2025年01月13日

ガンガン・2月号感想

本日はガンガンの感想を書きました。

では、さっそく総評です。
面白かったのは、黄泉のツガイ、無能なナナ、おじさまと猫、など。
全体的に面白く読めたかな、という感じでした。

来月で「千万社異世界通商部」が最終回、とのこと。
前作「ロクショウ!」のときは打ち切りでも何とか話をまとめるところまで持って行きましたが、今作に関してはちょっと無理そうな感じがしています。
最終回でいきなり父親を出してくるとかなさそうですし、中ボスを倒して、俺たちの戦いはこれからだENDになるのかな、と。
さすがに2作品連続で打ち切りだと、次回作はもう帰ってはこないのかな、という気がします。

「オウルナイト」は来月から2ヶ月休載するとのことで、そこまで大きく告知がなかったというのもあり、作者のXを見てみたら詳細が出ていました。
とりあえず、今まで休んでこなかったのに加え、原因不明の腰痛があってちゃんと検査したいから休む、とのことで、何事もなければ普通に復帰するし、何かあれば減ページになるとか最悪連載を畳むとかまではあり得るけど、まずは休んでみてから、ということらしいです。
最近は週刊誌でも定期的に休みを入れる作品とかありますし、月刊誌でもコミックス作業があるときは休むとかもあって、漫画家さんもちゃんと休もうっていう流れがありますから、そういう感じの休みなのだろうな、と。一昔前は休むっていうのも許されない感じがありましたし、その流れで自然消滅してしまった作品とかたくさんありましたから、ちゃんと休むと宣言して休むのは、それはそれでいいことなのでは、と思っています。

「戦隊レッド異世界で冒険者になる」のアニメ1話を見ました。
正直なところ、通常のアニメ部分は動きが少なめで出来具合としてはあまりよろしくないな、と思ったのですが、特撮関連部分は無茶苦茶気合入っているな、と感じました。
巨大ロボの合体とか戦闘シーンとかCGが結構作り込まれているように見えましたし、主題歌もいい感じに特撮っぽかったですし。
全方向に中途半端な出来になるより、こういう感じで一部に特化させる方が結果的に質が良くなる場合が多々あるので、作り方としては正解なのだと思います。
今後にも期待が持てそうです。

そんな感じで今月はアニメ放送開始月なのですが、本編的には新規が入りにくい展開になっているので、その辺りどうするのだろう……と思っていました。アニメ放送開始月の雑誌の場合、アニメ1話だけ見たという人でもわかる内容の1話完結話である場合が多いのですが、この作品にはそういう話を差し込む隙間はないなぁ、と。
そうしたら、レッド転生前の戦隊結成時の話が番外編として掲載されていて、なるほどそういう角度から来たか、とちょっと感心しました。なんやかんやで転生前のエピソードってそこまで多く語られていなかったのも、むしろここではよかったのかな、と。
結構なページ数だったので、スケジュールはきつかったとは思いますが、この話が掲載されていたのはよかったと感じました。

では、ここから全作品感想です。
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posted by minerva at 13:31| Comment(0) | スクエニ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月07日

秋アニメ・ドラマ 総評

今期はアニメもドラマも割とたくさん見たように思います。

アニメ

妖怪学校の先生はじめました
コミックスは買っていないものの、Gファンタジー本誌で読んでいるので見てみることにしました。
基本的には原作準拠で、オープニングはこの作品らしい感じがよく出ているな、と感じました。
ただ、全体的にやっていることは決して間違ってはいない、間違ってはいないのだけど……普通だなぁ、という印象でした。
ギャグマンガはアニメでたまに化けたりするのですが、この作品はそうではないようです。
2クール目で化けてくれればな、と思います。

ハイガクラ
原作コミックスを持っているので見てみることにしたのですが……7話までしか放送されておらず、8話以降の放送は未定となってしまったので、まだ何とも言えない状態です。
7話までの段階だと、声優さんたちは問題ないのだけど、絵があまり動かない上にちょっと崩れてる?みたいなところもちょいちょいあったりして、見ていて何となく不安になる感じはありました。
エピソードも結構端折っていて、よく言えば原作のいいところをピックアップしている……という感じなのですが、原作ではゆっくりじっくり語っていくところをアニメでサクサクやってしまうので、これは原作の良さを潰しているかも、と感じました。
描き方としては小説が原作になっているアニメに近しいかな、と。
とりあえず、放送再開を待っています。

