2024年05月03日

ペルソナ3 リロード・クリア

コロナ禍で何か面白そうなゲームは……と探している中で、やたらと「ペルソナ5」が面白いという話を見かけたので、これはプレイしてみたいなぁ、と思うようになっていました。
しかしながら、ペルソナシリーズは2までプレイして、以降はもういいかな、と思ってずっと離脱していたシリーズでした。シリーズものをプレイするならちゃんとナンバリング通りにプレイしていきたいので、「ペルソナ5」をプレイするなら3と4もプレイしないとどうも落ち着かないというのがあり、じゃあ3をプレイしたいところだけど、プレイできるプラットフォームがPS2とPSPということで、プレイできないことはないけどいろいろセッティングが面倒だしどうしよう……と思って、ずっと宙に浮いたままになっていました。

そんな思いを抱えたまま2~3年経過したとき、3のリメイクが出ると知り、これはもうリメイク版をプレイするしかない、と思って発売日に買ってプレイし始めました。

ペルソナシリーズはもう20年以上触れていなかったので、ペルソナが基本1人に1体になっているとか、戦闘システムとかいろいろ様変わりしていて、最初は結構面喰いました。薬局がサトミタダシではないというところにビックリしたりとかも。
ゲーム内でキッチリ月日が経過するシステムで1日の行動に制限があることには一長一短あり、正しい選択肢を確実に選びつつかなり効率よくプレイしないとステータスを全て最高値にすることができないので、全てMAXを目指すなら攻略サイト必須だったりするのはどうなのかなぁ、と思うところもありました。
ただ、ゲーム内ではペルソナを使って戦うのと並行して普通の学生生活も送ることになるので、中間・期末テストや夏休みなどなど、学生らしいイベントがふんだんに入っていたのは結構新鮮でした。
RPGになるとどうしてもダンジョン探索と戦闘がメインになって、学校の設定があっても毎日ちゃんと登校している感じとかは薄くなりがちだったりしますし。

そうしてプレイし始めて、一通りのチュートリアルが終わった頃、普段の会話シーンからペルソナ召喚や戦闘の終了画面などなど、とにかく全てがスタイリッシュというかオシャレというか、その辺りのセンスは凄いな、と感じました。
音楽も全般良かったですし、全体的にボーカル曲が多めで、やっぱり戦闘もフィールドもボーカル曲っていいよなぁ、と再認識したり。
全てがいい感じに組み合わさって、ここまでいい意味でオシャレ感があったゲームって今までプレイしたことがなかったな、と思いました。

反面、作り込まれている部分は素晴らしかったものの、開発時間が足りなかったのかな?、と感じる部分もそれなりにありました。
1つはゲーム発売当初からいろんなところで言及されている、モブキャラがマネキン状態であること。
最近のRPGは全てのモブキャラに話しかけられるわけではなく、特定のモブキャラのみと会話ができるというシステムになっている作品が多いです。その辺りに関しては、特に気になることもなく何の問題もないのですが、話しかけられないモブキャラがゲーム中に一切動かないというのはこの作品が悪い意味で初めてで、プレイしていて結構違和感がありました。
話しかけられるキャラは、後ろから近づくと気にして振り向くとか結構細かいモーションまで用意されているのに、話しかけられないキャラは本当に微動だにせず、しかも全体的に色味が薄くなっていて、まるで家具みたいな扱いになっている感じでした。そこはそれなりに動いてほしかったです。特にクラブ内で話しかけられるキャラはノリノリで踊っているのに、周りが全て動いていないとか、違和感ありまくりでした。

また、ゲーム中はかなりふんだんにアニメムービーシーンが入っていたのですが、中盤のムービーシーンが極端に少なく感じられたり、ムービーが作り終われなくてアニメではないムービーシーンになっているんじゃないか、という場面がそれなりにありました。
クリア後にムービーシーンを振り返れる機能がないのも残念でした。

しかしながら、ゲーム自体はかなりしっかり作られていて、読み込みも早かったですし、フリーズすることもなく、戦闘もサクサク進んで快適でした。
唯一気になったのは、主人公が戦闘で倒れてしまうと即ゲームオーバーになってしまうのに、敵のボスが即死魔法を使ってきてボス戦をやり直さなければいけなくなるところ。
初代ペルソナのムドオン地獄を思い出しましたが、敵が主に闇属性で攻撃してくるから主人公も闇属性にして即死魔法対策をとっていたら、最後の最後で光の即死魔法を使ってきて主人公が倒れたことが2回くらいありました。
シリーズのお約束みたいなものではあるのですが、これはちょっとストレスでした。

基本的に探索するダンジョンはランダム生成のダンジョン・タルタロスのみといって差し支えないレベルで(イベント用の狭いダンジョンはいくつかある)、最初から最後までダンジョン探索はタルタロスをひたすら上を目指して登っていくだけなので、ゲーム序盤は、このゲームつまらないかも、と少し不安になりました。
でも、少しずつダンジョンの様相が変わってきたり、モナドの扉・レアシャドウなどなどの要素が追加される頃には、結構タルタロス探索が楽しくなってきていました。
難易度ノーマルで最後まで通しましたが、程よい難易度な感じでよかったです。

