2025年03月06日

HARVESTELLA(ハーヴェステラ)・クリア

今から1年前くらいに、このゲームが面白いという情報を見かけたのですが、SWITCHでしか発売されていない(PS4版がない)こと、発売から1年くらい経過しているのに全く値崩れしていないということがあって、しばらく購入をためらっていました。
それがずっと心のどこかに引っかかっていたのですが、昨年DL版が半額セールで出たことと娘がしばらくSWITCHを触らないというのがあってプレイしてみることにしました。

それで実際プレイし始めてみたら、確かに面白かったです。
プレイ時間は100時間くらいで、やり込みもそれなりにやりました。
やらなかったのは、武器全強化、それに伴う妖精オーダーとクラフトくらいで、レベルは95まで上げました。後はもう本当にお金を貯めるだけになったので、そこからはもう作業だな、と思って止めました。
でも、クリアまでの時間は80時間くらいだったので、やり込み部分も20時間はプレイしていて、それ含めて楽しかったです。

どの辺りが楽しかったかについては、まずシステム周りから。

この作品には日付と時間経過・季節の変化があり、1日は6時からスタートし、22時になると眠くなってきてステータスがダウンして深夜0時を過ぎると次第に視界がブラックアウトしてきて最後は気絶してしまうので、徹夜するという概念がありません。
ダンジョンを探索するにしても街を巡るにしても、22時くらいには切り上げて自宅に帰って寝なければならないのです。
RPGで日時の概念があると言えばペルソナシリーズですが、ペルソナだとダンジョンに入ったら脱出するまで時間経過はないですが、この作品はボス戦だろうが何だろうが一部イベント中を除いて否応なく時間経過します。

これが最初は行動の足かせになりそうだな……と思っていたのですが、そもそも人間がずっとぶっ通しで戦えるっていうことはないですし、ダンジョンも少し進めばショートカットルートが確保されたりするので、意外とサクサク進められるというのもあり、これはこれで理に適っているな、と思えてわりとすぐにこのシステムにはなじめました。
それに、時間経過があるものの、クエストやメインストーリーに関して特に期限はないので、ゲームをプレイする上で全く焦る必要がない、というのはよかったです。
昼夜だけではなく時間概念があるのに自分の好きなタイミングでストーリーが進められる、というゲームはなかなかないのでは、とも思いましたし。
クエストも結構多めに用意されていて、仲間との親密度を上げる専用クエストが10段階で用意されている辺りも結構手厚いと思いましたし、仲間同士のやり取りはブレイクタイムで見られたりして、その辺り手を抜いていない感じがよかったです。

また、お金に関しても、敵はお金を落とさないので、基本的には自給自足で賄う必要があります。
もちろん、敵からのドロップアイテムを売ることも出来るのですが、基本的ドロップアイテムは買取価格が安いので、種を買い、自宅の庭にある畑で作物を育てて出荷して資金を確保するのが基本です。
話が進んでくると、作物を加工してジュースやジャムにすると少し高く売れますが、料理は買取価格が安いとかあります。
作物以外にも、魚を釣るとかも可能で、プレイ時間の半分くらいは畑作業をしていたような感覚でした。でも、これはこれで楽しくて、季節ごとに取れる作物が変わってくるので、季節の始めはダンジョンほったらかしで
1日農作業をするのが定番だったりしました。
ただ、お金が必要になる場面はかなり多く、特に武器強化の後半はお金が足りなくて最後までやるのを断念しました。
コツコツ農作業をしていればいつかお金は溜まるのですが、果てしない感じで。
例えば、クリア後辺りは自動的に1日1万くらいお金が入るようになるのですが、仲間が9人いて、全員の武器レベルを最大にするのに主人公は20万、仲間たちはそれぞれ10万かかるので、気が遠くなりそうでした。ちなみに、武器レベルを上げるのにトータル213万必要だそうです。武器レベル最大手前までで100万くらいかかっているのに、更に倍必要なのかぁ、と。

