECRET~
死んだ人の脳を特殊なMRIにかけることで生前の記憶を見ることができる、という技術を利用して様々な事件を解決していく話。
あくまで人の脳の中の話なので、実際に見た場面ではなく妄想をそのまま再現してしまうこともあるとか、死んだ人の脳しかMRIにかけられないので記憶を覗きたいなら対象者を殺すしかないとか、万能ではないというところがキッチリ描かれていたのはよかったです。
ただ、根幹にあるストーリーそのものはいいと思うのですが、主演の男性陣の演技がいまひとつ軽く見えてしまってちょっとなぁ……と感じました。
序盤の貝沼事件とか、もっと引き込まれてもいいと思うのだけど、微妙な感じで。
最終的に伏線が一気に回収される……というわけでもなく、全体的にはちょっと残念でした。

アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~
瞬間記憶能力を持つ女性警察官とそのチームで様々な事件を解決していく話。
見たことを一切忘れない瞬間記憶能力で事件を解決していく、というのがメインになるわけですが、それがそこまで活かされているようには見えない展開が多く、全体的にちょっと残念な感じでした。
事件解決になるヒントが写り込んでいて、終盤でそれに気付いて事件解決につながるのですが、その内容がわかりにくすぎるとか、そこまで手がかりになっていないとか、その辺りのさじ加減があまり上手くなかったように感じました。
また、設定が「ストロベリーナイト」に似ているというのが割と言われているみたいで、確かにそんな感じもありました。
中盤でレギュラーキャラだと思っていた人が殉職するとか、意外な展開はあったのですが……

東京サラダボウル
近年増えている外国人犯罪と、犯罪者と警察の間で通訳をする仕事について描いた作品。
スラングを誤訳してしまうとか、珍しい言語を扱える通訳は取り合いになるとか、実際本当にそうなんだろうな、という世界が見られてよかったです。
中盤で通訳の有木野がゲイらしい、というのがわかるのですが、この設定必要なのか?、と思っていたらキッチリ最後に活かされる展開になっていて、その辺りも上手いな、と感じました。
有木野役の松田龍平さんの演技をしっかり見るのはこれがほぼ初めてだったのですが、純粋に上手いな、と感じました。

プライベートバンカー
大富豪と個別に契約して財産を守ることを仕事にしているプライベートバンカーと呼ばれる人の物語。
全体的に軽い作りになっていて、わかりやすい詐欺に引っかかる人を助けるとか、株価に振り回されるとか、何も考えずにサクサク見る作品としては悪くない感じでした。
財産に関わる豆知識みたいなのがわかるのもよかったです。
ただ、終盤間際まで主人公のバディてき存在になる飯田(演:鈴木保奈美)がものすごくバカっぽく描かれていて、ちょっと鈴木保奈美さんのキャラに合わないなぁ……と思ってしまっていました。
主人公の庵野(演:唐沢寿明)は、全てわかった上での振り切った演技だったので、こちらは結構楽しく見られました。

クジャクのダンス誰が見た?
クリスマスの夜に死んだ父の残した遺言状には、もし自分が死んでその犯人がリストにある人だったらそれは冤罪だと書かれており、実際その通りだったことから、残された娘は父が記した弁護士と共に犯人を捜し始める、という話。
登場人物それぞれを割と深く描いていたので、話としては結構進むペースが遅めだったせいなのかどうなのか、終盤になっていきなり犯人の1人が自首してしまう辺りはちょっと唐突だな、と思ってしまいました。
ただ、掘り下げられた過去はそれぞれ意味のあるものでしたし、主人公とヒロインの軽めのやり取りとか結構楽しく見られました。
弁護士・松風役の松山ケンイチさんの演技は結構久しぶりに見たのですが、やっぱり上手いな、と再認識しました。

相続探偵
相続に関わる様々依頼ごとを解決していく話。
原作がある作品ではあるのですが、脚本が悪いのかどうなのか、話の終盤になってから重要情報を後出ししてくることがあったり、相続に関わる事件ということで範囲が狭いせいで、そんなに相続に関わる依頼が来るものなのかねと思ってしまったり、いまひとつ話に入れませんでした。
また、最後は権力で握りつぶされていた事件を解決するという流れになって、日テレまたこのパターンかよ……と思ってしまいました。
黒幕が国の上の方の権力者で、過去に事件をもみ消しているっていうネタはもうお腹いっぱいです……

問題物件
幽霊が出るとか、ポルターガイストが起こるとか、住むと行方不明になってしまうとか、様々な問題のある物件を不動産会社の社員と謎の男が調べる、という話。
主役の犬頭(演:上川隆也)がものすごく振り切った演技になっているのに加え、作中の登場人物もかなり大きめの演技をする人が多かったのですが、むしろそれが楽しかったです。
マンションポエムとかもよかったです。
犬頭の正体はほぼほぼ序盤から示されていた伏線の通りだったわけですが、それはそれでよかったです。

私の知らない私
ある晩普通に寝て、次に起きた瞬間が1年後の病院になっていた女性の物語。
記憶のない1年の間、自身は転職して恋人がいる状態で、高校時代に死んだと思っていた親友と再会していた、ということで、その失われた1年間の謎を少しずつ解き明かしていく流れとなっていました。
入院するきっかけとなったバイク事故の真相は何なのか、犯人は誰なのか、その辺りの黒幕が毎回入れ替わる感じで、一通り登場人物が疑われた後で真犯人がわかる流れとなっていて、終盤は割と面白く見られました。
主演の小野花梨さんはどこかで見たな……と思って調べたら「罠の戦争」の蛍原役だったということで、確かに演技上手い人だと思った記憶があって、今作も上手かったな、と感じました。というか、主人公の女友達の方の演技がいまひとつで際立ってしまったというのはありますが……
最後は真犯人の自殺で終わってしまっていて、そこはちょっと都合がいいと思ってしまいましたが、それ以外はわりとよかったです。
posted by minerva at 12:15| Comment(0) | アニメ・ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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