アオノハコ
コミックスは持っていないけどジャンプ本誌で読んでいる作品だったので見てみました。
無難に原作準拠の作品、という感じで、一定の面白さはあるけど爆発力はないかなぁ、という印象です。
バドミントンとかバスケとかの描写が普通というのもあります。
2クール目も一応見てみる予定です。

ダンダダン
コミックスも持っていないし原作も読んだことはないけど、タイトルは聞いたことがあるから見てみよう、と思って見てみました。
テレビアニメの主人公とヒロインはわりと新人に近い声優さんが担当することが多いのに、主人公を花江夏樹さんが演じるなら何かあるのだろう、と思っていたというのもあります。(「サマータイムレンダ」がよかったのが大きいです)。
結果、大当たりでした。
全編通して作画にものすごく力が入っていて、毎話引き込まれることが多かったです。
主人公は確かに演技力のある人でないと無理だな、という役回りでしたし、アクロバティックさらさらのエピソードとか印象に残る者も多くてよかったです。

チ。-地球の運動について-
この作品は漫画賞を受賞したことがある上に、NHKでの放送ということは相当力が入っているに違いない、ということで見てみました。
天動説が信じられている世界で地動説を研究することが拷問や死刑につながるような中世が舞台ということもあって、全編とにかく画面が暗くて見難いのがきつかったです。部屋を映画館レベルで暗くしないと何も見えない、みたいなのばっかりでした。
ただ、天文学を扱う話なのだから必然的に夜の話が多くなりますし、そこまで照明が発達しているわけではないので暗いのは当たり前だから忠実に世界観を再現していると言えばその通りなわけで。
でも、もう少し見やすくしてほしかったな、と思ってしまいました。
話自体は凄く楽しんで見られています。

トリリオンゲーム
原作を読んでいてドラマ版にそこそこ不満があったので、アニメなら原作準拠でやってくれるだろう、という期待を持って見始めました。
結果として、ドラマよりもずっと納得できる出来具合になっていました。
アニメ版は原作準拠で、各エピソードで端折っている部分もなく、楽しく見られています。
さすがに陽とキャバ嬢のワンナイトシーンはある程度表現が抑えられていましたが。
原作の絵は結構癖があるのですが、そのテイストがそのままアニメになっているのもすごいな、と感じました。

来世は他人がいい
今期のアニメで1番楽しみにしていた作品でした。
原作の絵にかなり癖があるので、アニメになって大丈夫かな……と思っていたのですが、その辺りのテイストは原作通りな感じでよかったです。
霧島の声を石田彰さんが担当していて、霧島の狂った感じとかいい感じに表現されていたのもよかったです。
ただ、全体的にあまり絵が動かないな……という印象で、会話劇が主体とはいえ、その辺りはちょっと残念でした。
エンディングの社交ダンスとかいい感じなのですが。
話は丁寧に描かれていただけに、アニメとしてはちょっと微妙だったかも、と思ってしまいました。

らんま1/2
原作は全て読んでいて、前作のアニメも割と見ていたので、リメイクされるなら、と見てみました。
内容としてはかなりキッチリ原作を再現していて、前作のアニメがかなりアレンジされていたというのもあり、よっぽどこっちの方がいいな、と感じました。
それでいて声優さんたちは可能な限り前作アニメと同キャストを揃えてきている上に、ゲストキャラも何気に豪華だったりして、かなり面白く見られています。
あかねの髪の長さに合わせてエンディングが変わるところとかもよかったです。

カミエラビ
1期がかなり中途半端なところで終わっていて、2期があるのかどうか、むしろ続編はゲームになるんじゃないかとか心配していた中での放送だったので、最後を見届けるために見てみました。
最終話直前の20~23話くらいの謎解きのところは、原案のヨコオタロウさんの雰囲気が結構強めでかなり楽しく見られました。
ただ、最後のまとめ方と、1番面白い謎解きに辿り着くまでが長かったというのがあって、トータルして24話見るのはちょっときつかったかも、と思ってしまいました。