それで、ダンジョン探索以外の日常パートについて、この辺りは一切攻略ページを見ない方が楽しめると思って自分の勘のみを信じ、たとえ選択肢を間違えたと思ってもそのまま続けてプレイしました。
結果、人間力は全てMAXになったものの、コミュは5人ほどMAXになりませんでした。
そもそも数値的に人間力のMAXが6でコミュが10というところが罠で、人間力が足りないと解放されない場所やコミュがあるので、序盤でかなり積極的に人間力を上げに行ったら10がMAXではなく6がMAXだということに気付き、ゲーム内日付で9月半ばには人間力が全てMAXになってしまっていました。でも、以降のリンクイベント等々で人間力が上がることが多々あり、もっとコミュ上げに振っておけばよかったな、と少し後悔しました。
ゲーム開始時の日付が4月だから3月末まで進められるのだろうな……と思っていたらもっと手前でラスダンに行くことになったりするのもまた罠で、ゲーム内日付の最終日がわかった時点で、これもうコミュMAX間に合わないじゃん、となって、全員平均的に上げていたのを止めて可能な限りMAXの人が多くなるように切り替えたりもしました。
この辺りの行動数に制限があるのもまたゲーム性なのですが、クリア後2周目に入る前に日常が繰り返し無限にプレイできるモードがあったらなぁ、と思ったりもしました。
この辺り、前述の通り一長一短あるなぁ、と感じました。

ストリーに関しては、思っていた以上に基本は王道ストーリーだったな、と感じました。
各キャラの関連性とか葛藤とかそこまで驚く要素はなく、多分そうなんだろうなぁ、と思っていたことがそのまま解答だったことが多かったです。
主人公がなぜ複数のペルソナを使えるのか、という謎解きだけはちょっとビックリしました。

では、ここからネタバレありの感想です。
前述の通り、基本は王道ストーリーだったのですが、中盤で仲間の1人・荒垣が死ぬ展開はマジかよ、となりました。
加入が1番遅い上に、ゲーム内で仲間になってから1ヶ月くらいで離脱してしまうので、なぜこんな設計にしたの?、と驚きよりも困惑の方が大きかったです。
調べてみたら、リメイク前だと女主人公だったら生存ルートがあるとのことだったのですが、リメイク版は男主人公固定なのでどうあがいても死ぬ、と。
話の流れ的に、荒垣が死ぬことで一部の仲間に心の変化が起きてペルソナが覚醒するので、必要と言えば必要な死なのですが、荒垣に思い入れが出来る前にアッサリ退場してしまったので、納得できる展開ではありませんでした。

ファルロス&望月の正体については、それぞれの初登場時にほぼ察しがつきました。
ゲームで髪と瞳の色が同じキャラは同一人物か親族という鉄則がありますし、何しろ担当声優が石田彰さんというものすごくわかりやすい声だったというのがあって、まぁ主人公の別人格的なものなのだろうなぁ、と。
ただ、初登場時はきっとこの子がラスボスなんだろうなぁ、と思っていたものの、何か怪しいけどそれらしい素振りが全くない幾月が中盤で黒幕として出てきたので、この辺りの展開にはちょっと驚かされました。

それで、ラスボスを倒してエンディングへ……となったら、ラストシーンで主人公が死んだっぽいとなって、これってどういうこと!?、となりました。
エピローグでいろんな人に話しかけている中で、会う人会う人に「顔色が悪い」と言われたので、もしかして死ぬのか?、という予測があったと言えばあったのですが。
これに関しても調べてみたら、ゲーム内で明示されてはいないけど、死亡確定とのこと。
本来ならラスボスと戦った1月31日で死んでいるはずだったけど、戦いが終わったら卒業式後の屋上で再会しよう、という約束のために気力で1ヶ月以上生き続けたということらしく。

これに関しては……個人的に、ちょっとないなぁ、と思ってしまいました。
80時間以上プレイして、ハッピーエンドになったのに、それから先の希望ある未来が見えなくなってしまったように感じてしまいました。

ペルソナ3がそこまで評判がよくない的な話はチラっと見たことがあったのですが、エンディングのラストシーンに到達するまで、そう感じる人がいるかもしれないけど、個人的には結構いいゲームだったなぁ……とスタッフロールを見ながら思っていたのに。

そこがものすごく残念でした。

なお、仲間同士の関係がかなりギスギスしている、というリメイク前の評判はチラッと聞いたことがあったのですが、リメイク版ではギスギスしていると感じたことはありませんでした。
1人で悩んで自己解決してまた悩んで暴走する順平にイラっとしたことはありましたが、仲間同士で過去にいろいろあったけど、何やかんやで絆が生まれたな、と感じました。
その辺りの調整は上手かったと思います。
posted by minerva at 17:53| Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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