戦闘に関しては一見アクションRPGなのですが、見た目よりもコマンド式RPGに近い感じでした。
仲間2人がオートで戦ってくれるので、パッと見は「ニーアオートマタ」の感じもあるのですが、敵の魔法は回避不可能だとか、一部の強敵が異様なまでに主人公を追い回してくるので結局攻撃が回避不能になるとかがあるので、最初はゼルダっぽいのを想像していたというのもあり、この辺りちょっとイラっとしました。
ただ、レベルと武器強化の概念があって、1レベル上げるだけで結構強さを実感できる感じですし、難易度設定もないので、キッチリレベルさえ上げればゲームクリアまで敵に負けることはまずない、という辺りがコマンド式RPGの感覚に近かったです。
特別な技術も必要なく(防御・パリィ・緊急回避なし)、適切な部分でスキルを使う以外は大技回避しつつボタン連打でいけるので、総合すると、少しアクション要素の加わったRPGという感じでした。
なお、仲間は戦闘中HPが0になっても10数秒でHP満タンになって復活するので、基本的には主人公のHPさえ気にしていればよかったりします。
トータルすると難易度は低めだと思います。

また、戦闘では12種類ある職業を自分の好みで3つ選んで切り替えながら戦うのですが、いろいろ使ってみた結果、遠距離攻撃のできる魔法職が強いな、と感じました。
前述のように敵の攻撃は基本的に当たるのですが、主人公が遠距離攻撃だと近接攻撃の仲間が壁になってくれて敵の近接攻撃が主人公まで届かない場面が割とあるので、遠距離攻撃の方が近接攻撃より敵の攻撃を受けにくい、というのがありました。
それでも、一部の強敵は仲間ガン無視で主人公を執拗に追いかけ回して攻撃モーションを取らせてくれないので、そうなったらもう攻撃が当たること前提で近接攻撃にするっていうのもありましたが。

その他、ゲームの最終盤になるまでダンジョンでの回復方法が料理とジュースしかないというのがあり、しかも料理は満腹になるとそれ以上食べられない(回復できない)というのもあって、キッチリレベルを上げて戦っていかないといけない、つまりは低レベルクリアはしにくい状況ではあるかな、と感じました。

音楽に関しては、サントラが欲しいと思うレベルでよかったです。
フィールドボーカル曲があるゲームのゲーム音楽は大体当たり、みたいな法則があるのかな、と思うくらいこの作品にもフィールドボーカル曲がわりとありました。
酒場のネモの歌もよかったです。
反面、最近のゲームとしては珍しくボイスがあるのは戦闘時のみで、本編中キャラが一切しゃべらないので、もしフルボイスだったらクリア時間があと20~30時間は延びたかもしれません。
でも、これはこれでサクサク進められてよかったです。
ボイスがあったらなぁ、とか一切思わなかったです。

ストーリーに関しては、ネタバレになるので隠します。


ゲームスタートしてわりとすぐ、この世界で魔族と言われている人たちが明らかに未来人というかハイテクスーツみたいなのを着ているのを見たとき、そういう観点で見る作品って今までなかったかも、と思えてグッと世界に引き込まれました。

ただ、その後、アリアがどうやら未来から過去にタイムスリップしてきたらしい、という話になるのですが、最初はそれをそのまま信じていたものの、「天の卵」のダンジョンに入ったとき、まんま未来の施設だったのを見て、これってアリアが過去に来たのではなく1回文明が滅んだものすごく未来の話なのでは?、と思っていました。
で、ストーリーの後半でその通りの謎解きになったとき辺りまでは、システムは面白いけどストーリーは普通な感じの作品なのか……とちょっとガッカリしていました。

しかし、本当の謎解きはもっと深くて、人類発祥の地球の中心部には星の設計図的なものがあって、それを研究した人類が人の住めなくなった地球の代わりに星の設計図を基にした地球のクローンを作って、その新しく作られた星が話の舞台になっていた、というのを見て、これはやられたな、と感じました。
アリアは時間を遡ったのではなく、位相転移だった、という辺りの謎解きとか、本当によく作り込まれているな、と。

ここでは本当にザックリしたことしか書いていないですが、シーズライトのこととか、ラスボスのこととか、魔族と呼ばれる人たちのこととか、破たんなく話が組みあがっていて、素直に感心しました。

確かにこれならゲームとしてなかなか値崩れしないわけだな、と感じました。
ストーリーもいいし、クリア後もやろうと思えば無限に遊べるわけで。

スクエニのゲームというと、リメイクばっかりだとかスマホゲーはすぐサービス終了するとかいろいろ言われていますが、ちゃんと名作も世に出ているのだな、と感じました。
posted by minerva at 11:50| Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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