鴨乃橋ロンの禁断推理
1期目がかなり続編を匂わす形で終わっていたというのもあり、見るだけ見てみようと思って見てみました。
それぞれの殺人事件を解決するまでの話はわりと好きなのですが、話の本筋であるM家との対決部分があまり面白いと思えず、2期は割とそれにスポットが当たっていたというのもあり、あまり楽しくは見られませんでした。
全体的に悪くはないのですが……

百姓貴族
1期はDVDを買うくらい好きだったので、2期も見てみることにしました。
より面白いエピソードは1期で使われてしまっているので、ちょっと勢いは落ちている感じもありはするのですが、2期は2期で結構楽しく見られました。
何でもないキャラの声を子安武人さんが演じていたりするのもよかったです。

BLEACH 千年血戦篇-相剋譚-
千年血戦篇の3期目で、霊王絡みの話がメインのところでした。
クインシーたちとの攻防戦はやっぱり面白いですし、グリムジョーが出てくるところとか、浮竹隊長の話とか、いろいろ見所があってよかったです。
4期も決まっているとのことで、楽しみにしています。

放課後少年花子くん
アニメ2期を前にスピンオフ作品の5~8話が放送される、ということで見てみました。
何も考えずに気楽に見られる感じは4話までと同様でよかったです。
エンディングが4までと同じだったので、そこは作り替えないのか、と思ったりもしました。

齢5000年の草食ドラゴン、いわれなき邪竜認定 Season2
まさか2期があるとは思っていなかったので見てみることにしました。
一応コミカライズされているところのエピソードだったので、話は既に知っているというのもあり、どうアニメに落とし込まれているのかという観点から見ていました。
結果として、1期よりはよくなっているとは思うけど……全体的には粗いかなぁ、という印象でした。
下手にエピソードを端折っているとかはなかったですが、可もなく不可もなくな感じでした。

るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱
今期から京都編がスタート。
かなりキッチリ原作を再現していて、十本刀とかの新キャラの声優さんたちもほぼイメージ通りでいい感じです。
原作にない、逆刃刀を初めて振るったときのエピソードが入っていたりしたのもよかったです。
京都編完結まで期待して良さそうです。

ドラマ

嘘解きレトリック
昭和初期を舞台に、人の嘘を見抜くことのできる少女と探偵の青年が様々な事件を解決していく、という話。
昭和初期という舞台背景を上手く使った話が多く、殺人事件みたいな重い話もあれば、弁当の注文間違いの謎みたいな軽いものもあって、結構楽しく見られました。
続編を意識しているのか、最終エピソードが結構軽めで終わった感じがなかったのが少し残念でした。

モンスター
風変わりな女性弁護士が様々な裁判で勝っていく話。
主人公を演じている趣里さんのキャラがかなりいい感じで、最後まで楽しめました。
ただ、エピソードの出来具合に結構落差があって、自殺教唆の話、精子提供の話、歌詞盗作の話などはよかったのですが、体罰の話、超高級医療の話はいまひとつだったかなぁ、という印象でした。

オクラ〜迷宮入り事件捜査〜
警視庁の中で迷宮入りになっている事件を専門で調べる部署の話。
1話の出来は結構よくて、迷宮入りの事件が今になって解決したのは証拠を捏造しているから、というのがわかったときは、この作品は結構いけるかも、と期待が持てました。
ただ、その後オクラ部署の人たちに関する迷宮入り事件が捏造証拠のおかげで次々に解決していっても、オクラ部署の人たちが無邪気に喜ぶところとか、さすがに何か疑わないのかなぁ、と思うことが増えていきました。
少しずつ謎の解答を小出しにしていっていたので、そこそこ引きはあったのですが……最終的にはいまひとつだったなぁ、と。
反町隆史さんと杉野遥亮さんのダブル主演だったのですが、杉野遥亮さんが他のドラマと似たような性格だったりするところもちょっと気になりました。

全領域異常解決室
日本で起こる様々な異常現象が関わった事件を解決する組織の話。
序盤は、異常現象が関わっているように見えているけど科学でも説明できるよ、という感じの話だったので、ゲームの「東京サイコデミック」みたいだな、と思っていました。
それが中盤で登場人物が様々な能力を持っている神様だということがわかって、話が全く別方向に行き始めることになるのですが、むしろここからの方が面白くなりました。
最終的にはいろいろ続編を匂わせる形で終わってしまったのですが、最後の謎解きのところはかなり引きつけられました。
続編があるなら見たいと思いました。

3000万
元ミュージシャンで夢見がちな夫、家のローン、息子の習い事などお金に苦労している主婦が、ひょんなことから3000万円を手に入れてしまい、近隣で発生した闇バイト絡みの強盗事件に巻き込まれることになる話。
全編通して非常に脚本の出来がいいな、と感じた作品で、間違いなく今期1番の作品でした。
ちょっとした伏線とそれを回収していく感じとか、小さな綻びからどんどん傷が広がっていく感じとか、いろいろ引きつけられました。
主人公はテレアポの職場でパワハラを受けて最終的に退職することになるのですが、その後闇バイトのかけ子をやらされたときに、労ってくれたりデザートを差し入れてくれたり成果が出たらお祝いしてくれたり、やっていることは犯罪だけど職場がやたらにホワイトだったりする対比がすごいな、と思ったりもしました。
最終的な結末は視聴者に委ねられる形となっていましたが、もの凄くいい作品を見た、と感じました。

海に眠るダイヤモンド
野木亜希子さんの脚本のドラマなら見るしかない、と思って見ることにしました。
2018年と1950年代の軍艦島での話が同時並行で進み、最終的に現代と何がつながっていたのかがわかる作りの話となっていました。
軍艦島の描写は、当時のことをよく調べたのだろうなぁ、と感心しきりの内容で、当時の生活を知ることができてよかったです。
ただ、現代の話はホストの話とか会社の相続問題とかそこまで惹かれる要素がなかったです。
しかしながら、最終話ですべての謎解きが終わったときやタイトルの本当の意味が分かったとき、あり得たかもしれない軍艦島の出来事が描かれたときは思わず泣いてしまいました。
最終話で一気に持って行かれた感じがしました。

ザ・トラベルナース
1期を見ていないものの、1話完結系ドラマで面白そうだと思ったので、見てみることにしました。
1つの病院に留まることなく、旅をするようにその能力だけで様々な病院を渡り歩くナースの話。
ナースが主人公のドラマはいくつか見たことがありますが、この作品はそれらの作品と比較するとかなり高いレベルでナースが力を持っているように描かれていて、さすがに医者がないがしろにされ過ぎでは?、と思ってしまいました。
これはこれで面白いのですが……ちょっと合わない感じがしてしまいました。
ナース同士の掛け合いは結構楽しく見られたのですが。

オクトー ~感情捜査官 心野朱梨~Season2
人の感情を色として見ることのできる警察官の話の続編。
犯した罪の内容と感情の色が一致しない謎を解いていく形は前作と同様で、それにプラスして前作の最後で目を覚ました主人公の姉に絡む事件を追っていく形となっていました。
話としては、単発で発生する罪の内容と感情が一致しない事件の謎を追っていくところは楽しいのですが、主人公の姉絡みの事件にはあまり入り込めず、ちょっと面白さが分散してしまったかな、と感じました。

光る君へ
最終話まで完走しました。
紫式部に関してわかっていることが少ないだけに、源氏物語の再現シーンが入るのではないか、と事前に言われていたのですが、結果的に再現シーンはなく、源氏物語の内容への言及もほぼなかったです。
源氏物語の謎として、中途半端な場所で終わっている、源氏の死に関してはタイトルの「雲隠」しかない、という代表的なものから、どうして源氏はこのときこういう行動をしたのか、ということに関してほぼ紫式部の口で語らせない形となっていて、その辺りは徹底しているな、と感じました。唯一、最終話で源氏の死を描かなかったことについての話はありましたが。
紫式部と藤原道長が恋人同士だった、ということを軸に話は進んでいて、藤原道長も彰子が皇子を産むまではそこまで権力に執着していないという感じで、その辺りは意外でした。
紫式部と娘の賢子があまり仲が良くなかったとか、賢子が実は道長との子だったとか、それはどうなんだろうなぁ……という設定もありましたが、それ以外は概ね楽しく見られました。
posted by minerva at 12:44| Comment(0) | アニメ・ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月04日

METAPHOR:REFANTAZIO(メタファーリファンタジオ)・クリア

ペルソナシリーズの3~5の制作スタッフが作る新規RPGならまず間違いなく面白いだろう、と思って発売日に買ってすぐにプレイし始めました。

クリア時間はおおよそ90時間、トロフィーはそこそこ意識してはいたものの取得率50%程度でした。全てを回収するつもりなら2周目は必須という作りだったのですが、2周目の追加要素が強ボスくらいだったので、2周目はプレイしなくてもいいかな、となりました。

前述の通り、ペルソナシリーズの制作スタッフが作っているというのがわかった上でプレイしたわけですが、思いの外ペルソナっぽくて、むしろそこにビックリしました。
異世界でペルソナをやろうっていう感じで、全体の95%はペルソナだったかな、と感じました。

どの辺りが共通しているのかというと、

・カレンダーがあってメインクエストに関して期限がある
・コミュ(支援者)がある
・人間力(王の資質)がある
・ペルソナ的な能力(アーキタイプ)があって、魔法などはアーキタイプ依存
・戦闘中に仲間だけど非戦闘員の支援キャラ(ガリカ)がアドバイスしてくれる
・魔法や攻撃の属性、弱点や耐性、状態異常がペルソナと同じ
・魔法名がペルソナと共通しているものが多い(タルカジャとか)

と、こんな感じ。
でも、似ているからと言ってそれが悪いわけではなく、アーキタイプを育てるのとか普通に楽しかったですし、各キャラ向きのアーキタイプがあるとはいえ育て方は結構自由だったりして、システム自体はいいと感じました。
仲間との合体技であるジンテーゼとか、4つまで他のアーキタイプの技を使えるとか、新しいシステムもあったりしましたし。

戦闘は基本的にはペルソナシリーズっぽい感じだったのですが、ターン制ではあるものの行動回数が変動する作りで、弱点を突けば攻撃回数が増え、回避・反射・無効化できれば相手の攻撃回数が減るということで、弱点を突くこと・回避などをすることの意味が格段に上がっていたのはよかったです。

難易度はノーマルで通したのですが、最初から最後までMPは枯渇しがちでした。(この辺りもペルソナと似ていました)
戦闘システムとして先制が取れるのと取れないのとで大きな差があり、先制が取れると敵全体のHPが1/3くらい減った状態で戦闘がスタートし、更にノーダメージキルが出来ると経験値やお金が多めに入るので、サクッと敵を倒すためにMPを使って全体攻撃やダメージ大きめの技を使うことが多かったです。
なお、敵に先制を取られてしまうと、雑魚敵でもいきなり全滅レベルのダメージを受けるとかもありました。先制を取ることの意味はものすごく大きかったです。

それで、MP回復アイテムが貴重であまり手に入らないこと(店売りもあるが個数制限あり)、MPを回復するには一旦ダンジョンから出て日数経過させる必要があるというのはペルソナシリーズのときと同様で、長いダンジョンだと攻略に4日かかるとかもありました。
クエストで訪れるダンジョンは1日でクリアできるくらいに調整されていたのですが、ストーリー上訪れるダンジョンは結構長かった印象でした。
ボス戦は初見だと戦い方がわからなくて負けるとかもあったのですが、考えてやり直せば割とどうにかなることも多かったですし、ボタン1つで戦闘をスタート時に戻せる機能もあったりして、その辺りを上手く使えばどうにかなった感じでした。

不満があるとすれば、1つだけ、自由行動できる期間が全体的に短いこと。
最終決戦前は結構長期間自由行動が出来るのですが、1番最初に自由行動できるようになるまでが結構長くて、そこまでの道のりはがんじがらめの一本道でしたし、自由行動ができるようになっても、前述のようにダンジョンで3日くらい消費し、クエストをこなすとそれ以外のことができる機会って結構少なかったです。
それでも、そこまで意識しなくても王の資質とか支援者をMAXまで上げられましたから、その辺りの調整はされていたのだと思います。
ペルソナだと人間力とコミュをMAXにすることって意外と難しかったりするのですが、この作品はMAXにした上でやるべきことがあるので(ロイヤルのアーキタイプを育てる)、それなりに簡単にできるようになっていたのだと。

ロードがちょっと長め&多めというのはありましたが、そこまで気にはならなかったです。
音楽は相変わらず素晴らしく、フィールドボーカル曲いいよね、と今作でも思いました。

ストーリーに関しては、悪くはないけどそこまで感動することもなかったかなぁ、という感じでした。
「テイルズオブアライズ」「ユニコーンオーバーロード」をクリアしたときの感覚に近くて、いろいろ捻られているところはあるし、謎解きも割と良かったけど、心に刺さるかと言われるとそうでもないかな、と。

詳細は、ネタバレありで書きます。
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posted by minerva at 13:07| Comment(0) | ゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月02日

ブログ移行しました

Seesaaブログに移行完了しました。

当初の予定では、

Seesaaブログに記事を移行→SSブログで移転告知→記事リダイレクト開始

だったのですが、移行作業を開始するとSSブログで記事を書いても反映されなくなるということを移行作業中に知り、とりあえず移行だけは終わったのですが、この告知が元々の読者の方々にちゃんと見てもらえているのかがわかりません。

SSブログのリダイレクトで辿り着いて、そこからブックマークの変更をしてもらえれば、と思います。
so-netとはもう何の関係もないブログサービスに移行するので、ブログタイトルは「徒然日記」だけだと、元々「MINERVAのお部屋」というホームページの日記部分だったというのが消えてしまうのがちょっと寂しいというのがあって、徒然日記(MINERVAのお部屋)にしました。
アーカイブの方も移行してあります。

徒然日記(MINERVAのお部屋)
https://minerva-room.seesaa.net/

MINERVAのお部屋・アーカイブ
https://minerva-archive.seesaa.net/

また、アクセス数が移行できないというのは予想通りだったので、移行前にランキング作っておいてよかったな、と改めて思いました。
posted by minerva at 14:01| Comment(0) | スクエニ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月29日

ゼロサム・2月号感想

本日はゼロサムの感想を書きました。

では、さっそく総評です。
面白かったのは、神作家・紫式部のありえない日々、ボクラノキセキ、狼刑事と目覚めの賢者、など。
今月は雑誌が薄めで、掲載ページ少なめの作品が多く、ちょっと残念でした。

今月での最終回作品1作目「悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民のために尽くします。~To The Savior~」。
話としてはヴァル編がキッチリ終わる形だったので特に問題はなかったのですが、続編があるのか、掲載誌はどうなるのか、というのがむしろ気になっていました。
結果としては、続編はあるが掲載誌は未定、でした。
本誌掲載になるならそう告知されると思うので、そうでないということは、オンラインに戻るというのが1番考えられるルートかな、と思います。
まぁ、そもそもアニメが決まってオンラインから無理矢理引っ張ってきた作品でしたから、本誌読者にはあまり馴染めなかった感じでしたし、それでもアニメ化までしているのだからコミックスもそれなりに売れているはずなのでここで打ち切りにするには惜しい、ということなのだと思います。
アニメがほぼ話題にならなかったのもあるかもしれません。

最終回作品2作目「死神様とお嫁様」。
それなりに上手くまとめてハッピーエンドになるのだろうなぁ……と思っていたのですが、ハッピーエンドではあるもののちょっと無理矢理だったなぁ、と思ってしまいました。
一旦死神との別れを選んだのはよかったのですが、現世に戻ったら華代と友人になっていて、最終的には謎のお守りの力で死神と再会するところで終わり、と。
いろいろ謎をぶん投げたままで都合よく終わってしまったな、と思ってしまいました。
最近は、打ち切りでもそれなりに話をまとめてくるパターンを多く見ていたのですが、これはちょっとダメだったかなぁ、と。
絵は上手いので、次回作があるなら原作が付くような気がします。

今月からの新連載「繰り巫女あやかし夜噺」。
「薬屋のひとりごと」の原作者の作品をコミカライズしたものということで、あかさらまに「薬屋のひとりごと」の二匹目のドジョウ狙いな感じになっています。ただ、原作は2巻しかないようなので、どんなに長く続いても10巻にはならないだろうな、という感じでしょうか。
機織りを家業とする大学の非常勤講師の女性が主人公ではあるのですが、呪いとかそういう方面の話のようです。ファンタジー要素があるのかどうかはいまのところわからないので、話がどの方向に行くかによって評価も変わる気がします。
しばらくは様子見です。

では、ここから全作品感想です。続きを読む
posted by minerva at 16:07| Comment(0) | スクエニ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする